【北京時事】有力シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」(本部ブリュッセル)は11日、中国など北東アジア担当のマイケル・コブリグ氏が中国で拘束されたとする声明を発表した。 コブリグ氏はカナダの元外交官として北京や香港での勤務経験があり、中国語が話せるという。 中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕された事件との関連は不明。 声明は「コブリグ氏の所在に関する追加情報や、迅速かつ安全な釈放に向け、できる限りのことをしている」と述べた。コブリグ氏は2017年2月からICGに勤務しているという。