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都市とデイリーポータルzに関するshadow-toonのブックマーク (534)

  • バスの降車ボタンマニアに聞く降車ボタンのざっくりとした進化の話

    乗客はたがいに息をひそめつつ、他の客の様子をうかがう。 赤信号で停車したバスが、アイドリングストップでエンジンを切ると車内は静寂に支配され、ウインカーの音だけが静かに響く。この交差点を右折すれば、次の停留所まで200メートルもない。 「もう、だめだ……、おれが、おれが押すしかない……」誰にも気づかれぬよう、肘掛けに設置してあるボタンをぐっと押しこむ。 「ピンポン、つぎとまります」無機質な音声がスピーカーより放たれると、車内に張りつめた空気がいっきにとける。 夜の底が白くなった。停留所にバスが停まった。 こんなふうにバスの降車ボタンを押す瞬間こそ、路線バス乗車の醍醐味だろう。 そんな、バスの降車ボタンを集めている、降車ボタンマニアがいる。 降車ボタンパネルを見せてもらう 降車ボタンマニアとして有名な、石田岳士さんのお宅にうかがった。 降車ボタンマニアの石田さん、タモリ倶楽部ほか、各メディアに

    バスの降車ボタンマニアに聞く降車ボタンのざっくりとした進化の話
  • 日本一高い看板はここ! 屋外広告を見て渋谷を歩く

    渋谷は広告でできている街だという文章を読んだことがある。屋外広告の専門家に聞くと、短期媒体では最も渋谷が激戦区なんだという。 屋外広告の世界とはなんだろうか。渋谷駅前を出発してセンター街を通り抜けた前回の最後からの続きで、今回はまた渋谷駅前に戻るまで。これで看板のこと、すべてわかった気がする。(前回の記事はこちら) 看板は一つのメディア 前回に引き続き、渋谷の看板を一緒に見てくれる専門家は屋外広告の会社である光伸プランニングの原壯さん。 ここで屋外広告の少しおさらい。看板は一つの媒体であり、各々にオーナーと広告代理店がいる。代理店がクライアントに広告を売って、広告をデザインし、原さんのような会社に印刷や施工を頼む。 屋外に広告を掲示する専門家である原さんとデイリーポータルZ林さんと3人で渋谷を歩く。 HITと見える看板、あれを見て「空いちゃってる」と原さんは言うが…​ 看板広告をまとめて売

    日本一高い看板はここ! 屋外広告を見て渋谷を歩く
  • 日本で最も看板激戦区の渋谷を専門家と歩く

    ある時から渋谷のスクランブル交差点で記念撮影をする外国の人が増えた。ここは何が特徴なんだろうか。大きな看板が多いこともその一つだろう。 専門家と街を歩くシリーズ、今回は屋外広告の専門家と街を歩いた。街に掲げられた看板にどんな秘密があるのだろうか。 今回渋谷の看板を一緒に見てくれる専門家は屋外広告の会社である光伸プランニングの原壯さん。 広告の製作会社といってもデザインはやらず、印刷も加工も現場(施工)もやる屋外に広告を掲示することの専門家である。 デイリーポータルZウェブマスター林雄司(左)さんと光伸プランニングの原壯さん(右)の3人で歩きます 渋谷駅前は屋外広告だらけ 林 :すでにこのハチ公前広場にあるもの全て今日の話の対象ですよね。 原 :全部看板ですね。 大北:これってどういう仕組みなんですか? 原 :これは媒体(※)売りなので、2週間でいくらと決まってるんです。 ※看板を掲示する場

    日本で最も看板激戦区の渋谷を専門家と歩く
  • 東京タワーを上から下までぜんぶ見る

    東京タワーみたいに縦に長いものを、縦スクロールしながらずーっと見たら楽しいんじゃないだろうか。遠くから見たいつもの姿じゃなくて、それぞれの高さにある設備の細部が分かったりしないだろうか。 風景を縦スクロールで詳しく見たい 「The Deep Sea」というサイトがある。深海のようすを縦スクロールでずーっと海底まで見せるというもので、もぐってももぐってもまだ海という感じがとても楽しい。 似たようなことを写真でやりたい。ただの風景も、ものすごい拡大して横幅を画面の幅で切ってしまえば、ずっと縦にスクロールして見られたりするんじゃないだろうか。 たとえばこういう風景。 近所の電柱だ。これを拡大して中央だけを見るとこんなふうになる。 電柱を上から下まで何枚も撮り、貼り合わせて一枚の画像にした。ようするに縦のパノラマだ。 こうやってじっくり見ると、やっぱり電柱ってかっこいい。そこについている設備たちが

