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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (137)

  • 日本が危ない!? 福島原発の放射能フェイクニュースが拡散中

    <「日に行くのは命を捨てるのも同然」「核燃料は流出していた! 即死レベルの放射線」などと、中国を中心に原子炉格納容器内の放射線量についての発表が誤って伝わっている。日政府はなぜ対応を取らないのか> こんにちは、新宿歌舞伎町の李小牧です。外国人による日旅行が絶好調だが、いま大変な危機が迫っていることをご紹介したい。日政府が速やかに対策を取らなければ日経済にとって大きな打撃となりかねない。 日政府観光局は2月15日、今年1月期の訪日外国人客数(推計値)を発表した。前年同月比24%増の229万5700人で、単月では過去2番目の高水準を記録した。原動力となったのが中国人観光客だ。今年は1月28日が旧正月。ちょっと早めに休みをとって日を訪れた人も多かったのだろう。前年同月比32.7%増の63万600人が日旅行を楽しんだ。 ここで話が終われば万々歳なのだが、いま大変な事態が起きている。

    日本が危ない!? 福島原発の放射能フェイクニュースが拡散中
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    shag 2017/02/22
    いわゆるフェイクニュースが虚構なのはそうなんだけど、じゃあメジャーな新聞が報じる方は虚構じゃないのかと言われるとそうでもないので、何とも言えない。
  • トランプの娘婿クシュナーが大統領上級顧問になる悪夢

    <甘いマスクの下は権力に飢えた冷血漢?トランプの娘婿が次期政権の要職に就くと聞いて悪夢にうなされる人も少なくない> トランプ次期大統領の政権移行チーム幹部は1月9日、トランプの娘イバンカの夫ジャレッド・クシュナーが大統領上級顧問に指名される見込みだとNBCニュースに語った。カザフスタンやトルコをも思わせる強権的な動きだ。 クシュナーが経営していた企業の取引先には怪しげなところも多く、トランプ自身の事業をめぐる利益相反疑惑に輪をかけることになりそうだ。 クシュナーはトランプの選挙運動と政権移行チームの両方で中心的役割を果たしたとされる。トランプ当の息子たち、ドナルド・ジュニアとエリックは、不動産王の父が大統領職に就いている間、父から経営権を引き継ぐ見通しだ。 【参考記事】トランプを大統領にした男 イバンカの夫クシュナーの素顔 クシュナーはニューヨーク市で不動産開発事業を手がけており、1月

    トランプの娘婿クシュナーが大統領上級顧問になる悪夢
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    shag 2017/01/11
    これも疲弊するアメリカ労働者にとっては、「取るに足らないこと」なのかな?縁故とかどう考えてもクソすぎるわけですが。
  • 鈴木宗男さんに謝らなきゃ

    <「プーチン大統領は力でクリミアを併合してはいない」という元衆院議員の鈴木宗男さんの発言に驚き、失礼な態度を取ってしまったことを反省中。でも北方領土問題も同じような問題なわけで......>(写真:プーチンを「信頼できるリーダー」と考えている鈴木宗男氏) あけましておめでとうございます! 新年、心を一新するために、まずやらないといけないことが一つある。それは鈴木宗男さんに謝ること。みんなも一回、二回はあるだろうけど、鈴木さんに対して、結構失礼な言い方をしてしまったのだ。謝らないと。 宗男さんのことは僕なりに評価している。過去にいろいろあったが、地元のため、北方四島の返還のために長年尽力していることは事実だ。とにかく彼の愛郷心は間違いない。さらに、僕の大好きな先輩芸人、プリンプリンさんが宗男さんのモノマネをすると超面白い。それだけでも宗男さんに強い親近感が湧く。 その宗男さんと先月、BS朝日

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    shag 2017/01/11
    プリンプリンが株を上げた
  • 2017年働き方改革のツボは「権限・スキル・情報」の集中

