Toward a society that revolves around “living” and “building”.
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能登地震では、各地で多くの家屋が倒壊した。3月、金沢から能登町にかけて被災地を視察したVUILD代表の秋吉浩気は、震災発生時から、建築家として、また「つくる」ことに重きを置くスタートアップの社長として、何ができるかを考えてきたという。 VUILDは2021年、家をアプリでデザインし、自分たちで簡単に建てられるデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING(ネスティング)」を発表。22年に発表したのち、10数軒が竣工。現在、被災地でも一軒、再建プロジェクトが進行している。震災復興にも生かされうる「NESTING」の特性を秋吉に聞いた。 「実は能登半島地震で、実家の家が全壊判定を受けたメンバーがいるんです」 そう話す秋吉が手掛けるNESTINGは、平たく言えば注文住宅のプラモデルだ。工場で作られたパーツを現地に運び、自分たちで組み立てる。12坪の場合の工期は約1カ月で、総工費は約1000万円
データ提供 建設業の人手不足に新たな一手。VUILDが開発する「NESTING」が、プラモデル感覚で建てられる住宅キットを供給開始。 2024年04月08日13時16分 [VUILD株式会社] デジファブ技術を用いて施主自らが設計から施工まで VUILD株式会社が提供するデジタル家づくりサービス『NESTING(ネスティング)』は、デジタルファブリケーション技術を用いて、施主が主体となって設計から施工までをおこなう住宅キットをリリースいたしました。着工からわずか2か月で竣工した約75平方メートル の戸建て一棟目を皮切りに、建設業界が抱える人材不足や建設費高騰などの課題を解決する、新しい家づくりの在り方を提唱します。 この度リリースしたNESTING「住宅キット」とは、デジタルファブリケーション技術*を用いた、施主が主体となる家づくりの在り方です。これまで当たり前だった、「家は買う(もしくは
(CNN) スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリア聖堂が、着工から140年あまりを経て2026年、ついに完成する。 6つの塔のうち最後の塔の建設が完了すれば、サグラダ・ファミリア聖堂は完成を迎える。 サグラダ・ファミリアは23年の年次報告書発表の声明で、「聖母被昇天の礼拝堂は25年に、イエス・キリストの塔は26年に完成が見込まれる」と発表した。 26年に完成予定のイエス・キリストの塔(高さ172.5メートル)は、最後に高さ17メートルの十字架を設置する。 サグラダ・ファミリア聖堂が完成すれば、ドイツのウルム大聖堂を抜いて世界一高い教会となる。 カタルーニャの建築家アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア聖堂の建設は1882年に始まった。聖堂は、それぞれ聖書の登場人物(12使徒と4人の福音書作家、聖母マリア、イエス)を象徴する18の巨大な尖塔で構成される。 ガウディが1926
東京都世田谷区の住宅地の一角にあり、一時建て壊しの危機にも瀕していた築136年の2階建て洋館が、漫画家の山下和美さんらの尽力で保存され、ギャラリーやカフェを備えた「旧尾崎テオドラ邸」として3月1日、オープンすることになりました。漫画文化の発信拠点になります。2月8日、同邸で山下和美さんらが記者発表して明らかにしました。 保存活動にかかわり、記者発表に集まった漫画家。左から三田紀房、高橋のぼる、高橋留美子、山下和美、笹生那実、新田たつお、福本伸行の各氏 元は六本木交差点そばの洋館 発表によると、この建物はもともと明治21年(1888年)、現在の東京・六本木交差点のそば、現在の「アマンド」の裏あたりに男爵の尾崎三良(1842-1918)が建てた洋館でした。イギリスに留学した尾崎三良が現地女性と結婚。そこで生まれた娘、テオドラ(1870-1932)がのちに日本で暮らすことになり、彼女のために建て
