ソフトバンクグループ(SBG)は2月7日、通信事業子会社ソフトバンク(SB)の上場準備を始めたと発表した。SBGが世界規模で投資を進める一方、SBを通信事業分野の中核企業にすることで、それぞれ役割を明確化する狙い。SBGの孫正義会長(兼社長)は、“親子上場”の根底には「群戦略」という20年間描き続けた考えがあると話す。 【画像】約20年前に「群戦略」を説明する孫会長(当時) ●20年前から思い描いた「群戦略」 「IT企業には『30年サイクルの限界説』がある」(孫会長)。創業者が高齢化し、テクノロジーのブレークスルーやビジネスモデルの陳腐化などが進むと「世界の圧倒的ナンバーワンになった企業でも黄昏(たそがれ)てきてしまう」。300年間成長する企業、組織モデルを組み立てる解決策として、孫会長が20年前から思い描いていたのが「群戦略」という。 その正体は「一言でいうと、ナンバーワンの会社の群れ」
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