システム開発は情報のモデル化 システム開発とはなにか、と聞かれたら「情報をモデルとして扱うこと」と答えるようにしています。オブジェクト指向としてモデリングを説明すると、たとえば車であれば色や馬力といった属性と、走るや止まるといった振る舞いに分けることができるわけです。ソフトウェアというのは、情報という見えないものをモデリングすることによって扱えるようにする手法というわけです。 最近あらためて感じるのは、あくまでもモデルを扱っているに過ぎないんだなということです。以前は「オブジェクト指向であれば現実世界を表現できる」みたいなことをいっていたのですが実際には不可能なことです。モデルの中の車を”本当に”走らせようとしたらガソリンがエネルギーに変換されるところまでモデリングしないといけなくなります。そんなことはできないので「謎の力」に登場してもらうことでモデリングされた車は走ることができるように