大分大学 理工学部理工学科建築学プログラム 木質構造研究室 准教授 田中 圭 氏 (株)つむぎ 代表取締役 今次 修一 氏 林業活性化のカギは、住宅以外の建築物で地域から産出される木材の利用を拡大し、川上から川中、川下まで地域の関連事業者に収益が行きわたるようにすることだ。では、その現状と課題は何なのか。大分県における木材活用の動向に詳しい大分大学理工学部の田中圭准教授と、同県で木造建築物の建設コンサルタント業務などを行う(株)つむぎの代表取締役・今次修一氏に、今後の木造建築物の普及に向けた提言も含めて話を聞いた。 木造高層ビルは可能だが… ──田中准教授は木質構造について研究されていますが、木材建築物の普及の現状についてどのように見ていますか。 田中 私は国や大分県などの自治体、企業と共同で木構造の研究開発も行っています。その知見や、東京などで10階以上の木造建築物が建て始められているこ
あくびの庭。 光と 緑と 水と 人々の営みから まっさらな視点で 泊まれる庭をつくる。 この土地に まだだれも知らない くつろぎがあるとしたら。 YAWN YARDは「泊まれる庭」。空気を吸って体験したこと、よく調べたこと、地元の人との会話をもとに、その土地に眠るもうひとつのくつろぎ方を「庭」にする試みです。たとえばここの風や、ここの緑ともっと良くつきあう家のかたちがあるなら?生活美学を一脚のイスで表してみるとしたら?もし家庭料理のまんなかの精神を、半径100kmの食材と現代の視点で料理するなら?無理に変えない。飾らない。目線を遠くにおいた豊かさで、ひとつひとつ試す。つくる。 はじめまして。あくびの庭へようこそ。 人口わずか400人、車があれば 15分で1周できてしまう小さな離島です。那覇空港からは北へ車で90分。世界自然遺産の「やんばる」と呼ばれる沖縄島北部にあり、1億年前から続く原生林
1959年東京都生まれ。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修了。東京工業大学大学院修了。日建設計、信州大学工学部教授を経て、東京理科大学工学部建築学科教授。O.F.D.A.associates主宰。主な作品に「長野県信用組合本社ビル」、「するが幼稚園」、「リーテム東京工場」(第4回芦原義信賞)、「松ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アワード2015)、「運動と風景」(SD賞2017)。著書『建築の規則』(ナカニシヤ出版、2008)、『建築の条件』(LIXIL出版、2017)、『建築の設計力』(彰国社、2020)、『会社を辞めて建築家になった』(フリックスタジオ、2023)。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一
東京大学 × 三井不動産グループ 「木の空間は身体に良い」を科学的に証明する~未来のくらしのために、快眠・認知症予防の観点から実証研究を開始~ 国立大学法人東京大学(総長:藤井輝夫、以下「東京大学」)大学院農学生命科学研究科・農学部と三井不動産株式会社(代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)、三井ホーム株式会社(代表取締役社長:池田明、以下「三井ホーム」)は、産学協創「三井不動産東大ラボ」の共同研究の一環として、木の空間が身体にどのような良い影響を与えるかを科学的に証明する実証研究を開始したことをお知らせします。 木を使った空間に身を置くと、木の持つ温もりを五感で感じ、リラックス感を得ることができます。昨今、“人は自然や動植物などの生命との結びつきを求める” という「バイオフィリア仮説※」の側面から、木材を利用した建築物への注目が高まりつつありますが、木に囲まれた空間の人への効果につ
建築スタートアップのセレンディクス(兵庫県西宮市)は8月2日、2人で住める3Dプリンター住宅「serendix50」の最初の1棟が竣工したと発表した。建設にかかった時間は44時間30分だった。 広さ50m2の平屋造りで間取りは1LDK。バス・トイレも備えている。約4mという高さを生かし、高い天井のある室内を実現した。建築基準法に準拠し、耐火性、耐水性、断熱性も担保する。 概要設計は慶応義塾大学KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センターが担当。KAPが構造設計を行った。立尾電設(熊本県)、百年住宅(静岡県静岡市)、ナベジュウ(群馬県)が施工に協力した。 今後は安全性試験を実施した後、限定6棟の先行販売を行う。販売予定価格は550万円。 40%が家を持てない現状を打破したい セレンディクスの飯田國大COOは、「今まで家はオートクチュール(職人依存)であり数千万円とコストが高
