「学研のひみつシリーズ」といえば我々団塊ジュニア世代にとってはひときわ思い出深い書籍だと思う。 ぼくたちが小学生だったころ、学校の図書館にあるマンガといえばタンタンの冒険旅行、はだしのゲン、そしてこのひみつシリーズぐらいのものだった。 そんなひみつシリーズが、いますごいことになっているのだ。 (西村まさゆき)
雑誌やテレビでよく、飲食店の人気メニューを紹介する記事や番組を目にする。人気があるだけあって、どれもおいしそうで魅力的なことが多い。 そうした情報がなくても、実際に店に行けば人気メニューは大抵すぐにわかる。店がおすすめとして売り出していることが多いからだ。 わからないのは、逆に人気がないメニュー。「あんまり売れないんだよな…」という品については情報がない。 学校に通っていた頃、クラスで目立たない方だった私としてはシンパシーを感じる部分もある。そういうわけで「ひっそりメニュー」をあえて食べてみたい。 (小野法師丸) 目立たぬアイツを指名したい 以前、このサイトで「今昔ミルクスタンドめぐり」という記事を書いたことがある。今となっては珍しくなった牛乳売店、ミルクスタンドを回るという記事だ。 実際に買って飲んでみようとすると、種類がたくさんあってつい迷ってしまう。そこで、店員さんから一番売れるもの
電気自動車の実用化に向けた実証実験が、私の知らないうちに進んでいる。 「EV・pHVタウン構想」と言って、 (略し過ぎてて何のことやらとても分かりにくいのだが) ・電気自動車(EV) ・プラグインハイブリッド車(pHV) を普及させるため、特定地域に絞って行われるモデル事業がある。 これが長崎県は五島列島で行われている。 電気自動車を実用化するには、ガソリンスタンドならぬ「電気スタンド」が各地に必要となるワケだが、そういったインフラ周りを整備するのに離島は丁度いいサイズなのだろう。 未来を感じに、行って来ました。 (T・斎藤) Go to 五島 五島列島はその名の通り5つの大きな島と複数の小さい島々から形成されている。このうち電気自動車に乗れるのは 福江島 新上五島(中通島と若松島。橋で結ばれている) の2エリア。今回、私は福江島の電気自動車を体験をしてみようと思う。 というわけでまずは長
牡蠣のことを「海のミルク」と言う。 僕らが学校の給食などで飲んできた牛乳と、冬場に鍋などに入れるあの牡蠣が実は同じものなのだ。どちらも「牛乳」なのだ。 またアボガドのことを「森のバター」と言う。 僕らがあさりのバター焼きなどを作るときに使うバターと、あまり食べたことが無いのでイマイチ使い道が分からないアボガドが実は同じものなのだ。どちらも「バター」なのだ。 ということは、料理を作る際、本来は牛乳を使うところで牡蠣を使ってみてもいいのではないだろうか。アボガドも同じだ。 早速作ってみることにした。 (地主 恵亮) 「牡蠣=牛乳」 牡蠣のことを「海のミルク」と言う。 ミルクとは日本語で、もちろん「牛乳」のことだ。つまり「牡蠣=牛乳」という図式が成り立つわけだ。 牡蠣には「海の」が付くので、牛乳の代わりに牡蠣を使って料理をすれば、若干海よりの料理になるかもしれない。 でも、実態はどちらも牛乳なの
大阪と京都の境に、山崎という町がある。 山崎は長い歴史を持つ土地で、古くは平安時代より油の産地として栄え、戦国時代には豊臣秀吉が明智光秀を追い詰めた「山崎の戦い」の舞台にもなった。 そのような山崎には、ウイスキーの蒸留所がある。1923年に創設された日本最古の蒸留所、サントリー山崎蒸留所だ。何気なく目に留まり、ぶらりと立ち寄ってみたそこは、何とも愉快な酒飲みにとっての天国であった。 (木村 岳人) 目当ては千利休の茶室だった そもそも私が山崎を訪れたのは、山崎蒸留所の為ではなかった。待庵(たいあん)という茶室を見学しに行ったのだ。 待庵は山崎の戦いの際に秀吉が千利休に命じて作らせた茶室で、その後に妙喜庵(みょうきあん)という山崎駅前のお寺に移築された(なお、待庵を含む妙喜庵の拝観には往復はがきによる一ヶ月以上前からの予約が必要なので、ご注意を)。
