粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち――そんなイメージで語られがちな共和党候補ドナルド・トランプ(70)の支持層だが、世界中の英知が集うハーバード大学にも、隠れた支持者たちはいる。昨年の夏から1年間、同大学のロースクール(法科大学院)に留学していた山口真由氏が、“隠れトランプ旋風”の実状を明かす。 *** さて、ここまでハーバードにおけるトランプ支持者の“思惑”に触れてきた。だが、トランプを支持していたのは彼らのような熱心な共和党支持者や、キリスト教徒だけなのだろうか。 私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、 「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」 と、酔った勢いで呟いていたことを。 「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。 「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」
米大統領選当日、ニューヨークのニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンでスピーチをする共和党候補のドナルド・トランプ氏(2016年11月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIM WATSON 【11月11日 AFP】米大統領選で、イスラム教徒に対する敵意を公然と示していた共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利したことについて、イスラム過激派たちが歓喜の反応をみせている。 イラクとシリアで米国主導の有志連合による空爆攻撃を受けているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は米大統領選の投票前、トランプ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に大きな違いはないと述べていた。 しかし、トランプ氏勝利の結果を受け、ISの支持者らはソーシャルメディア向けアプリ「テレグラム(Telegram)」上で同氏の勝利を祝うメッセージを送り合った。「喜べ
「ヒラリーは公用のEメールを勝手に削除した!」 6月2日、カリフォルニア州サンノゼ市のコンベンションセンターで、ドナルド・トランプがダミ声で怒鳴ると、聴衆は激しいブーイングで応えた。 「私が大統領になったら、あの女を刑務所にぶち込んでやる!」 トランプが拳を振り上げると、聴衆は「うおおおお」と雄叫びを上げて足を踏み鳴らした。 聴衆の9割以上は白人。平日の夕方だから仕事帰りのはずだが、ネクタイやスーツを着た人は少ない。ほとんどがジーパン。ワークブーツの人も多い。 彼らは「サイレント・マジョリティー」と書かれたサインボードを掲げ、上気したピンク色の顔で「移民を追い出せ!」と熱狂的に叫んでいる。まさにピッチフォーク・モブ。よそ者をリンチするため、燃え盛る松明(たいまつ)やピッチフォーク(干し草を持ち上げるための農具)を手に村を練り歩く怒れる群衆だ。 時々聴衆に交じった反トランプ派の人が「レイシス
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11月8日以降、アメリカでは黒人、ヒスパニック、イスラム教徒、ユダヤ系、アジア系、性的マイノリティ、女性たちが、肉体的な被害を受けたり、ヘイトスピーチで蔑まれたり、民族主義的な落書きの標的とされたりした。
英国のEU離脱、欧州での右派政党の躍進、米国大統領選挙の混迷――。世界的に反移民、反グローバル化が台頭する中、カナダだけが移民を大量に受け入れ続け、自由貿易を支持している。 現在の西欧社会で、「他者を受け入れる心」の松明を掲げられるのは誰だろう。米国の次期大統領ではあるまい。現状に不満を抱く層を煽る共和党候補ドナルド・トランプ氏が大統領になれば、メキシコ国境に壁ができ、貿易協定を破棄することだろう。一方、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(11月8日に勝者となるのは恐らくこちらだ)は、移民についてはずっとましな政策を採るだろうが、野心的な貿易協定についてはかつての支持を撤回している。 移民とグローバル化への懸念から、英国は国民投票でEU(欧州連合)からの離脱を選択した。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は難民に門戸を開いた結果、相次ぐ政治的敗北を喫している。フランスでは、来年の大統領選挙の第1
Finland Will Become the First Country in the World to Get Rid of All School Subjects Finland’s education system is considered one of the best in the world. In international ratings, it’s always in the top ten. However, the authorities there aren’t ready to rest on their laurels, and they’ve decided to carry through a real revolution in their school system. Finnish officials want to remove school s
両角 吉晃 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (50239711) 松原 健太郎 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (20242068) 原田 央 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 准教授 (60302642) 桑原 朝子 北海道大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (10292814) 森田 果 東北大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (40292817) 金子 敬明 千葉大学, 大学院・専門法務研究科, 准教授 (80292811) 加毛 明 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 准教授 (70361459) 滝澤 紗矢子 東北大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (40334297) 岩原 紳作 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (20107486) 神作 裕之 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (7018
アメリカ大統領選は悪夢のような結果になりました。誰もが予想だにしなかったトランプ大統領の誕生です。積極的にでもネガティブチョイスでもヒラリーを支持していたアメリカ人、つまりトランプはありえないと思っていたアメリカ人(および米在住外国人)はいまだにショックから立ち直れていません。立ち直れる気もしません。それくらい絶望的な結果です。 11月8日の選挙日、7時ごろに仕事を終えてニューヨークタイムズの選挙サイトを見ると、開票が始まった州はどこもトランプが若干リードしていました。なんだか嫌な感じはしたのですが、その時点ではヒラリーの勝利確率はまだ80%を超えていました。が、テレビの前で選挙速報番組を見ているうちにどんどん状況が変わり、9時ごろにはトランプ勝利の確率が90%を超えました。そして11時頃にヒラリーの負けがほぼ決定的になるまで、9月11日のニューヨークテロの中継を見ていた時に匹敵するような
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