JR中野駅前の複合施設「中野サンプラザ」が7月2日に閉館し、50年の歴史に幕を下ろした。当日は中野区の酒井直人区長や再開発事業の主幹事を務める野村不動産の松尾大作社長も参加してセレモニーが行われた。 中野サンプラザは1973年に「全国勤労青少年会館」として開業。以来、数多くのイベントやコンサートを開催してきた。ホールはステージと観客席の距離が近いことで知られ、出演アーティストにも好評だった。 “最後のコンサート”として5月から2カ月にわたって開催された「さよなら中野サンプラザ音楽祭」には、中野サンプラザと縁の深いアーティストも多数参加。このうち奥田民生さんは「ラウドネス(1980年代のヘヴィメタルバンド)を一番後ろの席でみて、音でかすぎて後ろの壁にはりつきました。(ホールは)大きさがとにかくちょうど良かった。次はどうなる?」と思い出を交えたコメントを寄せている。 中野サンプラザの建物は24
建築家・中村好文氏は30年あまり首尾一貫して、クライアントの暮らしに寄り添った、普段着のように居心地のよい住宅をつくってきました。建物に新奇性や作品性を追い求めることをせず、主役は「そこに住む人たちであり、そこで営まれる暮らし」と考える中村氏の設計思想は、初めて家を建てる若い夫婦から独り暮らしの老婦人、サラリーマンから芸術家まで、幅広い世代やジャンルの人々に共感され、絶大な信頼を得ています。 本展覧会では、「住まい」に自然体で向き合ってきた中村氏が「住宅の原型」として注目し、子供の頃から魅せられてきた「小屋」を通して、「住宅とはなにか?」を問い直します。 会場は大きく3つのパートで構成されます。3階の第1会場では、「鴨長明の方丈」から「ル・コルビュジエの休暇小屋」まで、中村氏があこがれ影響を受けてきた「古今東西の7つの小屋」を紹介します。4階の第2会場では、中村氏がこれまでに設計してきた数
銀座、新橋、築地の中間ぐらいのところに、ちょっと気になる建物があった。立方体の箱が積まれていて、丸い窓が並んでいる。その名は「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」だ。 「あ~あの古いビルね。たしか数年前に取り壊したのでは?」と思われたかもしれないが、その通りである。近未来を感じさせられるデザインは建築家の黒川紀章(1934~2007年)さんが手掛けていて、産声をあげたのは1972年のことである。 建物は地上13階建てと11階建ての2棟からできていて、3階以上に140個のカプセルがあった。部屋の広さは4.5畳で、その中に造り付けの家具やユニットバスのほかに、テレビ、ラジオ、電話、時計、オープンリールデッキ(リールに巻きつけただけで、カセットに入れていない磁気テープ)などが備えられていた。ちょっと狭いワンルームマンションのような形だが、大きな違いはキッチンと丸い窓が開かないことである。 このよ
一般住宅タイプserendix 50(フジツボモデル)の3Dプリンター出力の様子。7月下旬に、百年住宅小牧工場敷地内で施工工事を予定しており、出力開始から組み立てまで48時間での完成を目指している。 2023年1月、大手百貨店の高島屋が「3Dプリンターハウスの福袋」を用意して話題を呼んだ。約10m2、「Sphere(スフィア)」と名づけた球状のハウスは趣味の小屋やリッチなグランピングを目的としたものだが、土地代を除く価格は税込み330万円。物珍しさも手伝い、限定1棟に対して46件もの応募があった。 提供したのは、兵庫県西宮市に本社を置くセレンディクスである。2018年8月、「世界最先端の家で人類を豊かにする」ことをビジョンに掲げて設立した同社は、2019年1月から3Dプリンター住宅のプロジェクトを開始。2022年3月には、日本初となる3Dプリンター住宅を愛知県小牧市の「百年住宅中部 小牧工
1939年に24歳で亡くなった詩人・建築家の立原道造が残した夢、『ヒアシンスハウス』をめぐる物語の 最終回です。今回は、下のイラストの左端、西側のベッド・スペースにある小さな出窓のお話です。 湖面に向かう小さな出窓と 隠れ家的なベッド・スペース ヒアシンスハウス前の道から眺めたハウスの正面は可愛い立面で、出窓がひとつあります。 道を隔てている柵は左側(北側)で少し奥に入っていて、道行く人が座れるベンチが置いてあります。 このあたりのプランは、立原が残した下のスケッチのとおり正確に再現されていて、図面の2本のポプラも そのとおりの位置に植栽されています。また、雨樋(とい)と雨水を貯めておく甕(かめ)もスケッチのとおり (甕は、立原のスケッチのように、もっと大きいほうがカッコがいいと思うけど)に出来上がっていて、立原の 思い描いたハウスの佇まいを感じ取ることができるのですが… 一点だけ、この出
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