「なぜ彼女たちは裸になったのか」など、性を売る側の女性にばかりが注目されがちな売買春の現場だが、もう一方の当事者である男性側に目を向けることによって、見えてくるものはあるのか!? 「見えない買春の現場 『JKビジネス』のリアル」を2月9日に刊行予定。「性の公共」をつくるという理念の下に、現代の性問題の解決に取り組んでいる坂爪真吾氏に語っていただいた。 ■「売春=気軽に、遊ぶ金欲しさ」のイメージを変えた 2016年8月11日~21日、東京・新宿区の神楽坂セッションハウスにて、「私たちは『買われた』展」(主催:Tsubomi/一般社団法人Colabo)が開催された。 主催者側の説明によると、この企画展は、中高生世代を中心とする当事者がつながり、声を上げることで、児童買春の現実を伝え、世の中の持つ「売春」のイメージを変えること、そしてこれまで表に出ることができなかった「買われた」少女たちの
売れっ子タレントや車椅子に乗った元スポーツライター……、2016年に槍玉に挙がった人々も、今頃、様々な思いを巡らせ、1年を振り返っているに違いない。が、年の瀬ギリギリに、新たな人物がもう1人。1年を締めくくる“不倫推進議員”の登場である *** 現在、舞台女優として活動する20代の女性、仮に宮本恵子さんとしておこう。彼女の知人から、次のようなセクハラ被害の相談が編集部に寄せられたのは師走に入ってまもなくの頃。内容は、国会議員とある会合で知り合い、後日、飲食店の個室で再会、当初、音楽の話などをしていたが、酔いが回るにつれ、議員が豹変したというものだった。 宮本さんの知人の話。 「向い合せに座っていたところ、隣に座るよう言われ、席に着くと抱き付いてきて胸を触られたのです。さらにセンセイは自分のズボンを脱ぎ始めた。店員が来たので離れたのですが、その後も、家に行こうとしきりに言っていたそう
アダルト漫画にも表現の自由がある。それを誰よりも理解しているのがFakku.net(ファックユー・ネット)だ。海外では日本のポルノアニメやポルノ漫画にはヘンタイ(Hentai)というジャンル名が付けられているが、Fakku社は変態ポータル大手として日本のワニマガジン社とも提携を行なっている。 Fakkuはこのほど創業10週年を記念して、マンガの表現の自由を守るNPO、コミック弁護基金(Comic Book Legal Defense Fund)に加入した。 ヘンタイは表現の自由だ CEOのJacob Gradyは「ヘンタイは表現の自由として認められています。長年にわたりその権利のために戦ってくれたコミック弁護基金のような組織がなければ、Fakku.netで見られるようなコンテンツを提供することはできません。コミックを読んだり描いたりしただけでトラブルに巻き込まれることはあってはなりませ
「そんなことやったからでしょうね、市民運動家って言われるようになって。気持ちの上では、運動家じゃないんです、女優ですと言いたいんですが……」とため息をつくのは木内みどりサン(66)。実は彼女、集会で頻繁に司会を務めることから、脱原発のマドンナ的存在になっていた。が、その胸中は意外なことに……。 *** 「海外の俳優さんが時に社会的な発言をするでしょ。あれと同じなんですけどね」 彼女が“脱原発”に関わる契機は、2011年3月に起きた東日本大震災と原発事故だった。 「私自身人生が変わったという思いがありまして。で、何かをしなくてはと思い立って、事故から4カ月ほど経った頃、明治公園から代々木公園まで練り歩くデモに初めて参加しました。知り合いもいないし、ただ独りで俯いて歩くだけでした。 そのうち“木内みどりさんでは?”とばれてしまい、『グループに入って』『呼びかけ人になって』と声をかけら
粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち――そんなイメージで語られがちな共和党候補ドナルド・トランプ(70)の支持層だが、世界中の英知が集うハーバード大学にも、隠れた支持者たちはいる。昨年の夏から1年間、同大学のロースクール(法科大学院)に留学していた山口真由氏が、“隠れトランプ旋風”の実状を明かす。 *** さて、ここまでハーバードにおけるトランプ支持者の“思惑”に触れてきた。だが、トランプを支持していたのは彼らのような熱心な共和党支持者や、キリスト教徒だけなのだろうか。 私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、 「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」 と、酔った勢いで呟いていたことを。 「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。 「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」