    東京タワーを上から下までぜんぶ見る
  • スタバの新規オープン「1番目の客」になりたい

    東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー) 前の記事:ハンドパワー写真を撮る方法 > 個人サイト twitter スターバックスの新規オープン客一人目を狙う! 調べてみたところ、世田谷区にある千歳船橋駅前にスターバックスが新規オープンすることが分かった。 スタバになんの思い入れもないが、オシャレだし一番取ればけっこう自慢できるんじゃないか。 念のため、駅から迷って時間をロスしないようにと前日の夜に下見をしに行った。 気合を入れて前夜のうちに下見。初めての千歳船橋である。 駅から走れば1分だな。オーケー、場所は把握した。 私以外にも、店に書かれたOPENの文字に立ち止まる人がいた。 君もあれか、明日来るつもりなのか? しかし私はオープン前に、し

    スタバの新規オープン「1番目の客」になりたい
  • 俺の町の鳩よけが凶暴すぎる

    1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:ガストの山盛りポテトフライの「山」を特定したい > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 鳩よけが尖りすぎている この町の鳩よけ凶暴すぎないかな? 僕がはじめてそう思ったのは、いつも利用している駅前の駐輪場でのこと。 いかにも鳩が好きそうな街灯があるんですけど、 その鳩よけが尖りまくっているのだ。 即席のメジャーで長さをはかってみると、 針の長さは14センチ。 近所のスーパーで買った焼き鳥の串も14センチ。この町、鳩を焼き鳥にする気だ!? この駐輪場はJRの線路の高架下にあることもあって、たしかに鳩は多く、正直その糞で汚くなっていることもある。なので、絶対に鳩を寄せつけないぞという強い気持ちは頼もしいしありがたい。 ただ一方で、

    俺の町の鳩よけが凶暴すぎる
  • 10年前の池袋を歩く 第4回〜変わらない大学街とKTVと

    1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:10年前の池袋を歩く その3 〜再開発地帯を歩く > 個人サイト Note 西口の再開発も進んだ さっそく西口の駅前を見てみると、広々としたスペースにベンチなどが置いてあり、小綺麗な広場が広がっている。 この広場の10年前はどうだったか。 (2009年)ちょうど工事中であった。この広場、10年前には存在しなかったことが明らかになった さっそくのこの変わりようである。 さらに驚くのは、広場から少し歩いたところにある芸術劇場前広場である。 現在 2009年 大変な変貌ぶりである。パッと見ただけでも、すごく違うことがわかるが、もっと細かく見てみるとよりその変化が見えてくる。 例えば

    10年前の池袋を歩く 第4回〜変わらない大学街とKTVと
  • 10年前の池袋を歩く その3 〜再開発地帯を歩く

    1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:10年前の池袋を歩く その2 〜サンシャイン通りで不易流行を追う > 個人サイト Note ボウリングのピンがあった 少し歩いていて思い出したのは、かつて池袋にあったボウリング場のことだ。 この建物の中にはヤマハ音楽教室があって、私はそこに通っていた。レッスンが終わると同じ建物にあるボウリング場やゲームセンターで遊ぶのが定番コースだった。 目印は、大きく置かれたボウリングのピン。郊外のボウリング場であればこういうものが目印として置かれていることが多い。しかし、池袋のど真ん中にあると、どこかこの世のものではないオーラがただよう。 ここは今、どうなっているのだろうか。 どデカい商

