斉藤和巳に来季育成降格通告…交渉決裂なら退団も 別メニューで練習を行うソフトバンクの斉藤和 Photo By スポニチ 2度の沢村賞男、ソフトバンクの斉藤和巳投手(32)が、来季は育成選手としての契約を球団から通達されたことが27日、分かった。08年以降、実戦登板から遠ざかっている同投手は今年2月、右肩腱板修復手術を受けて現在は2軍でリハビリ中。復帰は早くても12年シーズンとあって球団も決断を下した。球団を支えたエースが育成選手に降格するのは初のこと。本人は態度を保留しているが、今後の動向が注目される。 福岡・西戸崎室内練習場でリハビリに励む斉藤は球団の育成降格通達について「それについてはコメントする立場にありません」とだけ話した。関係者の話によると斉藤は今月上旬までに球団事務所に呼ばれた。来季について育成選手としての契約を伝えられたが、斉藤は態度を保留した。 同投手は03年にプロ野球新