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ブックマーク / bewaad.com (18)

  • 「農家切り捨て論のウソ」のウソ | bewaad institute@kasumigaseki

    切込隊長さんがご紹介されていた、神門善久先生の農家切り捨て論のウソですが、その中には農家・農政に対する客観的に妥当な評価とは言い難い記述が散見されます。webmasterはかつて神門先生の農業に関する書籍を好意的に紹介したこともありますし、兼業農家の多い産業構造、農地転用期待からくる農地配分の歪みといった問題意識の基的枠組みには同意しています。しかしながら、そうした問題について世の注意を喚起するためとはいえ、レッテル貼りが許されていいものではないでしょう。 #「転用期待からくる農地配分の歪み」については、かつて詳細に論じましたので、ご関心の向きはご高覧ください。 マスコミは「零細農家イコール弱者」のような形で描きたがりますが、現実には彼らほど恵まれた人たちはいない。農地の固定資産税が軽減されているうえに、相続税もほとんどかかりません。たとえ“耕作放棄”をしていてもですよ。  そのうえ、農

    shidho
    shidho 2007/09/23
    一部を見て全体を語るのはここ最近流行りだからねえ。
  • 「年金を受け取れる権利」は当然存在します bewaad institute@kasumigaseki

    磯崎哲也さんの「「年金を受け取れる権利」なんて、もともと存在しない」は、この手の問題について磯崎さんへのネット上での信用度は高いだけに、とっても困ってしまいます(現に、はてなブックマークも多数集まっています)。というのも、完全に間違っているのですから。というわけで、このエントリをご覧いただきましたら、訂正いただければ幸いです。 #このエントリは、磯崎さん向けということで、一般向けのわかりやすさを二の次にして書きます。わけわかんねーよ、といったご不満もあろうかと存じますが、趣旨をお汲み取りいただきますようお願い申し上げます。 磯崎さんのご主張の概要 磯崎さんのご主張が端的に表れているのは、次の部分でしょう。 以前も書きましたが、法的な説明としては「年金2008年問題」の著者の玉木伸介氏がおっしゃっていた、 年金をいくら受け取れるかは「法律」で決まっている。「法律」で決まっているということは、

    shidho
    shidho 2007/06/10
    とはいうものの、その権利が120歳まで引き上げられたら権利はないも同然だけどね。
  • 続・インド人がやった方が儲かることは、インド人にやらせればいいじゃん。 | bewaad institute@kasumigaseki

    昨日のエントリには多くの言及をいただき、ありがとうございました。それらを踏まえて、いくつかの補足を。 改めて言いたかったことをちょー簡単にまとめると。 「日は人件費が高いので、人海戦術的なソフトウェア開発は海外で安く調達することにした方が得ですよ」 #過去のエントリでも似たようなことを寓話っぽく書いてますので、お暇であればそちらもご覧いただければ。 情報サービス産業において日の比較優位が成立し得る分野 bewaadさんのところで紹介されていた記事なのですが、僕はこれを読んで、藤隆宏氏が提唱している「インテグラル型(摺り合わせ型)」と「モジュラー型(組み合わせ型)」の概念がIT業界にも適用可能ではないかと思いました。 そもそも要件定義や仕様書を作る理由は、そこに書かれた部分をモジュールとして分離して開発するためなので、要件定義や仕様書が必要な開発はモジュラー型であると言えるでしょう。一

    shidho
    shidho 2007/05/15
    「アニメの清書なんてアジアの新興国にやらせればいいじゃん、こちらはよりアイデアの必要な下書き部分で稼ぐから。」が正しいかどうか、がこの論の正しさに関連するよね。
  • bewaad institute@kasumigaseki(2007-02-20) - [economy][WWW]生産性問題まとめ

