「良質な人のつながり」をつくること、そして、地域の人々が抱える地域の課題を自分たちで解決していくための「仕組み」を設計すること。それが、コミュニティデザインという仕事だ。提唱者であり、本領域の旗手として奔走しているのが山崎亮氏である。起業して約9年。日本各地において、地域ブランディングや中心市街地の活性化、施設・空間活用など、多様なプロジェクトを手がけ、まちの担い手となるコミュニティづくりのサポートをしてきた。よりよい社会の実現のために、"モノをデザインしないデザイナー"としての役割と可能性を追求しながら、日々挑んでいる。 ココミュニティが持つ力に触れて 生まれた意識の変化 子どもの頃から絵を描くことが好きで、広くデザインに興味を持っていた山崎氏は、大学・大学院で建築学を学んだ。修了後は定石どおり設計事務所に入所し、建築やランドスケープのデザイン職に就いていたが、ある時、市民参加型のパーク
![山崎亮氏 コミュニティデザイナー、株式会社studio-L 代表取締役|研究プロジェクト|リクルートワークス研究所](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f04324097b61bf551b4c054b5049dd3e2c910179/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.works-i.com%2Fassets%2Fimages%2Fthumbnail_sns_discription.png)