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2010年2月9日のブックマーク (4件)

  • 元やくざに学んだ交渉術

    平成の初め頃、熊市内のやばい系のタクシーと私のお客さんの車が、事故を起こした。状況は、お客さんのほうが不利だった。 32,3歳の私は、相手が難しいタクシー会社だがここでびびっては負けと、張り切りすぎて、交渉に臨んだ。元やくざと思える交渉係と話し合いになっだか、言葉の行き違いから、私はかっとなり、怒鳴りあいになった。 気まずい沈黙の後、しばらくすると、元やくざと思えるその交渉係は、にやっと笑って、こう言った。 「坂君といったかな。交渉はねえ、かっとなったほうが負けなんだよ。まず相手の言い分をじっくり聞く。そして、相手が言ってはならない言葉を言ったとき、その言葉尻を捕らえ一気に畳み込んでいくのだよ。」 「君は、まあしかし、一生懸命だね。そこは認めるよ。」 結局、交渉は妥当なところで落ち着き、損保会社としても満足の行く結果となった。 この経験は、後々、ものすごく生きてくることになった。 それ

    元やくざに学んだ交渉術
    shiranui
    shiranui 2010/02/09
    かっとなったら負けと学んだのに、主人公は中学校相手にかっとなっているように見える。▽相手が隙を見せなかったら無理やり言葉尻を捕らえてゴネるというのでは、「声のデカいほうが勝ち」という交渉術だよなあ
  • 著作権によるもうひとつのブレーキ

    これまで著作権法は、主にデジタルコンテンツ配信の面でブレーキになることが多く、それに対応する策が数々講じられてきた。しかしながら現状は、ネット権構想にしてもフェアユース導入にしても、いまひとつ具体的な成果や仕組みの転換にはさしかかっていない。 先日発表されたAppleiPad」をきっかけに、日でも電子出版に対する機運が高まってくると思いきや、出版、特に雑誌、新聞業界の反応は冷ややかで、熱狂で迎えるとはほど遠い状況である。やはり既存インフラである紙の製・出版・販売といったものへの影響を懸念しているのか、電子出版特有の値頃感とスピード感を出すまでにはなかなか至らないようである。 次いで筆者がもうひとつ懸念しているのは、著作権法による技術振興へのブレーキだ。今年1月に行なわれたInternational CES 2010では、東芝が米国向けCELL TV(日名 CELL REGZA)に、

    著作権によるもうひとつのブレーキ
    shiranui
    shiranui 2010/02/09
    権利者がメーカに圧力をかけたという記事ではないです。念のため
  • 知財的出会い系 ばなし? - 「弁理」屋むだばなし

    事務所から出てきた時には、既に午後10時をまわっていて、空を見上げたら春の星座が東側から昇り始めていた。春の星座は冬のそれに比べてそもそも暗い星から構成されていて、東京では春らしい空の霞み具合と相俟って、なんだか星があるように見えない。 ▽ 占星術のそれでいえば、私は顔に似合わず「おとめ座」なので、春の星座にはそれなりに愛着がないでもないのだが…。 ■ 米国のある事務所に対して案件の受け入れを打診していたのだが、 「コンフリクトのある案件だ」 と受任を拒否してきた。 有能なアトーニーを数多く抱えているのに、料金面ではそれほど高額でなく、リーズナブルというよりやや安価なイメージのある事務所だけに、この対応は---仕方ないのだけど---やや残念。 しかしながら料金面であまり高額にならず、それなりに仕事をしてくれる事務所というと、結構数は限られてきて(高くてもいい、というのなら良いところもあるの

    知財的出会い系 ばなし? - 「弁理」屋むだばなし
  • 改めて、弁理士業界の将来について - 徒然知財時々日記

    時々、日弁理士会として公に言えなさそうな事項をズバッと指摘する日弁理士政治連盟(弁政連)の最新号で、会長と副会長がまたかなり大胆な発言をされているようです。 具体的には、昨今弁理士試験合格者数が急増していることが弁理士業界の過当競争を生み、弁理士制度自体の疲弊、収入減、果ては技術が抜群でも経営に劣る特許事務所は消え、技術はないが経営に長けた特許事務所が生き残る、という事態が現に起きているという主張をされています。 この主張の是非についてはこのBLOGで詳細に議論をしませんが(当はしたいんですが、きっと百家争鳴状態になるのでしません)、最近の弁理士業界を取り巻く現状について、このBLOGでも折に触れ取り上げていますが、再度整理してみたいと思います。 まず、弁理士試験合格者数が増えていることについて。知的財産推進計画が知財人材の倍増を打ち出したことに(多分)呼応して、弁理士試験の最終合格

    改めて、弁理士業界の将来について - 徒然知財時々日記