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このブログでは、「英語を教えナイト?」、「英語を教えナイト? 2」、「『危うし! 小学校英語』(鳥飼玖美子/文春新書)」、「カテゴリーの新設」、「英語教育のハコモノ行政」ほかで、さんざん日本の英語教育行政、とくに小学校での英語必修化を茶化してきたが、あれから五年、問題はひとりでに解決してしまった。 もう、素人の小学校教諭に、むちゃくちゃな英語を建前だけで教えさせるような愚かなことなどしなくてよい。ALTだって、まともなALTは全然足りてないだろう? 心配ない。案ずるより産むが易しだった。問題は、教育行政なんかじゃなく、経済がすっかり解決してしまったのだ。もう、公教育で小学校からあわてて英語を教える必要はない。なぜなら、放っておいても、国民のほうで自主的に勝手に必死にやるからである。 日本人は、英語は必要だ必要だと表向きは言いながら、そこいらのふつうの人たちがほんとうに英語が必要だなどとは誰
http://www.nytimes.com/2011/01/28/world/asia/28generation.html 敬称略。 東京 ― ホリエケンイチは有能な自動車エンジニアだった。日本ではこのような若い人材が、ハングリー精神あふれるライバルの中国や韓国と渡り合い、現在の地位を保つために必要とされている。30代前半のとき、彼は主要自動車会社に勤めており、先進的バイオ燃料のデザインによって評価を得ていた。 しかし、多くの日本人のように、彼は非正規労働者だった。時限付き(temporary)契約のもとで、雇用保障もほとんど無く、そのほとんどが40代後半である正規労働者に比べて半分の給料しかもらっていなかった。彼は10年以上正規労働者になろうと努力したが、ついに辞めた。時限付き契約だけではなく、日本そのものを、である。 2年前、彼は中国語を習うために台湾に移り住んだ。 ホリエは語る。「
携帯ゲームサイト「モバゲータウン」などで人気のソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」で、ゲーム内で使う武器などのアイテムをだまし取られるトラブルが相次いでいる。 アイテムはゲーム内の仮想通貨で購入できるものだが、インターネット上のRMT(リアル・マネー・トレード)では現実の通貨で高値売買されており、識者からは「原則無料の携帯ゲームは子どもの利用者も多く、運営者側が対策を急ぐべきだ」との声も出ている。 「相手と連絡がつかず、手の打ちようがない」 怪盗ロワイヤルのプレー仲間に交換を持ちかけられ、1万円相当のアイテムをだまし取られた千葉県の主婦(27)は悔しがる。 怪盗ロワイヤルは、自分の分身のキャラクター(アバター)を育成しながら、武器などのアイテムを集めたり、仲間を募ったりして、他のユーザーと宝物を巡って闘う人気ゲーム。 他のユーザーにアイテムを贈ることができる「プレゼント機能」もある
未来学者として『未来の衝撃』『第三の波』『パワーシフト』『富の未来』など数多くのベストセラーを世に送り出してきたアルビン・トフラーとハイディ・トフラー夫妻は2010年、『未来の衝撃』刊行40周年を迎えたことを機に、「今後の40年を左右する40の変化」(英題は「40 FOR THE NEXT 40」)を発表した。これは、世界各地で政治、経済、社会、テクノロジーなど分野ごとに行った分析調査をベースに導き出された予測であり、国家や企業そして個人が未来を左右する原動力を知り、いかに生きるべきかを考察するための道しるべともなるものだ。ここでは、トフラー夫妻の右腕であり、報告書作成を担当したトフラー・アソシエーツのマネジングパートナー、デボラ・ウェストファル氏へのインタビューをお届けする。その前に、この貴重な報告書の骨子に目を通していただきたい。 アルビン・トフラー(Alvin Toffler) アメ