    <日式「働き方」の改革が議論されているが、問題の質は、環境変化のスピードが上がっている現在、権限のある幹部と情報・スキルを持つ現場との間に認識のズレが広がっていること> 長時間労働や仕事の非効率の問題について、日の経済界でもようやく問題意識が高まってきました。日式の「働き方」を改革しなくてはいけない、そのような機運を生かして当に改革を実現できるかは、2017年の日社会の課題になると言ってもいいでしょう。 では、その働き方の改革はどのように変えていったらいいのか、その一つの考え方は、総量規制です。残業時間の上限であるとか、ノー残業デーといったものがそれです。ですが、どんなに総量を規制しても、仕事の進め方が変わらなければ効率はアップしません。同じ理由で、要員増というのも、あるいは会議の時間制限といったものも、その中身が変わらなくては抜的な解決にならないと思います。 この間、日

    2017年働き方改革のツボは「権限・スキル・情報」の集中
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    shag 2016/12/28
  • いま中国の企業家や投資家が知りたい3つのこと

    中国での知名度が高まり、番組出演や講演、ビジネスの依頼がひっきりなしに寄せられて多忙を極めている。来日当初は歌舞伎町で客引きをしていた男が、である。せっかくなので今回は「李小牧人気の秘密」をお伝えしよう。そこから皆さんも中国い込むヒントを得られるかもしれない> (上写真:海南島の「EO」中国大会で講演をする筆者) こんにちは。新宿案内人の李小牧です。私がプロデュースする新宿歌舞伎町の湖南菜館には、「会いたい! 記念写真を撮りたい!」というファンの人が毎日のようにやって来てくれる。ありがたい話なのだが、最近では店を空けていることが多く、申し訳なく思っている。 店にいられないのはともかく忙しいためだ。4月21日付のコラム「選挙に落ちたら、貿易会社の社長になれた話」で紹介したとおり、昨年、新宿区議選に出馬したことをきっかけに、中国で私の知名度は一気に高まった。 テレビやネット番組の出演が増

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    shag 2016/11/22
  • トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実

    <知識層からときに「白いゴミ」とまで蔑まれる白人の労働者階級。貧困と無教養を世代を越えて引き継ぐ彼らに、今回の選挙で「声とプライド」を与えたのがトランプだった>(写真:筆者が取材したニューハンプシャー州のトランプの選挙集会) 無名の作家が書いたメモワール『Hillbilly Elegy』が、静かにアメリカのベストセラーになっている。 著者のJ.D.ヴァンスは、由緒あるイェール大学ロースクールを修了し、サンフランシスコのITベンチャー企業の社長として働いている。よく見るタイプのエリートの半生記がなぜこれだけ注目されるのかというと、ヴァンスの生い立ちが普通ではないからだ。 ヴァンスの故郷ミドルタウンは、AKスチールという鉄鋼メーカーの拠地として知られるオハイオ州南部の地方都市だ。かつて有力鉄鋼メーカーだったアームコ社の苦難を、川崎製鉄が資提携という形で救ったのがAKスチールだが、グローバル

    トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実
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    shag 2016/11/07
    教育機会の不平等がこの格差を生んでるよね。民主主義なんでエリート支配をひっくり返せるくらいに教育機会を得られてない人が増えて、かつ投票するようになれば世の中変わるので、いいね。
  • タブーだった「嘘」という言葉をばらまき始めたイギリス人

    <英社会を二分したブレグジットの国民投票以降、イギリスではそれまで避けられてきた、相手の発言を「嘘だ」と断言することが普通になってしまった>(写真:先月ロンドン市内のデモで衝突するEU離脱派と残留派の人々) 今年6月、イギリスでジョー・コックスという若き女性下院議員が殺害された。国中に衝撃を与えた恐ろしい事件だった。遺族は当時、政治的議論が「粗雑化」してきているのをコックスが気に病んでいたと話していた。事件はその流れの中で起きたと考えるべきだということだろう。 でも僕は当時、むしろこれは1人の人物が起こした「異常な」事件だと考えていた。政治的理由からの殺人は、この国ではきわめて稀だ(北アイルランド問題をめぐる長い暴力の歴史を除けば)。コックス殺害事件の被告人の男は現在公判中だが、報道によれば彼は、イギリスでは決して一般的でない過激主義思想の持ち主らしい。 それでも今になって、僕は分からなく

