ボーダフォンは、モバイル向けの地上デジタル放送(1セグメント放送)を受信できる端末の試作機を開発した。5月26日からNHK放送技術研究所で開催される、「技研公開2005」で展示する予定。 801SHをベースに、シャープ、NHKと協力して開発した。コーデックはH.264/AVCに対応。BMLにも対応しており、データ放送を表示できる。画面は放送画面と、メールやWebなどを確認できる画面を分割表示できるという。 サイズは50×101.5×28.8ミリで、重さは133グラム。テレビ映像の連続再生時間は、約2時間となる。発売時期や価格などは、いまのところは未定。 ボーダフォンではこの試作機を利用し、放送と通信の融合サービスを検証していく予定。具体的には、番組の補完情報や付加情報を通信経由で提供したり、ユーザーがクイズ番組へ参加可能にしたり、アンケートを実施したりといった内容を検討している。 同端末は