Googleが写真の撮影場所を特定できる人工知能「PlaNet」を開発しているそうだ。PlaNetは、与えた画像の情報のみを使用して「人間を超える精度」でその場所を特定できるという(MIT Technology Review、CNET Japan、GIGAZINE、Slashdot)。 画像からの位置特定手法としては、画像に写っている特徴的なランドマークを使ってそこから場所を特定するというものがある。PlaNetも基本的なアプローチは同じだが、天候パターンや植生、路面標識、建築物の細部など、複数の視覚的手がかりを使って正確な位置を特定する点が異なる。また、導き出された位置の「確信度」も同時に提示できるという。 実験では10人の「よく旅行に出かける人達」との比較も行ったそうだが、50回中28回はPlaNetのほうがより正確な解答が得られたといい、PlaNetの平均誤差距離は1131.7kmだ