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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (104)

  • 朝日 竹島提訴―大局に立つ日韓関係を : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    政府は1965年の日韓協定で解決済みとの立場だが、93年の官房長官談話で旧日軍の関与を認め、謝罪した。民間主導のアジア女性基金を通じ、償い事業も行った。 そうした努力自体は韓国の人たちにも理解してもらいたい。その上で、まだ出来ることがあるのか、両国で考えればいい。 すまん、コーヒー吹いた。「両国で」って、中国様、出てますって。ここは日の朝日新聞ですよ。 残念なのは、日側で歴史認識への疑問を呼び覚ますような言動が繰り返されることだ。 2007年には当時の安倍晋三首相が、当局が無理やり連行する「狭義の強制性」はなかったと主張。米下院が日に謝罪を求める決議を採択するなど、国際社会で強い批判を浴びた。 これねえ。 ⇒衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書 一の1から3までについて お尋ねは、「強制性」の定義に関連するものであるが、慰安婦問題に

    朝日 竹島提訴―大局に立つ日韓関係を : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2013/05/03
    『広義の「強制性」という点で日本政府は認めており、それに道義的な対応をしてきたのが経緯』『国連=連合国の扱いからわかるが、戦中までの朝鮮は日本の一部なので、基本的に日本国民に対する補償を、その後の』
  • というわけで - finalventの日記

    ⇒[書籍]を書きました。『考える生き方』(finalvent著): 極東ブログ ブログのほうで書いた以上のことはないのだけど、執筆は途中挫折があったので、長引きました。「自分語り」にはなるだろうとは思ったけど、当初はブログ論的な偏りがあったり、沖縄の話に入れ込んだり、視点が上からっぽくずれそうだったり、文体がそろわなかったり、などなど。 校正時に何度か読んだので、自分としては、書籍になってもなかなか読めない状態。ざっとは読みましたが。 これでどうという話でもないけど、ひとつの区切りにはなりました。 で。 を書いていたからこの日記がお留守にということではなく、たぶん、を書くプロセスの影響もあるのだろうけど、自分の感性が変わってしまい、いわゆるメディアやネットの関心からずれてきたというのはあります。新聞の社説なども、これが話題かなあという違和感が大きくなってしまって。 また、れいの遠隔操

    というわけで - finalventの日記
  • こういうのが深刻な失言だと思うのだけど - finalventの日記

    こういうの⇒野田総理VS安倍総裁 金融政策や「国防軍」で応酬 野田総理大臣と自民党の安倍総裁は、テレビ朝日の番組に出演し、金融対策や自衛隊の国防軍化などについて議論を戦わせました。 野田総理大臣:「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。なぜなら、インフレで喜ぶのは誰かです。株を持っている人、土地を持っている人は良いですよ。一般の庶民には関係ありません。それは国民にとって大変、迷惑な話だと私は思います」 自民党・安倍総裁:「びっくりしましたね。税収も名目経済が上がらなければ、税収は上がらない。そのことが総理には基的に分かっていなかったということが驚きですね」 野田総理はまた、自民党自衛隊を「国防軍」と名称変更することを公約に盛り込んでいることを取り上げ、批判しました。 (民主党代表)野田総理大臣:「あえて国防軍と名前を変えて、憲法を改正して位置づける意義というものがよく分かりま

    こういうのが深刻な失言だと思うのだけど - finalventの日記
  • 朝日 反日デモ―中国の自制を求める : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    一連の騒動のきっかけは、中国への挑発的な言動を繰り返す石原慎太郎東京都知事による購入計画だ。 政府が都に代わって購入に踏み切ったのは、その方が中国との無用な摩擦を避けられるとの判断があったからだ。 これはウソ。石原氏が挑発的な言辞を振りまくのは困ったことだが、尖閣諸島(魚釣島)の所有権についてはただプライベートセクターでの動きでしかなく、同島についての日国の領有権は微動だにしていない。むしろ、国家がここに介入してくれば問題になるし、実際に問題になっている。そしてこの介入を柳条湖事件記念のこの時期に行ったのは、日国が愚鈍なのか戦略的なのかということになる。実は、これは後者である。日中国の弱体化につけこんで防衛を強化している。 ここは明確なソースがないので推測だが、魚釣島の防衛を行う場合、この土地がプライベートセクターであるばあい、所有者の同意などの手続きをどう扱うかという問題があり、