今週のコラムニスト:レジス・アルノー パリにモンパルナス・タワーが完成したのは1972年。フランスで一番高い超高層ビルとして、街の中心部に誕生した。この建物は当時、現代化への道をひた走る「新生フランス」をリードする「新生パリ」のエスプリのシンボルして期待された。それは「ほかの先進工業諸国に遅れを取るものか」という意思表示だった。 だがその外観はといえば、六本木ヒルズよりはややマシという程度の醜悪さ。時とともに、モンパルナス・タワーは大きな過ちだったことが明らかになってきた。パリの景観を壊しているのだ。 パリは歴史的に「平ら」な都市だ。太陽の光はまっすぐ地面に届き、木々はすくすくと育つ。たちの悪い旅行会社にそそのかされでもしない限り、モンパルナス・タワーを訪れる日本人観光客などいないだろう。パリにはこんなジョークもあるくらいだ。「パリで最も美しい景色は、モンパルナス・タワーからの眺め。なぜか
孫氏は「目の前に超えられない壁が在った時、貴方ならどしますか?」と問いかけ、その答えとして「その壁は命をかけても突破すべき壁かを真剣に悩め。腹が決まれば命をかけよ」とつぶやいた。 だが、ひろゆき氏は「ホントに命を懸けるべきことは世の中には無い。そう思い込んでるときは、余裕が無いか洗脳されてるときかと」と、独特のクールさで反論した。 http://news.ameba.jp/yucasee/2010/12/93945.html 「命がけ」というのは、言葉のあやで、ホントに命を賭けるわけじゃないとか、大人な意見もありますが、言葉のアヤだと解釈出来る大人な人は、好きに受け止めればいいと思うんですよね。 さて、先月のニュースですが、資格試験の最高峰の一つである公認会計士試験の合格発表がありまして、2041人が合格しました。 そのうち、監査法人に就職出来るのは、800人程度だそうです。 んで、「公認
ひさびさの学校で、長期休み明け恒例のホームルームの時間に、担任の先生から『デジタルネイティブ〜次代を変える若者たちの肖像〜』なる本を受け取る。昨年10月暮れに放送された、NHKスペシャル『デジタルネイティブ』の書籍版。著者であり、同番組のディレクターである三村氏からいただいた。ぼくなんかにホント、感謝です。 番組の時間という制約を受けずに、取材内容を事細かに伝えられるという意味では、テレビよりも書籍のほうが全然優れている。ぶっちゃけ映像というのは宣伝程度にしか使えないんじゃないか、とときどき思う。テレビのテンポでは、伝えがたいことが多すぎるのだ。 ところでid:lonlon2007は受験生にもかかわらず既に感想を書いている。さすがデジタルネイティブといったところ。ぼくはデジタルネイティブだとかよりも高専属性のほうが強いので、だらだらとした感想のようなものをプリッツなどかじりつつ、のんびり書
雑記 | 02:32 | 今日、11ヶ月間続いた『龍馬伝』が、最終回を迎えた。一般的にはわりと盛り上がっていたようだが、個人的には、いまひとつ入り込めないところがあった。なぜなのだろうと考えてみたところ、いまの日本に求められているのは、明治維新ではないと感じているからだ、という結論に至った。 例えば、大政奉還後、慶應3年11月に、新政府の基本方針を示すために坂本龍馬が自ら書いたと言われている「新政府綱領八策」。日本を近代化することによって世界国家の仲間入りを果たすという、明治維新の原点が示されている。こちらが実物の画像↓国立国会図書館「史料に見る日本の近代-新政府綱領八策」 簡単にいうと、第1義と第2義では人材の登用、第3義では外交、第4義では憲法の制定、第5義では議会の設置、第6義では陸海軍の設置、第7義では近衛兵、第8義では為替レートについて書かれている。今の日本では、ここに書かれ
[読了時間:4分] さてTwitterを見ていると蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義【水谷翔】 : TechWaveという大学生からの寄稿に端を発した論争もそろそろ落ち着いてきたようなので、僕なりの総括をしたい。僕にとっての論点は2つ。1つは、リアルな人間関係(実際に会ったことのある人との関係)がソーシャルメディアの軸(あるいは核、あるいは主要部分)なのか。もう1つは、21世紀になって思春期を迎えたデジタルネイティブと呼ばれる年齢層が、ネットに古くから慣れ親しんでいるオールドタイマーと違ったネット体験をし、違った感じ方をしているのか、という点だ。 ソーシャルメディアは、リアルな人間関係が軸であるべきなのかどうかは、以前からウェブ業界で論争になっている。ウェブ業界の経営者が集まるカンファレンスInfinity Venture Summit(IVS)で2年前にミクシィの原田明典副社長が
