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電子書籍の国際規格EPUB3に準拠したオーサリングソフトウエア 「GT-EpubAuthor for Fixed Layout」新発売 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、電子コミックや電子書籍などの画像データを電子書籍の国際規格であるEPUB3フォーマット*1のファイルに簡単に出力することができるオーサリングソフトウエア*2「GT-EpubAuthor for Fixed Layout」を本日より発売いたします。「GT-EpubAuthor for Fixed Layout(ジーティーイーパブオーサー フォー フィックスド レイアウト)」は、操作画面の英語表示にも対応し、海外の出版社にもお使いいただけるソフトウエアです。 電子書籍の国際規格であるEPUBは、すでに海外では標準規格となっており、日本国内でもEPUBフォーマットで制作された電子書籍データを採用する出版社・電子
先日、特定ページのみを固定レイアウトに設定したEPUB3サンプルを作成し、ブログにアップしたのですが、どうも挙動を観察した限りではkobo touchはEPUB3 Fixed Layoutに対応しておらず、コンテンツはリフローで表示されているようです。指定ページでフォントサイズを変更できてしまうことからそれがわかります。また、iPadのkoboアプリもどうやらページごとの固定レイアウト指定には対応していない様子で、全体の指定がリフローか固定レイアウトかのみを見て表示を切り替えるため、こちらも全体がリフロー表示されていました。 データをReadiumで開きますと固定レイアウトのページの周囲のみに枠が表示されるため、きちんと一部ページ固定レイアウトの指定はできているようなのですが、まだまだビューア側のEPUB3固定レイアウト対応は不十分といったところでしょうか。 ただ、このkobo tou
先日のJEPAのセミナーでもEPUB3の固定レイアウトについての話が出ていましたが、koboも発売になり、Readiumも出たことでEPUB3のリファレンス環境もほぼ整ってきた感がありますので、このあたりを参考に技術習得も兼ねてEPUB3のサンプルづくりをしてみました。 今回はEPUB3固定レイアウト(EPUB3 Fixed Layout)にチャレンジです。とは言っても私の会社で作るようなコンテンツでは、全ページを雑誌的な固定レイアウトで制作するニーズはあまり無さそうですので、今回はカバーとタイトルおよび1ページ大の画像ページ「だけ」を固定レイアウト指定してみました。以下、おおざっぱな制作フローです。EPUB制作の参考にしていただければ幸いです。なにぶんまだ手さぐりもいいところですので、各箇所に間違った記述もあるかも知れませんがご容赦ください。と言いますかむしろツッコミお願いいたします。
さる7月4日に東京ビックサイトで行われた国際電子出版EXPOの基調講演「人々が求める書籍/出版に私たちはどう応えていくのか」には、7月19日に電子書籍サービスkoboのスタートを控えた楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏をはじめ、講談社代表取締役社長の野間省伸氏、丸善CHIホールディングス代表取締役社長の小城武彦氏、IDPF事務局長のビル・マッコイ氏といったキーパーソンが顔を揃え、会場には出版関係者を中心に2000人以上が詰めかけた。 壇上で野間氏が「打倒アマゾン」と大きくプリントされたTシャツが掲げるという一幕もあり、名指しはされないもののKindleを念頭に、それに対するkoboへの期待が講演では語られた。Amazonと異なり、出版社側に実質的な価格決定権(エージェンシー・モデル)を認めるkoboは、国内出版業界から見てもWIN-WINな関係を築くものと映ったはずだ。「読書革命」を
前回記事ではUTR50(Unicode縦書きの文字の向き仕様)の議論を紹介しましたが、UTR50が何に使われるかというと、まずCSSの縦書き仕様(CSS3 Writing Modes)であり、それを使っているEPUB3の縦書き実装です。そこで最新のEPUB3対応リーダー(とくにkobo Touch)で縦書きの文字の向きがどうなっているか、ためしてみました。 縦書きでの文字の方向をテストするEPUB3サンプルを作りました。 EpubTextOrientation.kepub.epub: いくつかの文字について-epub-text-orientation対応をテスト UnicodeVertical2.kepub.epub: Unicode全体について縦書きの文字の向きmvoとsvoをテスト 次の画像は、サンプルEpubTextOrientation.kepub.epubをkoboで表示したもの
電子出版EXPOの初日にIDPFコンファレンスが置かれ、基調講演パネルには講談社の野間社長、楽天の三木谷CEO、丸善CHIの小城社長と並んでIDPFのビル・マッコイ事務局長が並ぶ。たしかに楽天/Koboの登場効果は大きかった。瑣末なことだが、Kindleが先でなくてよかったと思う。これが何となく安堵につながっている。超満員となった会場にも、緊張感はなかった。IDPFにとって、日本の出版界、プラットフォーム、ITサービス業界をEPUB3に向けさせたことで大成功だろう。 古都はすでに荒れて、新都はいまだ成らず 「元年」以後の2年ほどで、人々はデジタルへの根拠なき恐怖や過剰な期待を棄てることができた。野間社長も「電子は紙にオンされる」と言うことに自信を持ち始めたようだ。「紙と電子」という二分法からはまだ脱してはいないものの、まず出版(プロジェクト)から考える方向への端緒も感じられる。「同時発売」
