日本と中国、それに韓国の3か国によるFTA=自由貿易協定の締結に向けた5回目の交渉会合が1日から中国・北京で始まり、関税の撤廃に向けた交渉の枠組みを決める協議が行われるものとみられます。 日本と中国、韓国の3か国によるFTA締結に向けた5回目の交渉会合は、1日から5日間の日程で北京市内のホテルで始まりました。 会合で、日本側の代表を務める長嶺外務審議官は「FTAを通じて3か国が協力するためにも速やかにこの交渉が終わることを望む。互いの溝を埋めるためにできるだけ柔軟に動くべきだ」と述べて、交渉の進展に期待を示しました。 これまでの交渉では、▽自動車や電子機器にかけられている関税の引き下げを求める日本と、国内産業の保護のため関税を維持したい中国との間で意見の隔たりがあるほか、▽農産物の分野でも関税撤廃の例外を求める品目に違いがあります。 このため今回の会合では、関税の撤廃に向けた交渉の枠組みを
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