月にいちど、「おまかせ書店」という企画をUSTREAMで実施している。 「1000円で仕事に役立つ本」や「2000円以内で彼女が家に来たときにテーブルの上にあるとかっこいい本」などのリクエストに応じて本を送る企画だ。立川にあるオリオン書房ノルテ店を閉店後借りて行っている。 ちょっと狙って変わった本を選んだりするのだが、そうすると特定の出版社ばかりになることに気づいた。 国書刊行会という出版社だ。 (林 雄司) 変わった本を選ぶとたいてい国書刊行会 11月のUSTREAMできちんと紹介したのは20冊程度なのだが、そのうち3冊が国書刊行会の本だった。約1/6が国書刊行会である。メジャーな出版社をさしおいてこの比率の高さはなんなのか。 オリオン書房はよそで見かけない本が多いので買って帰ったり、気になってあとから買うことが多い。そうして買った本を家で見返してみたらやっぱり国書刊行会だった。
秋の行楽シーズンも終盤。知ってる人は知ってるが、知らない人はぜんぜん知らない。そんなメジャー昇格目前ともいえる盛岡市の2軍的観光スポットに出かけたら、そこは魅力的なキャラたちで満ち溢れていた。 (櫻田 智也) 盛岡天満宮 岩手県の県庁所在地、盛岡市。北東北の代表的な観光地のひとつでもあり、盛岡三大麺(冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば)は全国にその名を知られる存在だ。 と、まずは盛岡を持ち上げておいて、今回訪れるのは観光名所としてはそれほど広く知られていない、ある神社だ。
人間が感じる味というのは、かなりの割合を見た目に左右されているのだという。食べる前に見た目ですでに「新鮮でおいしそう!」とか「脂がのっている」とか、その味を判断しているということだ。 では味覚だけに頼った場合、どれだけ正確に味を判断できるのだろうか。 回転寿司で目を閉じて食べて、それがなんのネタか当てるというゲームで検証してみたい。 (玉置 豊) かっぱ寿司で対決だ このゲームの舞台に選んだのは、近所にあるかっぱ寿司。値段による味の違いという要素を省くべく、105円均一の回転寿司を選んでみた。 対戦相手に立候補した編集部の工藤さんは、週に一度くらい、なにかいいことがあると回転寿司にいくという強豪だ。また弟が回転寿司店に勤めていたことがあり、いろいろと裏話も詳しいのだと豪語している。 迎え撃つ私はというと、回転寿司は大好きなのだが、家族で行こうとすると「一歳児に食べられるものがない」という理
長崎名物の麺料理、ちゃんぽん。いわゆるローカルフードでもあるのだろうが、チェーン店も各地に展開されていて、全国レベルでの人気食とも言えると思う。 手頃な値段で野菜をたっぷり食べられるのも魅力。個人的な好物でもあり、以前長崎へ行ったときにはいくつかの店で食べて、それぞれのおいしさや微妙な違いを楽しんだ覚えがある。今回再び長崎に行く機会があったので、再び食べ歩いてみたい。 テーマは「お値段カウントダウン」。それでは、値段が高い方から順番に、どこまで安いちゃんぽんを見つけられるか紹介していってみよう。 (小野法師丸) 興奮の最高級ちゃんぽんからスタート 以前に長崎に来たときにもちゃんぽんは何回か食べたのだが、そのときに感じたのは「連食しても不思議と飽きない」ということだ。
東京の新橋にある「加賀屋」という居酒屋がすごい。 僕はこのお店を3年前くらいに知った。それ以来、気に入って何度か行っている。しかし、ここを一言でどう表現したら良いのか、未だに言葉が見つからない。 今回は加賀屋初体験の方4人と一緒に行ってきました。 (斎藤 充博) 入り口は地味 加賀屋はJR新橋駅から徒歩5分のところにある。この辺りは居酒屋の激戦区だ。週末になれば酔ったサラリーマンでごったがえす。 そんな激戦区でも、自分のペースで、全く独自の営業を貫き通しているのが「加賀屋」である。
アイスの「当たり」棒なんて、もう季節外れな話かもしれない。でも今だからこそ、言わせて欲しい。 当たりくじ付きアイスを食べ進むうち、「ア、タ…」という焼印が出現、そこで手放しに喜んじゃあ、いないでしょうか? 絶対に気をゆるめてはいけない。なぜからこんな危険が隠れているかもしれないからだ。 来年のアイスライフに向け、警鐘をならすものである。 (乙幡 啓子) あの小さな木片にこんなに手こずるなんて 「警鐘を鳴らす」などと力んでみたが、具体的に何をするかというと、「アイスの棒にさまざまな“警鐘焼印”を入れる」というだけである。どんな警鐘かは、最後のページで明かされる予定だ。 焼印を入れる「だけ」?果たして、そうだろうか。あの「アタリ」という焼き印、どう素人が入れられるというのか。 まずは、テスト用の棒を用意したい。あ、それには一本食べないとですね、調達できないわけですよ。もぐもぐ。
