多くの企業が求める人材の条件として「地頭の良さ」を挙げています。「頭の良さ」との違いは何なのでしょうか? 最近、採用のプロフェッショナルと話をするのですが、どこも求める人材の条件として「地頭の良さ」を掲げています。何気なく使っているこの「地頭」という言葉。一体、何を指すのでしょうか? 「頭の良さ」ってどんなこと? 「地頭」というからには「頭」とはニュアンスが違います。一般的に「頭が良い人」というのを思い浮かべてみてください。 頭が良い人の条件をいろんな人に聞くと、「理解が早い」「いろいろな情報の引き出しを持っている」「回答がスピーディで的確」「難しいことでも相手が分かるように伝えられる」といった答えが返ってきます。私なりに咀嚼(そしゃく)してまとめると「いろいろな情報をインプットとして、きちんと整理し、アウトプットが出せる人」ということになるのでしょう。 典型的なものとして「勉強ができる」