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回「サザエさんは、実は“未来”の物語だった!」まで、8回にわたり、20~30代男女の実情とその背景をご紹介してきた。 彼らの世代は、結婚しても男女平等、「ただの友達」のようにあっさりとした「ただトモ夫婦」になりやすい。一方で、独身の間はなかなか結婚しにくい世代でもある。 一時は婚活に乗り出したアラサー女性たちも、「いい男が全然いない」と婚活疲れを嘆いたり、「男子抜きで、女子だけで盛り上がるほうが楽しいよね」と「女子会」にハマったり……。 結局、女たちは男性を求めていないのか。それとも、本当に“いい相手”に出会えないだけなのか。 そこで今回、20代後半~30代の「アラサー」女性3人と、バブル世代の「アラフォー」(40代)女性3人、計6人による
消えた“ブーム” 大衆消費社会では時折、“ブーム”と呼ばれる圧倒的多数の消費者を巻き込む流行現象が起こる。かつて1990年代には携帯電話が爆発的に売れ、女子高生ブームに浮かれ、「Windows95」や「たまごっち」のために人々は行列をつくった。さらにバブル華やかなりし1980年代までさかのぼれば、DCブランド(デザイナーズブランド、キャラクターズブランド)やイタメシ(イタリア料理)から株式投資に至るまで、あらゆる分野で絶え間なくブームが巻き起こっていた。 ところが最近は、次のブームがなかなかやってこない。最近のトレンドとして、エコカーやファストファッションもブームと呼べないことはないが、小粒感は否めない。例えて言うならば1980年代の消費の鍋は、何かあればすぐ沸騰するほど熱かった。これに対して近年の消費の鍋は冷え切ってしまい、めったなことでは湯気さえも立たない。 かつての消費ブームの先頭に
2010年10月28日15:00 カテゴリValue 2.0 それでも私はなるべく後に生まれる方を選ぶたった一つの理由 以下同文なことは、今までblogでも拙著でもさんざん繰り返して来たので… 負けが決まってる勝負を死ぬまでやらされる若者世代。 : ひろゆき@オープンSNS いやぁ、ほんと世知辛いですね。 ここではあえて、若者世代の方の方がいい理由を述べることにする。 理由は、これしかない。 世の中、進歩しているから。 私は東京生まれだが、長野県茅野市というところでご幼少のみぎりを過ごした。マザコンの親父が彼の母の近くにいたかったからだがそんなことはどうでもいい。どうでもよくないのは、それが築150年のボロ屋だったことだ。冬はマイナス20度。風呂は別棟にあって、風呂から上がって家に戻ると、髪はパリパリに凍り付いていた。便所(トイレなんてしゃれたもんじゃない)が家についていたのは救いだったが
【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 負けが決まってる勝負を死ぬまでやらされる若者世代。 : ひろゆき@オープンSNS ひろゆき@オープンSNS (ひろゆき@オープンSNS) 投稿者, @ 2010-10-27 21:01:00 負けが決まってる勝負を死ぬまでやらされる若者世代。 学習院大学経済学部教授の鈴木亘先生と、年金についてお話しました。 現状、20代、30代の人は、払い込んだ年金のうち6割ほどしか貰えません。 若いうちから貯金しとけばいいと言われても、不況やらリストラやらです。 金融広報中央委員会によると、20~29歳の若者の4割は貯蓄残高が0円です。 サラリーマンや公務員などの場合は、年金は給料から自動的に引かれるので、年金を払わないという選択肢は無いです。 ちなみに、現在60代以上の人は、払い
あなたはどこの街に住んでみたいですか? 20~60代の子どもを持つ男女に聞いたところ、40代~60代は「吉祥寺」(11.3%~12.4%)がトップだったが、20代は「みなとみらい」(12.9%)であることが、イマドキ家族研究所の調査で分かった。ちなみに30代は「吉祥寺」と「みなとみらい」(9.8%)が同率でトップ。 2位以下を見てみると、50代と60代は「二子玉川」「みなとみらい」「港北ニュータウン」「自由が丘」と続いたが、20代は「越谷レイクタウン」「吉祥寺」「港北ニュータウン」「新浦安」と続いた。「20~30代のイマドキ家族は40~60代とは違い、定番のブランドタウンではなく、日常的に楽しめるショッピングモールや、安らげる公園などが近くにある街を選ぶ傾向があるようだ」(イマドキ家族研究所) また休日のおでかけ先や家族で買い物に行く場所について聞いたところ、20~30代は「近くのスーパー
