はじめに 競技プログラミングで、しゃくとり法 (Two-pointer) を使いたくなることがあります。 その場で短く実装しようとすると、いろいろな操作を 1つのループ中に書きがちです。うっかりバグらせてしまうことも多いです。 そこで、先人の実装を参考に、Rust で動くしゃくとり法ライブラリを作ってみました。 Haskellでしゃくとり法を攻略する 尺取り法の最強ライブラリを作った。 - isyumi_netブログ このライブラリが実用的かどうかは分かりません。「しゃくとり法を部品に分けて考える」ことの練習になるはずです。そんな紹介記事です。 2024年エイプリルフールのネタ記事でもあります。 本記事で行うこと しゃくとり法の簡単な紹介と、複数の関数に分ける考え方を示します Rust のイテレーターで扱うライブラリを 3通り実装します 「A. 有効な区間のみ返す」Iterator トレイ