    朝日 反日デモ―中国の自制を求める : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
  • 朝日 尖閣と中国―強硬姿勢は何も生まぬ : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    中国という国は、こうした事態になったとき、何もしないで我慢することはありません。つまり、なんらかの明示的な軍事行動に出ます。 そしてその軍事行動の目的は実際のところ尖閣諸島ではない。もっとひどいことにもなりかねないが、中国という国はこういうときに軍事行動を抑えることができない国。 なので、裏から、というわけなんだと朝日新聞にも話は行っているということでこの社説を味わうとよろしいかと。 ああ、しょうもないなあ。 日人は実際のところ中国を甘く見ているけど、そういうことないんですよ。 事態が具体的に動いたとき、日が沸騰しちゃうんだろうな。 補足 ちょっと誤解を招きやすい書き方になってしまったので補足。 基は、中国はメンツが潰されるとやってけない、ということで、中国の国家の建前では尖閣諸島は中国領土なので、それを防衛する軍部が、中国国民からメンツ丸つぶれのままでいることはないということ。 な

    朝日 尖閣と中国―強硬姿勢は何も生まぬ : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2012/09/15
    『基本は、中国はメンツが潰されるとやってけない』
  • 朝日 河野談話―枝でなく、幹を見よう : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    松原氏らは、強制連行を示す資料が確認されないことを見直しの理由に挙げる。枝を見て幹を見ない態度と言うほかない。 それはそう思う。 河野談話を受けて、日政府の主導で官民合同のアジア女性基金を設立し、元慰安婦に対して「償い金」を出してきた。それには歴代首相名のおわびの手紙も添えた。 こうした取り組みが、韓国国内でほとんど知られていないのは残念だ。 それもそう思う。 5年前、当時の安倍首相は当局が人さらいのように慰安婦を連行する「狭義の強制性」はなかった、と発言した。 その後、米下院や欧州議会が慰安婦問題は「20世紀最悪の人身売買事件の一つ」として、日政府に謝罪を求める決議を採択した。 自らの歴史の過ちにきちんと向き合えない日政治に対する、国際社会の警鐘である。 そこは朝日新聞の論理がおかしい。「歴史の過ち」と雑駁に考えるのではなく、この点については、「慰安婦を連行する「狭義の強制性」は

    朝日 河野談話―枝でなく、幹を見よう : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
  • 「媚びない人生」を生き抜け! 心が落ち着く10の言葉 - finalventの日記

    1 世界や自分を征服するより多様な他者と調和していきることが難しいと知れ 他者にこびることなくまた自己を無理に押し通すことなく、思惑よりも、人々が全体として調和できる公の基ルールを確認しつつ、現実の個別の事態に地味にあたっていくこと。 2 幸せの絶対的な基準をいったん捨ててみる なにが幸せかという基準に縛れていることは苦悩に縛られているにも等しい。そういったものをいったん捨ててみる。「愛」について考えながら、幸せを再定義してみる。 3 従順な羊でも野良でもなく人間であれ 歓びと悲しみをもち、笑い泣く。自分が人間であることの内省から他者への寛容と併存の可能性が生まれる。 4 他者の目も評価も内面とは関係がない 社会的な側面では他者の目も気にしなければならないし、おカネで評価される部分も考慮しなければならないが、自分の内面とは質的に関係ない。貧しくても、安価にバッハの至上の音楽が聴ける文

    「媚びない人生」を生き抜け! 心が落ち着く10の言葉 - finalventの日記
  • 朝日 関西広域連合―脱原発依存を忘れるな : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    こんなものですよ。日はヘンテコな理想に爆走して、こういうオチになる。安保でもよく見た風景じゃないですか。