    ■ [economy][WWW]生産性問題まとめ 山形浩生さんと池田信夫先生が中心となった一連の論争について、まとめてみました。 主なやり取り(時系列順) 山形浩生さんゴッドランドの経済学はてなブックマークでの反応) 山形浩生さん生産性の話の基礎(はてなブックマークでの反応) 池田信夫先生生産性をめぐる誤解と真の問題(はてなブックマークでの反応) 山形浩生さんそれでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。(はてなブックマークでの反応) 分裂勘違い劇場さんアルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する(はてなブックマークでの反応) 池田信夫先生生産性と「格差社会」(はてなブックマークでの反応) 分裂勘違い劇場さん「他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解してみました(はてなブックマークでの反応) 山形浩生さん山形より上手でていねいな説明をご

    shidho
    shidho 2007/02/20
    この二人の前回の論争も結局言葉遣いに終始したんだよなあ。
  • http://bewaad.com/20061021.html

    shidho
    shidho 2006/10/23
    これは実はマスコミに限らない。今はね。
  • 特定菓子贈与禁止法

    ■ [law][joke]特定菓子贈与禁止法 昨日に引き続きAKITさんのエントリから。 特定菓子贈与禁止法施行日 平成18年2月13日(趣旨) 第一条 この法律は、青少年の健全な育成及び異性に接触する機会の少ない男性の心理的外傷の重大性を鑑み、特定菓子の適正な取扱いに関し、基理念及び政府による基方針の作成その他の青少年及び特定の男性の保護に関する施策の基となる事項を定め、国及び地方公共団体に対する責務等を明らかにするとともに、特定菓子を取り扱う事業者の遵守すべき義務等、また特定菓子を購入する女性にかせられる義務等を定めることにより、特定菓子の有用性に配慮しつつ、特定菓子贈与による心理的損害を減少させることを目的とする。(定義) 第二条 この法律において「特定菓子」とはカカオより抽出された調味料を用いた菓子類とする。 または、以下に定める菓子を「特定菓子」と呼称する。1 特定菓子の分

    shidho
    shidho 2006/02/16
    ネタにマジレスがかっこいい。
  • bewaad institute@kasumigaseki(2006-02-05) - 杉村太蔵議員を見直しました

    ■ [economy]稲葉振一郎、田由紀、若田部昌澄「そんなにいるわけない! ニート『85万人』の大嘘」@諸君!2006年3月号pp168-179 すでに稲葉先生ご自身や田中先生、のびたさんが取り上げていらっしゃいましてwebmasterが改めて取り上げるのには今更感が漂うわけですが(笑)、やはり総合誌にきちんとした経済学に基づくニート論が掲載されたことの意義は大きいといえましょう。記事でも言及されているようにこれまでの活字メディアでは田中先生(SAPIO2005年11月22日号など)の奮闘が目立ったわけですが、このように多くの人の目に触れる機会ができることは大歓迎です。 この鼎談企画に関しては、ニートに関する論客として注目を集めている田先生に対して経済学者の若田部先生、そして両者の橋渡しとなる稲葉先生という人選がまた絶妙で、編集者の目に感謝したい気持ちでいっぱいです。それに表紙に押

    shidho
    shidho 2006/02/05
    小泉首相は郵政民営化で公務員のフリーター化を公言したが待ち組と言ってフリーターを敵視する。そして杉村はフリーターやむなし、という立場なので小泉と微妙に合っていない。
  • bewaad institute@kasumigaseki - 「正義」はいずくにかある

    ■ [notice]コメント(実はエントリも)記入時にエラーが出ます エラーは出ていてもきちんと書き込まれていることまでは確認しました。 で、原因についてはwebmasterにはさっぱり見当がつきません。どなたかのお助けがいただけると大変助かります。エラーメッセージは次のとおりです。 undefined method `<<' for nil:NilClass (NoMethodError)./rbuconv.rb:193:in `euctoucs' ./rbuconv.rb:293:in `euctou8' (plugin/ja/makerss.rb):5:in `instance_eval' (plugin/ja/makerss.rb):5:in `call' (plugin/makerss.rb):124:in `makerss_update' (plugin/makerss.rb)