今乗っているエスカレーターのメーカーが知りたい。どうしても知りたい。知らねばならない。そんな必要に迫られたとき、あなたならどうするだろうか。 どういうシチュエーションだかわからないが、心配することはない。エスカレーターメーカーを見分ける方法はじつはとっても簡単なのだ。 今日はその意外と知られていない真実を、わたしが勝手に解明していこうと思う。 (田村 美葉) と、はりきって書いていたら9ページになってしまった! これを全部掲載してくれるというニフティとインターネットインフラに感謝しつつ、おそるおそる長大な目次を載せてみるので、もしも全部読んでもらえたなら本望だ。忙しいあなたのためにダイジェストもあるぞ。
パクチー(香菜)はカメムシの匂いがするので苦手という人は多い。ひっくり返せば、パクチー好きな人の中にはカメムシの匂いが好きという人もいるかもしれない。 さすがにそんな事はないか、と思っていたら、なんと昆虫食界ではカメムシは美味ランクが上位という話をきいた。 パクチーの風味がくせになるそうだ。 それならば、カメムシはパクチーの代わりになるのだろうか。フォーに浮かべて試してみた。 (ほそいあや) カメムシを食べたいと思ったきっかけ 昆虫料理家の内山昭一氏のブログに、庭でとれたカメムシがおいしいという記事があった。(注:虫の写真があります) パクチー風味というのが気になり、後日お会いしたときにカメムシの食べ方について聞いてみると「茹でて食べればいいですよ。冷凍しておけばいくらでも持ちます」とアドバイスをいただいた。 カメムシは、東南アジアやアフリカで普通に食べられているらしい。 参考リンク:タイ
ブログ市長で話題の鹿児島県阿久根市に行って来た。 目的は、駅前に廃ブルートレインを再利用した宿泊施設があって、それに乗る(というか泊まる)ことだった。が、行ってみたら、むしろシャッター街のすごさに目を奪われた。 「シャッター街がすごい」なんて、まったく失礼な言い方のようだが、別に揶揄してそう言ってるわけではない。本当にすごいというか、なにやら面白いのだ。 順を追って説明したいと思う。 (T・斎藤) 地方は疲弊している その日、私はまず砂蒸し温泉で有名な指宿を訪れた。 駅前の広場に足湯があるなど、温泉街らしい楽しげな雰囲気もあったものの、商店街はこんな感じだった。 こういった光景は、九州各地で見受けられる。 佐賀県は有田駅で降りた時もやはり駅前がこうだったし、私が住む長崎県でも同様。さすがに長崎や佐世保など大きな所はそうではないが、諫早、大村、島原などのアーケードはこれに近い感じだった。 レ
印刷媒体やウェブなどで使う、素材集という商品がある。直接素材集を見たことがない人でも、そうと気付かぬうちに素材集の画像を見ているのではないか。 自然や風景など、さまざまなテーマの素材集があるが、中でも気になるのは人物系。いかにもありそうなシーンを切り取ったそれらの写真には、どうも独特の雰囲気がある。 なんとも言えないその感じ。あの雰囲気を再現してみたい。 どうやって?それは自分でやるしかないだろう。心強い仲間も力を貸してくれた。そういうわけで、やってみました。 (小野法師丸) どうせ登るなら高い山の方がいい 素材集の販売形態にはいくつかあるが、一般的なのは画像を収録したCD-ROMの販売というスタイルだろう。今回は素材集のCDを一枚買って、それを真似てみることにしよう。 いろいろなテーマの商品がある中、選んでみたのはこれだ。
ガムテープ文字・佐藤修悦さん取材時、お世話になった古着店「シランプリ」が、商品全部無料という、ナゾの展開をはじめた。 「ユニクロとか安いじゃないですか、シマムラもクオリティ高いし」「中野にある、全品500円の服屋とか、すごいじゃないですか」「だからウチも、要らない服を無料で引き取って、無料で売ろうと思って」「エコっぽく言えば、捨てられる服を救うことになるし」「だって、普通の古着屋やってても、つまんないんスよ」 そんなことを言って、店主・山下陽光さんは、2月上旬から、本当に服をタダにしてしまった。 いやなんか、勢いは分かるけど、意味わからん。 そう思いながら、要らない服を持って、シランプリに伺った。 (大塚 幸代) ――キッカケって何なんですか。 「もともと、あんま商売が好きじゃないんですよ。古着屋やってて、友だちが無理して買ってくれたりするんですけど、それがイヤで。利害関係なしで人と仲良く
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