    朝日 関西広域連合―脱原発依存を忘れるな : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2012/06/02
    えーっと、ヘンテコな理想って、これのことですか終風さん???→『再稼働問題で国に最高水準の安全対策や防災体制の整備を求めてきた広域連合』
  • 日経新聞社説 郵政は合理化徹底と公正競争確保が重要  :日本経済新聞 - finalventの日記

    与党提出の郵政改革法案は実質審議に入らないまま約2年間たなざらしになっていた。こうした中ぶらりんの状態が解消されることや改革法案が抱える問題点にある程度対処したのは評価できる。 ただ、公正な競争確保などで不十分な点が残るほか、各党の違いを埋めるためのびほう策に追われ中長期的な視点の議論がなされなかったのは残念だ。国会審議などを通じて郵政の将来像を改めて論議する必要もあるのではないか。 改正案では、窓口業務をする郵便局会社と郵便事業会社を統合する。分社化に伴うサービス低下に対応するという目的だが、赤字の郵便事業を効率化する誘因が弱まる恐れもある。合理化努力が鈍らないよう厳しくチェックしていく必要がある。 郵貯などの限度額は当面引き上げず、新規業務の認可制も当面維持する。妥当な判断だが、日郵政の株式保有が2分の1残る時点で直ちに届け出制にするとしているのはどうか。国の関与が弱まるのにあわせて

    日経新聞社説 郵政は合理化徹底と公正競争確保が重要  :日本経済新聞 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2012/04/06
    『この問題で、民主党と自民党は同じだということがわかり、逆に、いかに小泉政権が際立っていたかを示すことになった。政権後退は、安倍政権のときにあったということだろう。』
  • 天才とか…… - finalventの日記

    自分は天才だと思っている人がけっこういる。こっそり思っている人もいる。 言うだけ馬鹿みたいだし、誤解されるだけなんだけど、戯れに言うと、私は多少天才である。多少というのは、天才というのは、自己の内部の他者ということで、自己が自己であろうとすることに介在してくる強烈なものだ。英語のgiftedみたいなもの。とりあえず、だから、天才性とでもいうか。 それは、自己にとって外来的な性質をもっている。 棚からぼたというか、降ってくる。あるメロディが、ある色彩が、ある構図が、ある着想が……。ただ、自己へぼたんと牛糞のように振ってくる。 それに自己が従属してしかも社会にある影響力を持つ人が、いわゆる天才だし、およそ天才というのは、美人と同じで社会側からのある特異な評価そのものである。な・の・で、私は天才だというのはほとんど狂人に近い。あるいは馬鹿だ。私は狂人ではないので、私は天才だとは言わない。でも私

    天才とか…… - finalventの日記
  • お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選 - finalventの日記

    成功する人は自分の利益になりそうな人を尊重する。利益になりそうな人というのは、つい地位や名声、頭の良さ、ルックスで決めがちだが、さりげなく物や知識をくれる人と医者のこと(徒然草を読むべし)。 「大きなミスをしでかした部下は公平に接する」「仲間はずれにされている社員と公平に接する」。恩とか考えずやっかいな人間関係は公平を基とする。 失敗と成功は結果論なので、結果論から議論するのは無駄だなと、目先のことを優先する。 小さなアイデアが大切なのではなく、アイデアを自分の継続的な仕事に育てられるか、人を巻き込める説得力があるかが重要。 成功する人には面白い人が多い。面白い人になるには、天性が必要なので真似して惨めなピエロにならないように。 時間を15分単位で使うと、多くの時間を無駄にしてきたのがわかり、いらいらが募る。時間の有効活用はその時間の質を見極めて選択するほうがいい。 これといった特技がな

    お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選 - finalventの日記
  • 困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記

    みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります(富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう)。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ

    困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2012/01/09
    『生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あなたが生きることだからです。(略)ただ、それしかなかったように思いますし、できるだけ自分を偽らなかったように思います。』
  • 没エントリ - finalventの日記