    shidho
    shidho 2006/01/26
    自分に気持ちいい強権力発動は非難されない。むしろ待望される。
  • 「格差」を考える 第2回:日本の所得格差は国際的に見てどうなのか bewaad institute

    top [0] about [1] writings [2] links [3] sitemap [4] contact [5] top (categories: BOJ | WWW | book | comic | computer | dystomics | economy | game | glossary | government | history | index | joke | law | media | misc | movie | music | notice | pension | politics | pseudos | science | sports) 直近のコメント 1.GET9 2.権六 3.うんこ 4.中村 5.ゲル愚愚 6.水上清一 7.Britty 8.マントヒヒ 9.井口 廣 10.加齢臭 直近のtrack

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    shidho 2006/01/19
    結局、日本は急速に悪化している、ということかな?
  • 今月の抵抗勢力「教職員&文部科学省」(bewaad institute@kasumigaseki(2005-10-22))

    ■ [government][politics]今月の抵抗勢力「教職員&文部科学省」 20日に開催された財政制度等審議会(財政制度分科会の歳出合理化部会及び財政構造改革部会合同部会)について、毎日新聞が詳しく報道しています。 教職員給与の優遇廃止を求めた20日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政制度分科会(会長・西室泰三東京証券取引所会長)で、国家公務員トップの事務次官より公立小中学校長の方が退職後の年金受取額が高いなど、教職員へのさまざまな優遇例が示された。【吉田慎一】地方公務員の給与水準が地域の民間企業に比べ高いとの批判が強い中、教職員がさらに優遇されていることが明らかになったことで、公務員総人件費改革や国と地方の税財政改革(三位一体の改革)などの議論にも影響を与えそうだ。(略)一方、手当などを除いた月額基給(平均)を一般の地方公務員と比較すると、03年度の平均で11%高い。

    shidho
    shidho 2005/10/22
    で、みんな自分の懐が痛まないから賛成するんじゃないの?
  • bewaad institute@kasumigaseki(2005-09-18) - [economy]「都市」対「地方」の経済学的含意

    ■ [economy]「都市」対「地方」の経済学的含意 かねてからwebmasterは現在の日が抱える最も先鋭な政治的対立軸の一つは「都市」と「地方」の確執であると説いてきました。最近では下記のエントリがそれなりにまとまっているものです。 「郵政民営化反対派の心情を想像してみたら」(7/8付) 「パネルディスカッション「都市対地方‐財政、公共事業、一極集中の是非をめぐって」@岩康志・二神孝一・松井彰彦(編)「現代経済学の潮流2005」」(7/9付) 「人口動態と政治的動向との関係についての一考察」(7/9付) こうしたwebmasterの見方に対して、次のような反論がありました(webmasterを名指しというわけではなく、自意識過剰であるとのご指摘はまことにそのとおりなのですが)。 今回の総選挙を、都市対地方という対立の枠組みで捕らえようとする方もおられるようだが、私は、それは違うと

    shidho
    shidho 2005/09/18
    乱暴だが、都市に財が集中するなら人も生活のため都市に集中せざるを得まい。
  • bewaad institute@kasumigaseki - 総選挙の朝に思うこと

    ■ [politics]総選挙の朝に思うこと 選挙の結果は選挙が終わってみないとわからないもので、事前にあれこれ書いて事後的に的外れだと判明するのは恥ずかしいものではありますが、事後になって「実は・・・」と書き、理屈を後付けにしたのかどうかうやむやになるのもなんですので、明日のエントリで恥をさらすことを覚悟してあえて選挙前のうちに書いてみます。 小泉総理は勝つでしょう。そして投票率も高いものとなるでしょう。しかしてその理由は何かと考えると、報道レベルではよく見えてきません。相変わらず郵政民営化は最大関心事項ではありませんし(例:毎日の世論調査)、自民であろうと民主であろうと構造改革を主張している点は従来同様今回も変わりありません。刺客騒動などで注目が、といっても、毎回選挙においてはそれなりに注目を集める話題はそれぞれあります。つまり、今回の総選挙において特有の事情というのが見えてきません。

    shidho
    shidho 2005/09/11
    そうなんだよね。書こうと思ってたことを自分よりわかりやすい形で書かれた感じ。
  • archives of bewaad institute@kasumigaseki(2005-09-09)