元NHKアナウンサーで、現在はジャーナリストとして活動する堀潤氏(38)の離婚を、5月11日発売の「週刊新潮」が報じる。離婚の原因は堀氏のDVと浮気だという。 *** バツイチだった堀氏は、2012年に朝日新聞の元ロサンゼルス支局長・澤あすかさん(45)=仮名=と再婚。だが、堀氏がNHKを退社した13年4月頃から、2人の間でいさかいが絶えなくなり、一時は、澤さんの二の腕に大きなアザができていたこともあった。澤さんは知人に「運転中に助手席に座っていた堀氏と口論になり、腕をわしづかみにされた」と説明したという。 こうしたDVに加え、堀氏の不倫疑惑も浮上。結果、弁護士を介した協議の末、今年1月に離婚が成立した。 真相を澤さんに尋ねたところ、 「離婚したのは事実です。ただ、あとは弁護士に任せていますので」 と離婚については認める答え。一方の堀氏を直撃すると、「これから震災取材で熊本に行く
石坂浩二イジメ問題が波紋を呼んでいる。 1994年の番組開始当初から『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)の司会を務める功労者でありながら、最近2年間にわたり発言部分の大半をカットされていた石坂浩二。この事実がスクープ報道された背景について、芸能記者が話す。 「昨年10月、石坂は個人事務所から大手のプロダクション尾木に移籍しました。この件をスクープした週刊誌は尾木プロと関係が深いため、同誌のスクープにつながったのです。個人事務所だとどうしてもメディア関係とのパイプは薄くなってしまうし、石坂本人は穏やかな性格なので、テレ東に意趣返しをしてやろうという気もなかったようです。石坂が2年前から尾木プロ所属だったら、間違いなく今回の事件は起こっていなかったでしょう」 スポーツニッポンは、制作会社プロデューサーが石坂へのイジメを行なっていたと報じているが、制作会社関係者が話す。 「局のプロデ
年収1100万円なのに貯金が出来ませんという男性に、本気でアドバイスをしてみた。(中嶋よしふみ SCOL編集長・FP) 自分はファイナンシャルプランナー(FP)として開業して、今年で5年目になった。年齢も収入も考え方も全く違う人にアドバイスをするのは中々骨の折れる仕事だが、やりがいのある仕事であることは間違いない。 FPが扱う分野は住宅・保険・投資など、様々なカテゴリがあるが、実は一番やっかいな話は家計管理、つまり貯金や節約だ。他の分野と比べて簡単そうな仕事に見えるが、家計の分析は手間がかかる上に正しい手順も確立されていない。 結果的に100人のFPがいれば100人全員が独自に、悪く言えば好き勝手にアドバイスをしている。これは税理士や会計士、弁護士などまともな資格業に携わる人からすれば恐るべき状況と言えるだろう(家計に限らず全ての分野がそんな惨状だが、この話は一旦別の機会に譲る)。
明るい兆しを見せていたIPO(株式新規公開)市場の風向きが、ここに来て変わりつつある。「最悪ですよ、本当にありえない」――。こう憤るのは、ある大和証券の法人営業社員だ。 【グラフ】国内のIPO件数はどのように推移しているのか 怒りの矛先は、スマートフォンゲーム会社gumiをめぐって2014年初めに主幹事証券会社の座を大和から奪取した、野村証券に向けられている。主幹事は有価証券の募集・売り出しで中心的役割を果たし、それにより手数料を得ている。 ■ 取引所は審査の強化を要請 gumiは同年12月に東京証券取引所1部へ直接上場したが、わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字へ下方修正。投資家の失望を買い、株価は急落した。 その後も韓国子会社での横領発覚や希望退職者の募集など迷走が続く。これら一連の事態に対し、野村ホールディングスは「個別の案件についてはコメントを差し控える」と口をつぐむ。
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