法要が行われる大仏殿前に向けて行進する僧侶や参列者ら=15日午前、奈良市、小林裕幸撮影大仏殿前で行われた法要では、舞楽が披露された=15日午前、奈良市、小林裕幸撮影 奈良・東大寺で15日、聖武(しょうむ)天皇(701〜756)とともに寺を創建した光明(こうみょう)皇后(701〜760)の1250年忌法要が始まった。17日までの3日間、数十人の僧侶による盛大な法要のほか、コンサートや蹴鞠(けまり)などの慶讃行事が行われる。 この日は、同寺の北河原公敬(きたかわら・こうけい)別当らが輿(こし)に乗って大仏殿前に到着。舞楽の奉納や大仏をたたえる「盧舎那仏讃歌(るしゃなぶつさんか)」の合唱に続き、読経や信者代表らの焼香などがあった。