イー・アクセスは2012年6月6日、下り最大150Mビット/秒の伝送速度に対応した携帯型無線LANルーターの新製品「Pocket WiFi LTE(GL04P)」(中国華為技術製、写真1)を7月に発売すると発表した。ただし、下り最大150Mビット/秒の実現には20MHz幅×2の帯域が必要。イー・アクセスの保有帯域は現状、1.7GHz帯の15MHz幅×2のみ。当面は下り最大75Mビット/秒(上り最大25Mビット/秒)で使うことになる。 GL04Pの最大の特徴は、LTEの「カテゴリー4」に対応したこと。LTEは利用する周波数幅やアンテナの数で最大伝送速度が決まり、カテゴリー4では下り最大150Mビット/秒、上り最大50Mビット/秒の伝送速度を実現できる。前述したようにイー・アクセスの保有帯域は1.7GHz帯の15MHz幅×2だが、総務省が2012年中にも「周波数再編アクションプラン」に基づいて
![イー・アクセスが携帯型無線LANルーターの新製品、下り最大150Mビット/秒のLTEに対応](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)