    「ここ6年」とは1999年度が郵貯残高のピークなのでそれ以降ということですが、近年明らかに郵便貯金は民間預金に対して競争力がなく漸減傾向となっています。これは一時的な傾向というわけではなく、公社スタートのときの資金量233兆円については、1期4年の終わる平成18年度末は208兆円になり、10年後の平成25年には約150兆円になる、というシミュレーションをしている。公社のスタッフのシミュレーションは、過去相当の確度をもって当たってきている。したがって、資金量を徐々に健全スリム化にしていくというのは、まさにその流れの中で今順調に推移している、というふうに理解していただいていいと郵政公社の生田総裁も発言しているとおり、構造的にそのような傾向となっています。 satoshiさんご指摘の特徴は定額貯金を念頭に置いたものかと存じますが、このご指摘は1992年の定額貯金金利設定ルールの変更前においてのみ

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    shidho 2005/09/09
    利息は高くない、郵貯は別に優遇されていない、という、議論の前提部分からひっくり返す反論。
  • archives of bewaad institute@kasumigaseki(2005-08-23)

    こちらのシナリオですと、キャッチアップ期間中において債務残高の対名目GDP比率がいったん減少するものの、その際の高金利債務が巡航速度に移った後の利払い負担として残るので再度上昇し、最終的なピークアウトは保守的シナリオと同じ2021年度ということになりますが、いったん下がるだけにピークの高さはより低いものにとどまっていますし、先に触れた外需や金利上昇抑制の効果など、試算に組み込んでいない要素の存在を考えれば、さらに良い数字が出る可能性は十分にあると考えられます。 いくつかの補足 徳保さんのご指摘の中で、以上では若干舌足らずな部分について補足説明をいたします。 債務残高の対GDP比率はどの程度であるべきか国債残高はGDP比40%以下とするべきと聞きますとのことですが、現時点において対GDP比率について一定のあるべき水準が経済学界において見解の一致を見ていることはありません。財政赤字の質的問題

    shidho
    shidho 2005/08/23
    リフレ派の詳細検討。楽観予測を廃した考察になっていて面白い。
  • bewaad institute@kasumigaseki(2005-08-19) - 郵政民営化と解散を考える・その3の2:郵政非民営化改革私案(考え方)

    shidho
    shidho 2005/08/19
    貯蓄性の保険を国債で代替する、という考えは面白いなと。
  • bewaad institute@kasumigaseki:郵政民営化と解散を考える

    shidho
    shidho 2005/08/12
    リフレ派的にはこれに似たトークになるでしょ。
  • bewaad institute@kasumigaseki 小泉総理の解散権行使に対するオブジェクション

    shidho
    shidho 2005/08/10
    そもそも小泉がおかしい。(略しすぎ)
  • 真の「敵」は誰だ?@障害者自立支援法案

    ■ [government][politics][economy]真の「敵」は誰だ?@障害者自立支援法案 「先日、衆議院で可決した障害者自立支援法案に対するさまざまなブログの反応」(@+ だ ちょう +(駝 鳥)7/17付)において、障害者自立支援法案についての反対意見がとりまとめられているのですが、多くの批判がまずは法案を作成した厚生労働省、次いで郵政や公共事業といった「既得権」(財源がないなら、障碍者向け支出よりもまず彼(女)らへの支出を削れ、というものです)に向けられていまして、それを見てちょっと切なくなってしまいました。 というのも、この法案が作られた源はなにかと見ていけば、経済財政諮問会議に行き着きます。厚生労働省からすれば、諮問会議においては、まずは支出すべき内容ありきで考えるべき(彼(女)らの言葉では「積み上げ」)であるということをねばり強く主張しているわけですが、基的にそ

    shidho
    shidho 2005/07/19
    どうすればいいんだろうね。今できることと言うのは。
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