    今週のニューズウィーク日版に久しぶりにピーター・タスカ氏のコラムがあった。邦題は「質なきTPP論争の不毛」とあるが、英語の"TPP is Not the Issue"のほうがしっくりくる。TPPなんて問題ですらない。そのとおりで、コラムを読むに頷くばかり。そして一見これといって斬新な視点もないし、私のようなブロガーが自分の頭で考えるといった話でもなさそう。なのでブログに引っ張ることもないかとも思ったが、鍋焼きうどんもい終わったことだし。少し。 タスカ氏は早々、TPPバカ騒ぎの質を描いている。 昨秋、当時の菅直人首相が初めてTPPへの参加検討を持ち出したとき、民主党は政権交代を勝ち取る原動力となったマニフェストを「廃棄処分」にしている最中だった。農家への戸別所得保障制度で糧自給率を上げるというのもその1つだ。 代わりの公約を必要とした菅のために補佐官や官僚がひねり出したのが「社会保

    没エントリ - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/11/17
    『東日本大震災の対応は頼りなく、指令不在も明らかになった。復興債を発行してあらゆる資源を東北地方の再建に総動員する代わり、ごく少額の補正予算をめぐる対立で時間を浪費した。新たなエネルギー政策を出すわ』
  • 日経新聞社説 丁寧な説明でTPPへの誤解なくそう : 丁寧な説明でTPPへの誤解なくそう  :日本経済新聞 - finalventの日記

    確かに、めちゃくちゃな議論が多いからなぁ。 医療・保険に関しては、混合診療の解禁や企業の医療参入が進み国民皆保険制度も崩壊しかねないと心配する声がある。このため医師会など医療関係者は交渉参加に反対しているが、実際の交渉ではこれらは協議の対象ではない。 遺伝子組み換え農産物や品添加物、農薬などについて、安全基準が強制的に引き下げられると恐れる声もある。だが科学的な根拠に基づき国内で基準を設ける権利は、世界貿易機関(WTO)協定で認められている。国内措置はTPP交渉に左右されないはずだ。 医師、弁護士などの専門家や、外国人労働者が大量に流入し、国内の雇用が脅かされるとの意見もある。だが、労働市場の開放問題は現実のTPP交渉では取り上げられていない。必要な規制改革の議論は、TPPいかんにかかわらず進めるべきテーマだ。 農産物をはじめ、すべての貿易品目について関税を即時撤廃するという見方も誤りだ

    日経新聞社説 丁寧な説明でTPPへの誤解なくそう : 丁寧な説明でTPPへの誤解なくそう  :日本経済新聞 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/10/28
    ここら辺、全然わからんけど、かんべえさんとこの10/14の内容と同じスタンスだというのは把握できた。
  • 朝日新聞社説 小沢氏会見―「逃げの姿勢」は、なぜ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    民主党の小沢一郎元代表が、おととい開いた記者会見には驚いた。 こわもてはいつも通りだったが、あらかじめ質問数を制限していた。批判的な報道をしてきた新聞やテレビの記者を遠ざけて、支持者が多いインターネット向けの記者らを優遇する段取りも用意していた。 まあ、この件についてはそういうふうに見えた。 なのに小沢氏は、法廷で述べた検察批判を再読し、ろくに質問には答えなかった。その代わり、新聞などの世論調査への疑問を口にした。既存の大手メディアの報道が我慢ならないという思いだけは伝わった。 だが、いま私たちが一番知りたいのは、土地購入に用立てたとされる4億円の原資だ。これほどの巨額が、どこから来たのか。「政治とカネ」の問題として注目している。 この質問に、小沢氏は「私の金です」と言いつつ、「詳しくは検察に聞いてください」と、はぐらかした。自分の金なら、淡々と出所を語ればいいだけなのに、なぜだろう。 ま

    朝日新聞社説 小沢氏会見―「逃げの姿勢」は、なぜ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
  • 雑文 - finalventの日記

    スティーブ・ジョブズが亡くなって、その名講演の言葉をなんども見かけた。あれである、「もし今日が自分の人生の最後の日だとしたら、今日するはずのことを私は当にやりたいだろうか?」 英語だと、"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" (参照) 人生は限られているし、望んだ人生を生きられる人も少ないから、この手の言葉が心に刺さるのもしかたがないなと思う。それにいずれ、だれにも、人生の最後の日は来る。 もうちょっと引用すると、その一文とは違う含意も見えてくる。 "I've looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, woul

