中国アリババグループ(阿里巴巴集団)のデジタル技術・クラウド部門アリババクラウドが、独自のAI言語モデル『通義千問』を発表しました。 『通義千問』(Tongyi Qianwen, トンイー・チェンウェン)は、OpenAIのGPT-4のような大規模言語モデル。現時点では中国語と英語に対応します。 さまざまなAIモデルを統一したアリババ独自の事前学習済みモデルフレームワーク 『通義』をベースとしており、言語生成に加えて近日中に画像理解や画像生成を含むマルチモーダル機能を追加予定です。 アリババは通義千問を自社のさまざまなサービス・ビジネスに組み込むほか、顧客企業や開発者に対してクラウドを通じたアクセスや、独自AIモデル構築を提供する予定。 アリババのビジネスへの組込みとしては、企業向けメッセージング / コラボレーションサービスの DingTalk (釘釘)で通義千問による会議のテキスト化・議