岐阜県多治見市の名産品「モザイクタイル」を使ったボードゲームができた。開発者のモザイクゲームズ店主、大沼博紀さんに思いを聞いた。 ――どんなゲームですか。 「オセロや囲碁と同じ、2人対戦のボードゲームです。縦横7マスのゲーム盤の上にコマを積み上げます。色の違うコマを70個ずつ持ち、先にコマを置き終えた方が勝ちです。基本的には交互に1個ずつコマを置きます。加えて、正方形に並んだ四コマのうち三つか四つが同じ色になれば、その上にコマを置けます。この『ボーナス』を連鎖的に起こすのがカギです」 ――特徴は。 「子どもも楽しめますが、やってみると奥が深い。後半になるほど展開が加速するのが面白い。コマは円盤状で直径27ミリ、多治見産のモザイクタイルです。ゲーム盤、箱も市内のメーカーに製作をお願いし、3月に発売しました。タイルの色合いがきれいなので部屋にも飾れます」 タイルとの出合いは「偶然」 ――開発の