『10倍ラクするIllustrator仕事術』の執筆に際し、杏珠さんから教わったネタをこっそりと。 たとえば、次のような地図を完成させたい場合を考えてみてください。 まずは、こんな感じで完成サイズから道路などをはみ出すように地図を描きますよね。 さくっと全部選んでクリッピングマスクを設定してもいいのですが、再編集のときに面倒くさいですし、何よりせっかく分けたレイヤーがひとつに統合されてしまいます。 そこで、ひとつ上のレイヤーにこんな感じで穴の空いたオブジェクトをかぶせたりしていました(わかりやすく緑色にしていますが、実際は紙色)。ちなみに、私は「疑似マスク」と呼んでいます。 これはこれで間違ってはいないんですが、もっとスマートなのが「レイヤーのクリッピングマスク」を使う方法。 たとえば「道路」レイヤーをマスクしたいときには、マスクしたい図形(ここでは緑色のオブジェクト)をレイヤーの最前面に
