京福電気鉄道(京都市)は4月1日から、嵐山本線、北野線の全線で、後払い式ICカード「PiTaPa」(ピタパ)を導入すると発表した。「ICOCA」(イコカ)の利用もでき、JRや他の私鉄、市営地下鉄との乗り継ぎの利便性が高まる。導入する「PiTaPa」は2プランあり、通勤・通学定期のように使うこともできる「連続利用プラン」は6カ月連続で使えば、半年後は月45%の割り引きになる。また、嵐電専用のプリペイド式ICカードも同時期に導入するという。
電子書籍に詳しい東京電機大出版局の植村八潮局長に、今後の出版界で予想される変化、展望を聞いた。 ◇日本型流通モデル、開発を --いま出版界が直面している問題は。 ◆電子書籍を含めてコンテンツビジネスは、端末生産から販売サービスまでを一企業が提供する、アマゾンやアップル、グーグルなど「プラットフォーマー(基本的な仕組みを提供する企業)」の時代になるといわれている。その流れは止められないにしても、すべて米国企業でいいのか。音楽業界のようにほぼ一手に握られることになれば、間違いなく日本の出版活動は続かなくなり、書店や流通の問題というより、日本の国策、出版文化として不幸だと思う。 --対応策は? ◆米国でプラットフォーマーに対抗できるのは、複数のメディアを傘下に収める巨大企業だけ。出版社4000社、書店数1万6000もある日本の出版業界が、このままで対抗できるわけがない。日本の特性を生かした、しか
前原誠司国土交通相と大阪府の橋下徹知事は25日、兵庫県西宮市で会談し、大阪(伊丹)空港を株式会社化したうえで、関西国際空港と持ち株会社のもとで経営統合して一体的に運営し、その運営権を民間に売却する案で大筋合意した。国交省は12年春にも一体運営を始め、外資を含めた民間企業を対象に入札方式で売却先を決める方針。国交省は売却額を最大約8000億円と試算しており、関空会社が抱える約1兆1000億円の有利子負債削減に充てる。 関西には関空、伊丹、神戸の3空港があるが、それぞれの位置付けが明確でなく、さらに巨額の負債を抱えた関空の経営改善が急務とされていた。今回の案で、「関西3空港問題」に一つの道筋が付いた形だ。一体運営案については、国交省の成長戦略会議が28日に発表する予定。 前原国交相は会談後、「(リニア中央新幹線が大阪まで開業したら)伊丹の廃港も当然ながら考えざるを得ない」と、将来的に伊丹空港を
政府は21日の閣議で、インターネット上で短い文章を投稿・閲覧するサービス「Twitter(トゥイッター)」を選挙運動で利用することについて、「公職選挙法に違反する」との答弁書を決定した。民主党の藤末健三参院議員の質問主意書に答えた。トゥイッターは140字以内の「つぶやき」を投稿し、別の利用者と即時に情報交換できるコミュニケーションツール。答弁書は、トゥイッターに書き込まれたものは公職選挙法が定める「文書図画」に該当し、選挙運動と認められる場合は違法とした。トゥイッターはイラン大統領選後の混乱で、抗議行動を行う市民が情報交換に利用し、オバマ米大統領ら世界の指導者も情報発信に使っている。【横田愛】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く