    10年前の池袋を歩く その3 〜再開発地帯を歩く
  • 自転車はどこに停めても大丈夫 ベルリンのふつうのくらし・いどう編

    電車には人間用のきっぷの他に自転車用のきっぷもある ほりべ: ドイツでは自転車は電車にも乗せられることにも、来た当初は驚きました。人間用のチケットのほかに自転車用のチケットを追加で買うと、電車に自転車を乗せて移動できます。 古賀: 自転車、裸のままでですか? 日だと確か折りたたんで輪行袋というやつに入れられるやつなら乗せられるんだっけな……。 ほりべ: むきだしで大丈夫です! 例えば、週末に郊外でサイクリングをしたいと思えば、そのまま自転車を電車に乗せることもできます。ですが自転車を持ち込む人が一度に沢山乗ってくると車内はカオスです……! 古賀: えっ、電車、自転車でぱんぱんになりがち……? ほりべ: 混む時間帯はなりがちですね! 混みすぎて降りれなくなっちゃったことも実際あります。 電車には通常自転車専用車両があるのですが、いっぺんに自転車が乗って混んでくると、降りるチャンスを見計らう

    自転車はどこに停めても大丈夫 ベルリンのふつうのくらし・いどう編
  • たい焼きじゃなくて鮭焼き~北海道恵庭市・ジーンさん地元案内

    ストリートビューを見ながら地元の人しか知らないささいな話を聞くシリーズ。今回はジーンさんに北海道恵庭市を案内してもらいます。 案内してもらった動画の文字起こしです。もとの動画はこちら。 ディレクター西垣さんと林がデイリーの若手ホープ、ジーンさんの話を聞きます。 札幌と千歳のあいだで、特になにもない ジーン:住んでる場所が恵庭市という場所で、札幌の南側です 林:恵庭についてよく知らないですんですけど ジーン:すごいバカにされますね。 林:へー ジーン:札幌の高校へ通ってたんですけど 西垣:はい ジーン:恵庭から通ってる子が自虐に走るくらいバカにされてましたね 林:え、そんなに ジーン:ひとつのネタになってるみたいな 西垣:へー ジーン:周りの市町村って売りになるところがあって。札幌はもちろん都会で政令指定都市で、南側にある千歳市は空港があるじゃないですか。 林:うん ジーン:空の玄関口みたい

    たい焼きじゃなくて鮭焼き~北海道恵庭市・ジーンさん地元案内
  • 大手コーヒーチェーンの主人公は、やっぱり「ふつうのコーヒー」だった

    時代や進み、いまやなにをとってもバリエーションのゆたかな世の中になりました。しかしそのベースとなるものを軽んじて良いのでしょうか。否! デイリーポータルZは春休みを記念し、「ふつう」を再発見します。 カフェのシーズナルドリンク、最高〜!と思う。 三口目までは。 いつからだろう、甘いドリンクが飲みきれなくなったのは。半分を超えたあたりで身体が常温の水を欲しはじめ、脳裏に「胃もたれ」の文字が浮かぶ。大学生の頃はちょっと物足りないなあくらいに思っていたのに。 おいしい、おいしいけれど、満腹より先に満足がきてしまう このまま刻一刻と”大人”になる身体でもって、コーヒーチェーンと縁がないまま生きていくのだろうか。否!カフェとは来、コーヒーそのものの良さを嗜むところであるはずだ! いまこそ、「ふつうのコーヒー」を楽しむときだ。 スターバックスの「ドリップコーヒー」 よく考えたら、カフェに行けば「人に

    大手コーヒーチェーンの主人公は、やっぱり「ふつうのコーヒー」だった
  • ジャッキー・チェンが追い詰められそうな行き止まり

    行き止まりに追い詰められて絶対絶命、みたいなシーンがあると思う。しかし実際にはそういう絶望感を煽るほどの行き止まりはなかなかない。なんとか探してみたい。 (注:行き止まりは私道の場合があります。入口に私道と明記してある場合は立ち入らないようにしましょう) 映画あるある:行き止まりに追い詰められる 映画で、主人公が行き止まりに追い詰められて絶対絶命というシーンがあると思う。 追い詰められる主人公 どの映画とは言えないが、どこかで見たような気がするのだ。たとえばジャッキー・チェンの映画はどうだろう。追い詰められ、その場の小道具をうまく使って脱出する、そんなシーンがあるような気がする。 そういうシーンでは、行き止まりの奥と左右はできるだけ壁のようになっていてほしい。絶対に逃げられないという緊迫感がほしいのだ。 とはいえ、見たことあるような気がするだけで、当はそんなシーンはどの映画にもないのかも

