旧厚生事務次官を経て、歴代内閣で官僚トップの官房副長官(事務)を長年務めた古川貞二郎氏が19日の参院行政監視委員会に参考人として出席し、民主党政権について、「(政治家と官僚の間で政府内の)情報と対処方針の共有が十分でないのは問題だ」と苦言を呈した。 古川氏は「官僚主導」の象徴として民主党政権が廃止した次官会議について、「情報、対処方針の共有システムで、最も有効な政治主導の手段だ。復活させる必要がある」と述べた。野田内閣では次官会議に代わり、官房長官が原則出席する「各府省連絡会議」を週1回開催しているが、古川氏は、「週2回がいい」と指摘した。 古川氏は、村山内閣から小泉内閣まで5代の内閣で8年7か月にわたり官房副長官を務めた。
金融機関の現金自動受払機(ATM)に同僚の女性を中傷する文字を書いた紙幣を入金したとして、静岡県警天竜署は19日、会社員、伊藤祐典容疑者(29)=同県磐田市惣兵衛下新田=を名誉毀損(きそん)容疑で逮捕した。 逮捕容疑は1月27日、20代の同僚女性社員2人の名前とわいせつな文言を1000円札十数枚にフェルトペンで書き込み、浜松市浜北区の金融機関のATMに入金。ATMから出金した人がこの中傷文を見るように仕向け、2人の名誉を毀損したとしている。 同署によると、伊藤容疑者は容疑を認めているという。浜松市浜北区と天竜区のATMから、この女性2人を中傷する内容が書かれた1000円札が約250枚見つかっており、伊藤容疑者に引き続き事情を聴いている。 天竜区の郵便局から昨年12月、「わいせつな書き込みのある紙幣がある」と届け出があり同署が調べていた。【平塚雄太】
北朝鮮が来月、打ち上げるとしている人工衛星のロケットの一部は、沖縄本島の南西に位置する先島諸島の上空を通過してフィリピン沖の太平洋に落下するおそれがあることが関係者への取材で分かりました。 防衛省は、先島諸島に落下物があった場合に備えて、弾道ミサイルを迎撃する能力がある部隊を展開することも含めて対応を検討しています。 北朝鮮は、キム・イルソン主席の生誕100年に合わせて「来月12日から16日までの間に人工衛星を打ち上げる」と発表し、今月17日、国際海事機関や国際民間航空機関などに通知しています。 関係者によりますと、打ち上げの時間帯は、日本時間の午前7時から正午までの間で、落下物のおそれがある区域は、韓国沖の黄海とフィリピン沖の太平洋の2か所に設定されているということです。 このうち、黄海の区域は、韓国南西部のピョンサン半島から100キロ以上沖合の南北およそ80キロ、東西およそ30キロの長
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