    タブーだった「嘘」という言葉をばらまき始めたイギリス人
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    shag 2016/10/25
    イギリスもそのうち今のアメリカ大統領選挙みたいにレベルの低い罵倒しかなくなるのかな。民主主義は劣化するな...。
  • 蓮舫氏へ、同じ「元・中国人、現・日本人」としての忠言

    民進党員である筆者は、代表選でもともと蓮舫氏に投票するつもりだったが、彼女のウソを確信し、結局この投票用紙の葉書を投函しなかった <二重国籍問題を指摘されながら民進党新代表に選出された蓮舫氏は、即刻、辞任するべきだ。国籍放棄の経験がある私から言わせれば、「覚えていない」など馬鹿げた話。おまけに彼女は、ウソをついて時間稼ぎをし、自分を守るために台湾の対日感情を傷つける発言までした> 蓮舫氏へ。民進党代表選の勝利、おめでとうございます。中華民国と中華人民共和国という違いはあるとはいえ、同じ「元・中国人、現・日人」として祝福したい。その上で言わせていただく。即刻、民進党代表を辞任するべきだ。あなたの卑劣な対応に私は激怒している。 二重国籍問題について、私は当初はさほど関心を持っていなかった。さっさと否定して身の潔白を証せばいいのにと思っていたぐらいだ。ところが蓮舫氏が8日にフェイスブックに投稿

    蓮舫氏へ、同じ「元・中国人、現・日本人」としての忠言
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    shag 2016/09/16
    一つの中国論に言及したとはいえ主語はマスメディアだと思うんだけどな。結局マスメディアが騒いでいるだけというか。
  • 【動画】杭州G20記念ステージVS.リオ五輪トーキョーショー | 李小牧(り・こまき) | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    中国・杭州で開催されたG20サミットでは、20カ国の政治指導者のため"だけ"に盛大なショーが行われた。各国で放映され、日でもニコ生で称賛のコメントが多く寄せられた。だが、リオ五輪閉会式のトーキョーショーと比べて、どちらが良かったかというと......>  (記事の最後に、杭州G20記念ステージとリオ五輪トーキョーショーの動画あり) 「まるでオリンピックの開会式のようだ」 これは2016年9月4日夜のG20杭州サミット記念ステージを見ての率直な感想だ。演出は北京五輪の開会式と同じく、中国を代表する映画監督のチャン・イーモウ氏。交響楽団、合唱団、ダンサーあわせて500人弱が盛大なショーを見せた。杭州を代表する観光地・西湖の上にもうけられた水上ステージの後ろには鮮やかにライトアップされた古建築の姿。さらにはるか遠くの山々までイルミネーションで美しく飾られている。 この記念ステージは中国のテレ

    【動画】杭州G20記念ステージVS.リオ五輪トーキョーショー | 李小牧(り・こまき) | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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    shag 2016/09/08
    「記念ステージを見るどころか、700万の杭州市民の多くは市内にすらいなかった。警備の邪魔になるという理由で会社も学校も休みとされ、市外に旅行するよう促されたのだ。」これすごい話だな。
  • 中国で性奴隷にされる脱北女性

    北朝鮮の弾圧と飢餓を逃れて国境を越えた女性たちは、中国で人身売買の餌となりさらに過酷な虐待の犠牲となる>(写真は中朝国境の豆満江) 中国政府の自国民に対する人権弾圧はよく知られている。だが北朝鮮の抑圧や飢餓から逃れてきた女性たちが中国で人間以下の扱いを受けていることはあまり知られていない。私は真実を知っている。私も被害者の1人だったからだ。 北朝鮮で大飢饉が起きた90年代以降、中国では脱北者、特に脱北女性を餌にする人身売買が一大ビジネスになった。中国で働けば、子供にひもじい思いをさせずに済む――そんな甘言に乗せられ、若い母親はブローカーの手引きで国境を越える。だが待ち受けているのはそれまで以上に惨めな生活だ。 【参考記事】脱北少女は中国で「奴隷」となり、やがて韓国で「人権問題の顔」となった 中国では脱北女性の需要は高い。工業化が急速に進んだため、農村部の若い女性は都市部や外国に流出し

