(CNN) 米ニューヨーカー誌は24日から、ピュリツァー賞作家ジェニファー・イーガン氏の最新作の小説「ブラックボックス」の連載をツイッター上で開始した。6月2日までの9日間、夜8~9時の間に1分おきに1文ずつ投稿されるという。 イーガン氏はツイッターを念頭にこの作品を書いた。当初はこの2倍の長さだったが、ツイッターの上限140字を超えないように文字数をチェックするツールの助けも借りて1年かけて書き直したという。 イーガン氏は2010年に発表した「ア・ビジット・フロム・グーン・スカッド」でピュリッツァー賞を受賞。同作の登場人物が今回の作品にも登場するという。 小説をツイッターなどを使って発表する試みはこれが初めてではない。日本では2000年代前半から「ケータイ小説」というジャンルが確立、ベストセラーも生まれている。08年には英ペンギンブックスが、6人の作家にツイッターやブログを使って小説を書