99U:私のお気に入りのキャリアレッスンのひとつは、映画『ハーフ・ベイクト』でデイブ・シャペル氏が教えてくれたものです。映画の冒頭、シャペル氏が演じるサーグッドが、自身のキャリアパスについて語る場面があります。フロアをモップ掛けしながら彼は言います「俺はといえば、メンテナンスアーツのマスターだ。まあ、掃除係と呼ぶ奴もいるけどな」 職名には大した意味がない 職名は必要なものですが、詐欺的な要素も持っています。職名は、その人の能力や重要度、生活水準などを推し量るカンニングペーパーとしても使えます。その結果、私たちは高尚な職名を成功と同等に扱います。社員が1人しかいなくても、起業家たちが自分のことを「CEO」と呼ぶのはそのためです。サーグッド氏は、自分が本当には何をしているかを世界に知らせたくはありません。なので、彼は自分の職名を少し誇張したというわけです。 多くの人が、キャリアパスとは、より良