PK戦で東福岡16人目のシュートを止める九州国際大付のGK栗原佳太選手=7日午後2時38分、福岡市博多区のレベルファイブスタ 7日に福岡市であった第89回全国高校サッカー選手権福岡大会の決勝は、勝敗を決めるPK戦で両チームの11人が2回ずつ、延べ44人がける異例の展開となった。福岡県高校体育連盟は「44人がけるPK戦など聞いたことがない」と驚く。最後は九州国際大付が東福岡を下して優勝した。 レベルファイブスタジアムで行われた試合は80分間無得点で延長戦へ。その前半に九州国際大付が先制したが、東福岡もすかさず1点を取り返し、PK戦にもつれこんだ。 PK戦では東福岡が先にけり、九州国際大が後から続いた。両チームとも最初の5人を含む11人全員が1本も外さず1巡目が終了。2巡目に入って26人目の選手がけり終えると、足元の芝が荒れてきたため審判がサイドを変えた。 東福岡の16番目、MF佐々木