救出作戦の成功の最大のカギとなったのは、作業員の連帯感といえる。 13日未明には地上との交信で、「みんな一緒に困難に立ち向かってきた家族だ」という作業員の声が聞かれた。高温多湿の劣悪な環境の下で、作業員は地上の医師や心理学者らの指示に従って規律正しい生活を送り、ビデオカメラを通じた地上の家族との会話や手紙のやりとりなどを心の支えに、地底生活を耐え抜いた。 リーダー格だったルイス・ウルスアさん(54)の存在も大きい。8月5日の事故発生で外との連絡が途絶えたことを知ると、避難所に備蓄していたツナ缶やビスケットなどの食料を2日置きに食べる節約ルールを提案。17日後の同22日に地上から掘られた細い穴を通じて生存を伝えるまで、全員が生きのびられたのは、節約ルールによって食料を切らさなかったからだ。 地上と連絡ができるようになると、作業員らはそれぞれの役割を決め、11人ずつ三つのグループに分かれて物資
父は自営業、母は専業主婦の家庭で育ち、キャリアへのあこがれはゼロである。 「もともと尽くし系なんです。ヘラヘラしたエプロンをかけて『おかえりー』と言うほうにあこがれます」 内閣府の意識調査によると「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という質問で女性の賛成派は20代が60代についで多いという結果が出た。ちなみに、反対派が一番多いのは40代である。 「自分が輝くための仕事すらもういらない、仕事をしなくてもいい男と結婚したい」というのが今の20代なのだ。しかし、リカさんのような高学歴女性ですら、専業主婦志向がそれほど高まっているのはなぜなのだろうか。 リカさんが地方の高校から東京に進学するには、「早慶以上」の大学進学が条件だった。そして、周囲の期待に応えるまま東大にストレート合格してしまった。その後つきあった同級生の彼とすぐに結婚したかったので就職せず、とりあえず大学院に進む。しかし、メー
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「『ただトモ夫婦』? また勝手に、こういうワード作って!」 と、読者の皆さまに怒りを買うかもしれない。 だが、どうかお許しいただきたい。1年半前から取材を続けてきた20~30代の夫婦の言動は、「ただトモ(ただの友達)」と命名せずにいられないほど、衝撃の連続だったのだ。 たとえば、リビングルームやオーディオラックを「ここからこっちが私」「こっちはあなた」と、はっきり陣取りする夫婦。また両開きの冷蔵庫を、ドアポケットの片側ずつ“妻ワールド”と“夫領域”に分ける夫婦。真ん中にあふれた分には「アユミ」「タケシ」など、それぞれの名前がポストイットで貼ってあった。まるで会社の冷蔵庫のようだ。 「夫婦の会話はツイッター」と話す20~30代男女も、予想以上に
マックス・ヴェーバー(1864年生―1920年没)は優秀だった。 25歳で法学博士となり、30歳で大学教授だ。 晩年に行った講演では「教授就任は幸運だった」と謙遜しているけれど、運であれ実力であれ、彼の人生が良いスタートを切ったことは間違いない。風は順風、広げた帆いっぱいに受けとめて、滑るように出航していったのである。 ところが港を出た直後、不意に横波を受けて、船はたちまち転覆してしまう。ヴェーバーは神経を病んでしまったのだ。そのため33歳で辞表を提出、その後、54歳になるまで教壇には戻れなかった。 いったいヴェーバーの神経を何がそんなに痛めつけたのだろう。 失業者ヴェーバー 晩年の講演では、大学の先生の仕事は「研究者」と学生を指導する「教員」のふたつだと語り、「研究者としてどれほど優れていても教員の務めをきちんと果たせなければやっていけない」と強調している。すると、若いヴェーバーは「教員
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