「新潟はおいしいお米も野菜も魚もある」「和歌山のかんきつ類はすばらしい」。遊説先で、当地の特産物を持ち上げ、安倍晋三首相は「地方創生」をアピールする。 【消滅の恐れがある896自治体】 2040年、896の市区町村に消滅の恐れ−−。今年5月、一つのリポートが日本中に衝撃を与えた。発表したのは、増田寛也元総務相ら民間有識者でつくる日本創成会議。40年に全国の約半数の市区町村で出産の中心世代である20〜39歳の女性が10年の半分以下になり、その結果、自治体が消滅する可能性があるとの内容だった。 来年の統一地方選を控え、アベノミクスの恩恵が薄い地方向けの政策を探していた自民党が「地方創生」を打ち出したのは、このリポートが契機だった。第2次安倍改造内閣(9月)では地方創生担当相を新設。衆院解散当日の11月21日には「まち・ひと・しごと創生法」など地方創生関連2法を駆け込みで成立させた。来年度か
![Yahoo!ニュース - <衆院選>「自治体消滅」危機 存続へ「人とカネ奪い合い」 (毎日新聞)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4cdd642639e2e3c6dbc0b917d6f500942e6c8c27/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggu2AgGcVzEsH3DsGHkMC_yA---x196-y200-q90%2Famd%2F20141209-00000017-mai-000-4-view.jpg)