    ジャッキー・チェンが追い詰められそうな行き止まり
  • 目に映るものはだいたい経費~税の視点で街を歩く~

    今の私は意識が高い。確定申告の季節で納税の意識が最高潮に高まっている。 街を歩けば目に映るものみな経費に見える。もしかしたら当にそうなのだろうか? 専門家と街を歩くシリーズ、前回は税理士さんとリモートで代官山駅周辺を歩いた今回はその続きである。 税理士さんと代官山~渋谷を歩く デイリーポータルZライターの井上マサキさんが税に関する(『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』)を出したので共著である税理士の高橋創さんとともに代官山駅周辺を歩いて話を聞いた。 なお東京都はまだまだ緊急事態宣言下にあるのでzoomでお散歩することになった。 画面右下の筆者がZOOMでつないで代官山駅~渋谷駅を歩く。デイリーポータルZウェブマスター林(左上)、税理士の高橋創さん(右上)、著者の井上マサキさん(左下)が各自家などからああだこうだ言う 前回の記事(『税の視点で街を歩く』デイリーポータルZ)では「経費

    目に映るものはだいたい経費~税の視点で街を歩く~
  • セブンティーンアイスの自販機はなぜスイミングスクールにあるのか?

    駅や商業施設などで見かけるセブンティーンアイス。出先で甘味を欲した時、あのでかい自販機をつい探してしまう。あれが初めて登場したのは、約35年も前になるらしい。今や全国に2万台が設置されているという。 駅や街角で毎日のように見かけているのに、そういえばセブンティーンアイスのことをよく知らない。どんな歩みを経て、ここまで勢力を伸ばしたのか? なぜボウリング場やスイミングスクールでやたら見かけるのか? あの剣みたいなかっこいい形に意味はあるのか? そんな数々の疑問について、詳しく伺う機会を得ることができた。 インタビューまとめ:榎並紀行(やじろべえ) 売る場所を変えたら即ヒット セブンティーンアイスは江崎グリコが製造するワンハンドアイス。その名の通り17歳の学生をターゲットにしているというが、おじさん世代にも大人気だという。 「中年の会社員の方にもよくお買い求めいただいているようです。お客様への

    セブンティーンアイスの自販機はなぜスイミングスクールにあるのか?
  • 公園じゃないけどぽっかり空いている場所

    街にはたまに、ぽつんと空いている場所がある。公園でもなく、一見しただけではなんだかよく分からなかったりする。その感じを共有したい。 「憩いの広場」という場所 先日、公園とも空き地とも言えない不思議な場所を見つけた。 これです 空き地っぽいのだが、よく見ると中に入れるようになっている。そして中央には机と椅子が用意されている。 空き地はたいてい立ち入り禁止になっているから、ただの空き地ではないような気がする。かといって公園だとすると殺風景だ。これはなんだろう。 「憩いの広場」・・? 答えは看板に大きく書いてあった。空き家対策事業として作った「憩いの広場」なのだそうだ。空き家と広場がどうつながるのか、というのは後にして、まずは中に入ってみよう。 入口がある 入口はこんなふうだ。車は入れないようになっているが、人はウェルカムのようだ。中に入って憩いたい。 椅子がバランスを保っている 独特の状態で設

    公園じゃないけどぽっかり空いている場所
  • あれから8年。再開発の前後を見くらべる。湊、日本橋、千駄ヶ谷

    再開発直前の独特の風景の町をめぐる「早くしないと再開発されちゃう町めぐり」という記事を以前書いた。あれから8年たち、予定では再開発は終わったらしい。現在はどうなっているのか、当時のようすと比べてみた。 東京都中央区 湊 8年前、中央区の湊では「湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」という名前の再開発が行われていた。 当時のようす 当時のようす その工事が始まる直前のようすが印象的だった。建物は少しづつ歯抜けになり、古びた建物が一人ぼっちで立っているようにみえる。 その工事が一昨年くらいに終わったという。再開発というのは、いったん工事が終わってしまうと前のようすを忘れてしまいがちだ。現在のようすを見に行って、再開発前の景色と比べてみることにした。 (これ以降、分かりやすいように昔の写真は周りをオレンジ色で囲みます。) 再開発前 再開発後 まずここは再開発地区の入口だ。当時と同じ位置から同じア

