中国・新疆ウイグル自治区のカシュガル旧市街で、モスクの前を警備する警察官(2017年6月26日撮影)。(c)AFP/Johannes EISELE 【10月11日 AFP】中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で、少数民族ウイグル人らイスラム教徒およそ100万人が「再教育施設」に入れられているとされる問題に国際的な批判が高まる中、当局がテロ対策とする同施設での活動に関する規則が改定された。自治区内の地方政府に「職業教育センター」を設置し、「過激主義に感化された人の教化」を求める内容となっている。 2017年3月に発令された規則を改定するもので、9日に可決された。自治区政府のウェブサイトに掲載された新規則によると、職業教育センターでは標準中国語や法概念の教育、職業訓練のほか、「思想教育」も実施される。改定は、これまでばらばらだった施設の