紀伊國屋書店が電子書籍アプリ「Kinoppy」をEPUB3に正式対応させる。8月中に対応コンテンツの販売が開始される予定だ。また、今後はPDFへの対応も予定しているという。 紀伊國屋書店は、電子書籍ストア「紀伊國屋書店BookWebPlus」の取り扱い電子書籍フォーマットとして、EPUB3に正式対応すると発表した。7月下旬からコンテンツの受け入れを開始し、8月中には順次発売を開始する。 同社はすでに開発パートナーのインフォシティとともに「HyBook Systems EPUB Edition」のβ版をKinoppyのiOS版/Android版に試験的に組み込むことで、EPUB3の検証を行ってきた。今回、これを正式版にアップデートする。 正式な販売開始後は、各OS向けのKinoppyでEPUB3コンテンツが閲覧可能になる。また、近日中にPDFへの対応も予定している。 関連記事 ニコニコチャン
先週末から今週にかけて、楽天/Koboとアマゾン/Kindleの日本での立ち上げに関する情報が駆け巡った。これまでのような噂や、噂の噂ではない正規の発表なので、今夏(おそらく7月中)にどちらも発売する可能性が強い。ようやく競争らしい競争が始まり、市場は離陸していくことになろう。「電書元年」から3年も経ってしまったが、このかん様々な日本的“幕末現象”が見られた。われわれが知ったことは、デジタルとはファイル形式の問題ではなく、ネット上の情報の流通に関するものであるということだ。(図は波濤を越える咸臨丸) 楽天の三木谷CEOは朝日新聞で、Koboを1万円程度で販売すると述べている(7月2日予約開始)。Kindleがさらに安い値札を付ける可能性もあるが、まずは対抗できる価格だろう。コンテンツは年末までに約5万点を計画しているが、楽天はEPUB3を使い、アマゾンはそれをKindle Formatに変
日本電子書籍出版社協会(電書協)は、EPUBビューワ上で出版社が必要とする日本語組版の要素項目をまとめた要望表を公開した。 日本電子書籍出版社協会(電書協)は6月21日、EPUBビューワ上で出版社が必要とする日本語組版の要素項目をまとめた「EPUB3.0 日本語組版要望表」を公開した。 電書協は、大手出版社など41社が電子出版事業の拡大を図る目的で2010年2月に設立した社団法人。今回発表された要望表は、IDPF(International Digital Publishing Forum)が策定し、電子書籍フォーマットの国際標準として国内での普及も期待される「EPUB」について、日本語組版周りで足りない要素などを優先順位を付けてまとめたもの。 要望書には多岐にわたる要望が挙げられており、中でも外字の扱いや改ページ、インデントなどは喫緊の課題として多くの要望が寄せられている。仕様が策定され
角川グループホールディングス(角川GHD)ならびに角川コンテンツゲートとACCESSは6日、角川グループの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」向けに、EPUB3.0準拠の電子書籍ビューワの開発に着手したことを発表した。 この電子書籍ビューワは、ACCESSの「NetFront BookReader EPUB Edition」をベースに、独自の機能とサービスが追加されたものとなる。2012年8月を目処に、「BOOK☆WALKER」にて提供開始される予定。 独自機能の例としては、角川グループの強みであるライトノベル作品で、イラストがより大画面で楽しめる機能や、デバイス間の共有しおり機能等が予定されている。また「BOOK☆WALKER」を利用するためには、これまでスマートフォンやタブレット端末へ専用アプリをインストールする必要があったが、EPUB3.0の対応にあわせて、PCブラウザ
Forumを中心とした活動も、ほぼ3年を経過しようとしている。デジタル時代の出版ビジョンを考え、提案し、実践しようという構想で始めたのだが、そろそろ締切りがきた。ITの世界に長くいて、テクノロジーとビジネスの噛み合わせの難しさは嫌になるほど体験したが、出版がIT業界より救いがあるのは、多くの人々に創造やコミュニケーションにおける活躍の場が与えられるということ。1980年代でビジネスモデルの進化が止まった日本のITに比べ、出版は無限に近いほどの可能性を秘めた、これからの産業だ。 「電子書籍元年」から3年余り経った。いっこうに離陸もしないがブームのように終息もしないところが、出版のデジタル化の重さと深さを示している。なぜ前進しないのか。多くの人が、まだこれをスクリーンで本を読むことだと考えているからだ。とくに「活字媒体」を神聖視する人々は、頑なに別の見方を拒否している。活字の神聖視は、軽視より
Open Source Technology for EPUB 3 and the Open Web Platform Our mission is to foster the development of an open and modern collaborative playground for digital reading technologies. The Foundation maintains the Readium project and provides an open forum where developers can exchange ideas, best practices and their latest achievements in reading applications and services.
電書ちゃん ねえ、退屈だわ。 何か面白い話でもしなさいよ。 ろす おお、気の利かない使用人に命令するみたいに言ったね。 へぇへぇ、おぜう様。EPUB3の固定レイアウトの話などいかがでございましょうか。 電書ちゃん あら、先日(2012年3月13日)仕様ができた EPUB 3 Fixed-Layout Documents のことね。 EPUB 3 Fixed-Layout Documents タイミングとしては適切なんじゃないかしら。 ろす ついでに言うと、出版デジタル機構が中心となって制作をすすめるコンテンツのフォーマットポリシー案で、固定レイアウトのEPUB3が言及されているみたいなんだ。 ■フィックス型フォーマット ~中略~ ・フィックス型の結論 フィックス型フォーマットの結論としては、〈EPUB 3での作成を行う。〉 機構では電子書店や出版社の意向があれば、まずXMDFもしくはドット
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