    中国で性奴隷にされる脱北女性
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    shag 2016/08/30
  • パブから見えるブレグジットの真実

    <EU離脱(ブレグジット)を問う国民投票を来週に控えて、イギリスでは世論調査の数字が賛否で拮抗している。EU残留を主張する体制派のエリート層は、誰が離脱を支持しているか見えないようだが、安いチェーンのパブに行けばそんな人々が集っている> 僕は週に一度はパブに行くことにしている。月曜か木曜なら、僕の住む町の「ザ・プレイハウス」と呼ばれるパブに行く。時々は気分転換に別のところに行ってみようかとも思うが、結局はだいたいいつもザ・プレイハウスに行くことになる。 もしも僕の住む町、イギリス南東部エセックス州のコルチェスターを訪れて誰かにザ・プレイハウスの場所を尋ねれば、ほとんどの人は答えられないだろう。大きくて目立って有名なパブなだけに、おかしな話だ。でもそのうち誰かが「ああ、もしかして『ウェザースプーンズ』のこと?」と言って案内してくれると思う。 ザ・プレイハウスはイギリスに何百と店舗のあるウェザ

    パブから見えるブレグジットの真実
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    shag 2016/06/19
    エリートが自分のことしか考えないのであれば、選挙でひっくり返されても文句は言えないよな。
  • ソーセージで武装した極右がベジタリアンカフェを襲撃

    <ジョージアの首都トビリシ中心部にあるベジタリアンカフェが、ソーセージや肉で「武装」した右派グループに襲撃された。外国人などにも人気のカフェだったため、外国人排斥の活動の一端ではないかと危惧されている> ジョージア(旧グルジア)の首都トビリシで今週、中心部の市街地にあるベジタリアンカフェが、ソーセージを首に巻き付けた右派グループに襲撃される珍事件が起きた。 「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」など複数のメディアの報道によると、今週29日の夜、トビリシの歴史的建造物などがある中心市街地のヴィーガン(完全菜主義)カフェ「キウイカフェ」に、ソーセージを首に巻き付けたり串刺しの肉を手にもったりした十数人の男性グループがあらわれた。 グループは店内で、肉やソーセージ、魚などをべ始め、さらにカフェの従業員や客に向かって投げ始めた。騒ぎは店外に広がり、近隣の人たちも巻き込んで、カフェ従業員と客、襲撃した男

    ソーセージで武装した極右がベジタリアンカフェを襲撃
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    shag 2016/06/02
    エクストリーム同士発散し合える良い場所が必要だよね。
  • パックンが広島で考えたこと

    アメリカの現職大統領として初めて広島を訪問したオバマは、その演説の中で原爆投下の是非論については触れなかった。しかし現場で演説を聞いたパックンは、戦争のない未来を目指そうと呼び掛けたオバマのメッセージを強く受け止めた> 第2次大戦のとき、僕の祖父は米陸軍航空隊の大佐だった。 の祖父は大日帝国軍特攻隊の教官だった。 僕の祖父はヨーロッパ上陸作戦で任務を終え、アジアに移動する準備をしていた。 の祖父は鹿児島の基地で最後の教え子を見送り、自分が飛び立つ番が来るのを待っていた。そして、1945年8月15日に戦争が終わり、僕の祖父もの祖父も家に帰ることになった。僕の祖父は87歳まで生き、の祖父は90歳になる前日に亡くなった。 僕は2人に、広島や長崎の原爆投下に関して話を聞いたことがある。 2人とも、「戦争が続いていたら自分もいつ死ぬかわからない状態だった」「戦争が早く終わってよかった」と

