ブックマーク / sorae.info (5)

  • スターリンク(Starlink)とは? 天体観測に対して悪影響はあるの?

    スターリンク(Starlink)とは、アメリカの民間宇宙企業「スペースX(SpaceX:Space Exploration Technologies Corp.)」が提供する衛星インターネットサービスです。 世界中の遠隔地に低遅延かつ高速のブロードバンドインターネットを提供しています。2022年末現在、45カ国の地域・国でサービスを展開しています。 日では、2022年10月にサービスを開始しており、個人でも初期費用(導入に必要なハードウェアなど)と月額を支払うことでスターリンクを利用することが可能です。また、KDDIは一部地域でau通信網のバックホール回線としてスターリンクを使用する基地局の運用を2022年12月1日に発表するなど、衛星インターネットサービスがより身近になりました。

    スターリンク(Starlink)とは? 天体観測に対して悪影響はあるの?
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2023/02/26
    【一度に50機以上が軌道に投入されるスターリンク衛星の場合、打ち上げ直後の衛星群が連なって飛行し、天体の手前を横切って多数の光跡を残すことがあります。】
  • 摂氏1700度以上! 超高温に加熱された海王星サイズの系外惑星を発見

    ▲公転周期およそ19時間の系外惑星「LTT 9779 b」(中央手前)を描いた想像図(Credit: Ricardo Ramirez, University of Chile)チリ大学のJames Jenkins氏らの研究グループは、南天の「ちょうこくしつ座」の方向およそ260光年先にある太陽系外惑星「LTT 9779 b」を発見したとする研究成果を発表しました。 LTT 9779 bは太陽よりも一回り小さな恒星「LTT 9779」のすぐ近く(軌道長半径は約0.017天文単位)をわずか19時間ほどの周期で公転していて、表面温度は摂氏1700度を上回っていると予測されています。発表では「極高温の海王星」や「ultrahot Neptune」(ウルトラホットネプチューン)などと表現されており、超高温に加熱された海王星サイズの系外惑星の大気の性質を調べる上で格好の観測対象になると考えられています

    摂氏1700度以上! 超高温に加熱された海王星サイズの系外惑星を発見
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2022/11/24
    短周期軌道の太陽系外惑星は、高温により大気が失われやすく、大気を繋ぎ止められる大質量木星型惑星もしくは地球型岩石惑星がほとんどで、海王星型惑星はほとんどない。この現象を「海王星砂漠」という。
  • 2つの恒星を公転する「周連星惑星」視線速度法による地上からの観測で初めて検出成功

    【▲ 連星「ケプラー16」の手前を横切る系外惑星「ケプラー16b」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt)】バーミンガム大学のAmaury Triaud教授を筆頭とする研究グループは、地上の望遠鏡による「視線速度法」(後述)と呼ばれる観測手法を用いることで、連星を公転するタイプの太陽系外惑星である「周連星惑星」を検出することに成功したとする研究成果を発表しました。 周連星惑星(circumbinary planet)は連星を成す2つの恒星をどちらも公転している系外惑星のことで、映画「スター・ウォーズ」シリーズの舞台のひとつである双子の太陽を持つ惑星「タトゥイーン」によく例えられます。研究グループによると、周連星惑星を視線速度法で検出したのは今回が初めてのことだといいます。 ■既知の周連星惑星「ケプラー16b」を視線速度法で初検出【▲ 連星を成す恒星「ケプ

    2つの恒星を公転する「周連星惑星」視線速度法による地上からの観測で初めて検出成功
  • 宇宙の膨張率「ハッブル定数」は時代と共に変化?物理法則の見直しが迫られる可能性も

    【▲ 今回の研究を示したイメージ。異なる時代に起きたIa型超新星の観測データをもとに、ハッブル定数の値が一定の傾向で変化している可能性が示された(Credit: 国立天文台)】国立天文台のMaria Dainotti氏らの研究グループは、宇宙の膨張の歴史をより詳細に描き出すこで、宇宙の膨張率を示す「ハッブル定数」が時代とともに変化している可能性を示した研究成果を発表しました。国立天文台は今回の成果を受けて、宇宙を支配する物理法則の見直しが必要になる可能性があると言及しています。 およそ138億年前のビッグバンによって誕生したとされるこの宇宙は、現在まで膨張を続けているとみられています。その膨張率を示すハッブル定数は、宇宙の物理法則を論ずる上で重要な数値の一つとなっています。 ハッブル定数を求める方法は幾つか提唱されていますが、主に「Ia型超新星(来の明るさがほぼ一定)やケフェイド変光星(

    宇宙の膨張率「ハッブル定数」は時代と共に変化?物理法則の見直しが迫られる可能性も
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2022/11/03
    ハッブル定数算出法。Ia型超新星までの距離から算出した場合と宇宙マイクロ波背景放射から算出した場合、両者に9%ほどの差が認められる。
  • これは果たして銀河なのか… 暗黒物質が存在しない超淡銀河の2例目が見つかる

    この宇宙の銀河には、人の目や電波・X線などで観測できる天体の他に、重力でしかその存在を検出できない暗黒物質(ダークマター)も集まっていることが知られています。暗黒物質は銀河の質量の大半を占めるほど重要な存在なのですが、この暗黒物質が見当たらない銀河も見つかっています。 ■淡すぎて別の銀河が透けて見える「銀河」超淡銀河「NGC 1052-DF2」。ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」によって撮影(Credit: NASA, ESA, and P. van Dokkum (Yale University))画像は、かみのけ座の方向にある銀河「NGC 1052-DF2」(以下「DF2」)の姿。中央付近にある星の集まりがDF2です。銀河にしてはあまりにも淡いため、向こう側にある別の銀河がDF2を通して透けて見えているのがわかります。 暗黒物質が存在しないとされているのは画像のDF2

    これは果たして銀河なのか… 暗黒物質が存在しない超淡銀河の2例目が見つかる
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2019/10/25
    【星の数が天の川銀河の100分の1から1000分の1と少ないにもかかわらず、サイズが差し渡し1万光年ほどにまで大きく広がっているため、他の銀河と比べて輝度が乏しく、全体的に淡く見えるのが特徴です。】
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