    あれから8年。再開発の前後を見くらべる。湊、日本橋、千駄ヶ谷
  • 鰭ヶ崎行きで思い知ったわ流山線最高か 難読駅へいってらっしゃい

    東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:秘境、和菓子アソートにはなにが入っているのか(デジタルリマスター版) > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes まず鰭を読む 鰭ヶ崎をくじで引いて、あっと思った。なるほどこれは難読だ。まるで読めなかった。もちろん場所も知らない。 九品仏(近所)、仏子(出身高校の近く)、八街(親戚がいる)と、偶然にも他のメンバーが引いた場所に見知った地名があったから、鰭ヶ崎の未知がいっそう感じられる。 道程を調べるにもどう検索していいいかわからず、「鰭」の字を拡大して検索した。 せっかくの機会です、でかい鰭を見ましょう ……ひれ……か。ひれがさき、だ。 どうやら千葉の流山市にあ

    鰭ヶ崎行きで思い知ったわ流山線最高か 難読駅へいってらっしゃい
  • マンション広告の「光の柱」を実際に作ってみた

    1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:「キジバト笛」を作ってハト人と共演したい > 個人サイト 妄想工作所 無垢のプラ棒を出現させる まずは皆さんに「マンション広告で頻発する光の柱」の画像をお見せせねばならないのだが、わたくしの住まう調布では、ここ最近その手のマンション広告が郵便受けに入ってこないのだった。あれか、「呼ぼうとしたとたんに来なくなる新幹線の車内販売」か。 しかしさすが、当サイトで三土さんがマンション光柱を、大山さんがマンションポエムのおかしみを記事にまとめていらした。下の画像は三土さんからお借りし加工したものである。そして、以後ちょこちょこ出てくるポエムっぽい言い回しは大山さんの記事を参考にしました。皆

    マンション広告の「光の柱」を実際に作ってみた
  • 保谷駅前のプレハブ風飲み屋街の今

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:実際どうなの?「大豆ミートバーガー」 変わり続ける風景 僕の仕事は「フリーライター」で、専門分野は「お酒」と「酒場」。特に、店先に赤ちょうちんがぶらさがっているような昔ながらの大衆酒場が好きで、自らを「酒場ライター」などと名乗っている。 その関係でこれまでに、著書や雑誌、WEBなど、さまざまな場所でこんなことを書いてきた。 「2020年に開催されるオリンピックに向け、東京の再開発は加速度的に進み、味わいのある横丁や大好きだった個人経営の酒場が次々と姿を消している。だからこそ、今残っている、自分が気になっている店には、今のうちに行っておくしかない」 ところが肝心のオリンピックが今年行われることはなく、来年のことだって誰にもわからない。なら

    保谷駅前のプレハブ風飲み屋街の今
  • 鉄道は何通りもの楽しみ方がある! 鉄道に詳しい人と街歩きしてへぇへぇ言う

    同級生のTは休み時間に録音した車両の音をイヤフォンで聞いているそうだ。そんな噂が立った。 鉄道は趣味として濃すぎるんじゃないだろうか。しかしその分、壁が高い。 今まで興味を持たずに過ごしてきたが詳しい人に教えてもらうとどこかにその入口がわかるかもしれない。鉄道に詳しい人と街を歩いた。 線路の跡をめぐり、そもそも鉄道趣味とは?を聞いていく 東急東横線はかつて高架線で高いところを走っていたが2004年からみなとみらい線とつながるために地下化した。 この高架の跡を鉄道/旅のジャーナリストである栗原景さんに案内してもらうことになった。(前回の横浜駅あたりはこちらの記事を参照) かつての線路は横浜から東白楽あたりまで東横フラワー緑道という遊歩道になっている。これを横浜から歩いて高島山トンネルまでやってきた。考えてみれば鉄道が廃止になることは多くない。かつて鉄道だったトンネルを歩けること自体珍しい。も

    鉄道は何通りもの楽しみ方がある! 鉄道に詳しい人と街歩きしてへぇへぇ言う