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    shag 2016/06/01
  • 汚染された大地に住む中国人の「チャイニーズ・ドリーム」

    江蘇省の常州外国語学校は2015年9月、常州市の中心部から郊外の新しい校区に移転した。中等部と高等部が併設されたこの私立学校は常州市で一番の実力校だ。教育環境と教師の人材が一流なだけでなく、中産階級以上の家庭でしか負担できない授業料の高さも一流だった。 昨年の12月、この学校は異常な臭いに包まれた。腐ったバナナの臭いに似ていると言う人もいれば、殺虫剤のようだとも言う人もいた。学校に子供を迎えに行き、いつもこの異臭を嗅いでいた保護者の1人は「しばらく嗅いでいるとめまいがした」と証言している。常州市は化学工業が発達した都市で、人々は化学工場から出る異臭には慣れっこだった。しかし学校に現れた消えない異臭に、保護者たちの間に緊張が広がった。 12月末、一部の子供の体に赤い発疹やできものが現れると、保護者たちは連れだって子供を検査に連れて行き、多くの子供のリンパ腺と甲状腺に異常があることが判明した。

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    shag 2016/05/13
  • 英国がEUを離脱する確率は、トランプ氏が米大統領選の指名候補になるぐらいある?

    イギリスのトランプ?──EU離脱と移民規制を掲げて昨年発足した英独立党(UKIP)のファラージ党首 Toby Melville-REUTERS 英国は欧州連合(EU)から離脱するのだろうか。EU残留・離脱を問う英国の国民投票が6月にも行われる見通しが一段と強まってきた。2月2日、EU大統領のトゥスクが英国の求めるEU改革案に対する回答を示した。新しくやってくる移民の社会保障のただ乗りを防ぐ方策やEUの立法に対する異議申し立てなどが柱となっている。同月18、19の両日開かれるEU首脳会議で加盟国の合意が得られるかが次の山場だ。 英国の歴史を振り返ると、欧州に対する懐疑論は常にくすぶってきた。伝染病の流行、戦争と災いは欧州大陸からやってくると島国の英国は能的に反応してしまうようだ。その反面で、小さな英国に閉じ籠っていても成長も繁栄もないと欧州大陸に未来を見出そうとする人たちも決して少なくない

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    shag 2016/02/10
    まあ実際どこの国も移民制限してもそれを望む低所得者層は幸せになったりしないんだろうけどな。
  • タイム誌「今年の人」に選ばれたメルケル独首相の挑戦 | 木村正人 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    米誌タイムと英紙フィナンシャル・タイムズが年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に相次いでドイツの首相アンゲラ・メルケルを選んだ。欧州債務危機と難民危機という未曾有の2大危機に対する取り組みと志が評価された。 「欧州の女帝」と評されるメルケルだが、日流に「メルケル」といえば、これまで「何もしない。意見も言わない」という皮肉だった。それがシリアやアフガニスタンから大量の難民が欧州に押し寄せた危機で「ドイツは難民を歓迎する」と大見得を切り、一気に株を上げた。 旧東ドイツで育ったメルケルの最大の特徴は、その慎重さにある。ベルリンの壁建設とプラハの春を目の当たりにした彼女は理想を胸の奥底にしまうことを覚えた。共産主義体制下で「自由」という理想を語ることは破滅を意味する。ベルリンの壁が崩壊した際も、メルケルはいつも通りサウナに行き、そのあと群衆に交じって西ベルリンを訪れた。 理想はそ

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    shag 2016/01/13
  • 「イスラム教徒の入国禁止」を提案、どこまでも調子に乗るトランプ