    雑文 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/10/08
    『日々の問いかけとしてであって、しかも、それが自分の人生の転機であることを知るための手立て』ジョブズの言葉を改めて読み返すと、たしかに、焦らずじっくり人生の転機を見定めようとしてるようにも読めてきた。
  • どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記

    どう生きたらいいかを考えさせるなどといった話題は書くものではないと思っていたが、ちょっとした機会でもあるので簡単に書いてみたい。 人生とは何かということをもっとも究極的な形で描きだしているのは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(参照)だろうと思う。が、これは万人向けではない。皆目わからない人もいる。お薦めはしづらい。 日人として生きていて、人生で突き当たる質的な問題を実験的な形で描いていったのは夏目漱石の小説である。極点は「明暗」(参照)だろうが、できれば、その他の小説から読み進めたほうがよい。おそらく日近代の知識人が抱える質的な問題が、人によってはということはあるだろうが、自分のことのように問われている。 このブログを書き始めてからはなぜか言及してこなかったが、ドストエフスキーやら漱石といった、いかにも文学というものでなければ、山周五郎の小説を薦めたい。人情と人生とい

    どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記
  • 終風日報編集後記 世界というもの - finalventの日記

    ロケスタ社長さんが結婚したというツイートがヘッドラインに上がっていた。私はこの人を知らないが、ブログを長くやっているのでなんとなく見かけているという印象があり、ブログのエントリも読んだ。おめでとう。▼「誰のために世界をよくしたいのか、というときに、それをわからせてくれたのが彼女でした」と、感動的に聞こえるが、その言葉が意味するものは私などにはわからない。私にわかるのは、それが私には理解できないことと、原理的に理解しづらい面があること。後者はいろいろ考えてきた。▼「世界」というのは共同幻想の領域にあり、「彼女(恋人・愛人・)」というのは対幻想の領域にある。この幻想は交わらない。交わらないがゆえに、人は後者を基点に生きていける。人は後者を基点に生きていくのが原型と言ってよい。▼世界にどう向き合うかということは、恋人に向き合うことの残余から出てくる。世界というのはそういう派生の形で捉えるときに

    終風日報編集後記 世界というもの - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/08/01
    『「世界」というのは共同幻想の領域にあり、「彼女」というのは対幻想の領域にある。この幻想は交わらない。交わらないがゆえに、人は後者を基点に生きていける。人は後者を基点に生きていくのが原型と言ってよい』
  • 昨日のお金の話の補足だけど - finalventの日記

    現実は、30代以降の大人の男と大人の女のカネを巻き込んだどろどろした世界があるばかり。だから、意外と、恋愛とかしっかり考えることにカネの問題が従属したりする世界になると思うよ。 ちょっと補足しておきますよ。簡単なことなんだけど。 僕の知人に東大出て一流会社に入って美人の奥さんもろって家建てて子どもが生まれてと順風満帆なやつがいて、長く疎遠だったけど、再開したら離婚していた。なんで離婚したのと聞くと、君もいずれわかるよと答えた。家と子どもは引き取ったらしい。ローンについても解決したそうだ。賢いやつだったからなとは思った。 どういうことがあったか、お金の流れを見るとだいたい想像は付くので書くまでもないし、その後、彼は幸福な再婚をしている。 で、と。ここから一般論だが、家を建てて子どもができてからの離婚は、お金にすごい影響をもたらす。あたりまえだけど。20年くらいは続く。億単位の借金くらいのイン

    昨日のお金の話の補足だけど - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/08/01
    『きちんとカネを稼ぐかみさんとか、貧乏でも幸せにやりくりできるかみさんというのがいる。これはけっこういる。当然だが、これは夫の側にもいえる。』
  • "死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい1の言葉" - finalventの日記

    「世間様にわせて貰ってることを忘れずにいること」

    "死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい1の言葉" - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2011/07/10
    『世間様に食わせて貰ってることを忘れずにいること』