2013年に刊行され、社会現象とも呼べるほどの大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とした上で、対人関係を改善し、幸せに生きるための方策を提示するアドラー心理学を対話形式でわかりやすく解説した本書は、今も多くの人に影響を与え続けています。 この『嫌われる勇気』に書かれている内容が、サイボウズのこれまでやってきた取り組みに似ているのではないか? あるサイボウズ社員がそう気づいたことから、今回、『嫌われる勇気』の著者である岸見一郎先生と、サイボウズの青野慶久社長の対談が、社内イベントとして企画されました。 アドラー心理学とサイボウズの考え方の共通項はどんな点にあるのか? それについて岸見先生はどのように考えるのか? 読み進めるうちに、『嫌われる勇気』の内容についての理解も深まっていくはず。第1回~第4回の全4回に分けてお届けします。
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