    支持率でトップを独走するトランプを、もう誰も正論では止められない Brian Snyder-REUTERS 先週ロサンゼルス郊外で発生した乱射テロ事件は、まだまだ真相の解明には程遠い状況が続いていますが、アメリカの各メディアは連日のようにトップニュース扱いで、事件に関する情報を流し続けています。また政治家たちも、それぞれの立場で事件に関連したコメントを続けています。 まずオバマ大統領は、事件直後には「テロかもしれないし、職場のトラブルかもしれない」という慎重姿勢を取っていたのですが、捜査の進展に伴って見解を変えてきています。今週日曜の晩には「ホワイトハウス執務室からのテレビ演説」を行って「この事件はテロ」であると断定しつつも「おそれることはない」と言うメッセージを発信しました。 この演説ですが、「ISILには勝利する」と言っておきながら、その中身は「英仏との協調、トルコとの協調、シリア反体

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    shag 2015/12/09
  • 乱射事件、「イスラム教徒の容疑者」に苦悩するアメリカ

    今週2日、ロサンゼルス近郊のサンベルナルディーノにある福祉施設で発生した銃乱射事件は、14人の犠牲者を出すという規模の大きさが全米に衝撃を与えました。同時に、事件の背景に「原理主義テロ」の可能性が否定できないため、メディアの報道には明らかな「歯切れの悪さ」があります。オバマ大統領のコメントも同様です。 メディアや大統領は真実を隠そうとしているのでしょうか? 違うと思います。アメリカは今回の事件に対して、どのように理解し、どのように対応するかという点で、苦悩の最中にあると言えます。捜査と情報開示がまったくの現在進行形の事件ですが、とりあえず現時点での論点について整理しておこうと思います。 まず、射殺された男女2人の容疑者ですが、28歳の男性サイード・ファルークと、27歳の女性タシュフィーン・マリクであり、2人は夫婦だったと発表されています。 同市の市警の発表と一部報道によれば、死亡したファル

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    shag 2015/12/05
    仮にアメリカ人が全員イスラム教徒になっても戦争なくなるとは思えないし、宗教を主軸に話するのは良くないと思う。
  • 「TPPの湯」に入れない中国の自業自得

    中国経済の飛躍は2001年のWTO(世界貿易機関)加盟後に始まった。時のアメリカ大統領ビル・クリントンは連邦議会の議員を説得するため、こう語ったものだ。曰く、中国のWTO加盟を助けることは中国経済の開放だけでなく、人権問題の改善と政治の自由化に役立つ、と。当時、中国の首相だった朱鎔基はWTO加盟のためさまざまな約束を承諾したが、その実共産党は約束を果たすつもりはさらさらなかった。朱鎔基はその著書『朱鎔基講話実録』の中で、WTO加盟4カ月後の講演で地方官僚に対して、外国勢力による西洋化と中国の分裂の企てを防ぐよう注意喚起していたことを明かしている。 中国はWTOに加盟して15年、その利益を享受し尽くす一方で、規則を守る態度を示してこなかった。中国の加入後WTOの訴訟件数は急増したが、その大多数は中国が原因で引き起こされたものだ。WTOには厳しい罰則規定がないという構造欠陥がある。規則に違反し

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    shag 2015/10/19
  • アメリカ人の想像を絶する日本の「草食男子」

    ではほぼ無名の存在だが、Aziz Ansari(ファンはシンプルにAzizと呼ぶ)はアメリカの若者の間で大人気のコメディアンだ。 両親はインド出身のイスラム教徒で、父親は消化器系の専門医、高校までは理数系の進学校......という「真面目で優秀なインド系アメリカ人」のステレオタイプだったのに、なぜか無宗教のスタンドアップコメディアン(日の漫才を一人でやるような感じ)になってしまったというユニークな人物だ。今はテレビのコメディドラマで俳優もやっている。 私もAzizのライブを観たことがあるが、多少お下劣なことを口にしているときでも知性が透けて見える。そういうところが大学生にもウケるところだろう。 今年になって「Azizがを書いた」という噂を聞いたときには「よくあるユーモア回想録だろう」と思った。人気コメディアンの回想録はたくさんあるし、しかもよく売れる。Azizが書いたものなら、ニュ

    アメリカ人の想像を絶する日本の「草食男子」
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    shag 2015/09/23
    Buenos Aires is too far from here..