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ブックマーク / ipd.cocolog-nifty.com (12)

  • 10年後の弁理士業界もろもろ - 徒然知財時々日記

    7月1日は「弁理士の日」で、例年、これを記念して、ドクガクさんの呼びかけで知財系ブロガー(かっこよい呼び方)の方々が同じテーマで記事を書かれています。私も呼びかけをいただいたのですが、かなり業務が立て込んでいた関係で、やんわりとお断りしました。で、皆さんの記事を拝見して、なるほどなぁ、と感心するばかり。それでは、遅くなりましたが、業務の合間を盗んで、ざっとですが私が感じることを。 お題は、「10年後にどうなっているのか」ということでした。さて、困った。何が困ったかというと、10年前の自分が今の知財業界なり弁理士業界を的確に予測できたのかを考えると、ぼんやりとした概念は何となく合っている気がするのですが、一方で予想以上の事態が山ほど出現し、トータルで言うと何も予想が合わなかったという評価が正しいように思うのです。 具体的に、丁度10年前は、当時の小泉首相が所信表明演説で「知財立国」を高らかに

    10年後の弁理士業界もろもろ - 徒然知財時々日記
  • Bilski最高裁判決を学ぶ - 徒然知財時々日記

    昨日、弁理士会の会派の研修で、米国Finnegan事務所の吉田直樹米国特許弁護士による「米国弁護士の視点から見たビルスキー最高裁判決と米国特許実務」(長いな)という研修会を受講してまいりました。Bilski最高裁判決については、既に概略があちこちのホームページ等で解説されており、また、先日の早稲田のRCLIP国際知的財産戦略セミナーでも竹中俊子先生の司会で講義があったので、ある意味知識の確認の意味で受講したのですが、Bilski最高裁判決の細かいところまで判決文をreferしながら解説していただいたので、頭の中が良く整理できて聞き甲斐のあるいい研修会でした。 既にご存じの方も多いと思うので、Bilski最高裁判決についての詳細は割愛しますが、要は、CAFCが提示した米国特許法101条に言う特許適格性の判断における"Machine-or-Transformation test"を唯一のものと

    Bilski最高裁判決を学ぶ - 徒然知財時々日記
  • 徒然知財時々日記

    色々と公私ともに多忙であるため、2017年の特許等の出願件数の統計が出ているにもかかわらず更新を怠っていました 大変申し訳ございませんでしたm(_ _)m とはいいつつ、傾向は全く変わりませんので、単にデータ更新だけって感じになっております。 いつものようにファイルも公開します。 「2017.xlsx」をダウンロード 久し振りですから、生存証明も兼ねて短めに。 法務部門系(含む企業法務、弁護士)のtwitterを幾つかフォローして、何か知財部門系のtwitterと雰囲気が違うなぁと思っていたのですが、ふと思ったのが、法務部門の方々の中には、ビジネス構想力をお持ちの方がそれなりにいらっしゃるけど、知財部門の方々でビジネス構想力をお持ちの方はごく少数だと思い至りました。 企業法務の場合、ビジネスユニットから新規ビジネス及び新規ビジネスモデルの相談を受けることが少なからずあると思います。法務部門

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  • KSR判決とハイテク・スタートアップ(笑) - 徒然知財時々日記

  • 知財情報が持つポテンシャル - 徒然知財時々日記

    このところ業務多忙なこともあり、全然BLOGの更新ができていません。パテントサロンの知財系ブログの記事公開が停止されてしまったので、このサイトに直接おいでいただかないと更新の有無がわからない(iptopsを毎日チェックしていただくのも手なんですが)わけで、毎日更新されているかどうかおいでいただいている方には、更新が滞っているのが申し訳ないです。短めでもいいから、とにかく更新を続けますので、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m。 と言うことで、日の記事はエッセンスだけで。 少々古くなりましたが、日知財学会誌の最新号が届きました。今号の特集は知財情報が持つポテンシャルということで、知財情報から何が読み解けるかということにスポットを当てた論文が並んでいます。知財情報は、アンケート集計と異なり、企業の知財活動、そしてその背後にある研究開発活動がストレートに反映されていますので、企業の

    知財情報が持つポテンシャル - 徒然知財時々日記
  • AIPPIシンポジウム「主要国におけるコンピュータソフトウェア及びビジネス方法関連発明の特許保護の現状」に参加しました - 徒然知財時々日記

  • ところで、弁理士一人当たりの年商っていくら? - 徒然知財時々日記

  • 改めて、弁理士業界の将来について - 徒然知財時々日記

    時々、日弁理士会として公に言えなさそうな事項をズバッと指摘する日弁理士政治連盟(弁政連)の最新号で、会長と副会長がまたかなり大胆な発言をされているようです。 具体的には、昨今弁理士試験合格者数が急増していることが弁理士業界の過当競争を生み、弁理士制度自体の疲弊、収入減、果ては技術が抜群でも経営に劣る特許事務所は消え、技術はないが経営に長けた特許事務所が生き残る、という事態が現に起きているという主張をされています。 この主張の是非についてはこのBLOGで詳細に議論をしませんが(当はしたいんですが、きっと百家争鳴状態になるのでしません)、最近の弁理士業界を取り巻く現状について、このBLOGでも折に触れ取り上げていますが、再度整理してみたいと思います。 まず、弁理士試験合格者数が増えていることについて。知的財産推進計画が知財人材の倍増を打ち出したことに(多分)呼応して、弁理士試験の最終合格

    改めて、弁理士業界の将来について - 徒然知財時々日記
  • 弁理士+中小企業診断士=? - 徒然知財時々日記

    最近、知財系BLOGを見ていると、弁理士試験合格直後の方々が結構中小企業診断士試験にチャレンジしているのを見かけます(最終合格された方もBLOG上で1名おられるようですね)。確かに、弁理士試験のような資格試験にチャレンジする人は、基的に勉強が好きな人種で、資格試験勉強のイナーシャがかかったまま止まらずに他の資格取得や語学勉強、さらには大学(院)での勉強に突き進んでしまう場合が結構あります。かくいう私も、弁理士試験合格後に勉強が止まらずに法律系大学に学士入学してしまいました。その頃ロースクールがあったら、間違いなくロースクールに入学してたでしょうね。 中小企業診断士を目指すのは、多分に近年の傾向である知財経営(この言葉自体に様々な解釈があるがために誤解を招いていることは、土生先生も指摘される通りです)重視の風潮、そして知的財産コンサルティング業務を弁理士が行えるのかどうかという議論が背景に

    弁理士+中小企業診断士=? - 徒然知財時々日記
  • 未来の特許制度に向けて - 徒然知財時々日記

    今日ももう遅いので短めに。 日経新聞関連のサイトに、経済産業省産業組織課長の奈須野氏が政策大学院大学で講演した際の内容が記載されています(第1回目の記事はこちら、全5回です)。この講演、未来の特許制度に向けて野心的な提言がされています。詳細は記事を読んでいただきたいのですが、私が以前このBLOGで議論した内容(Soft-IP制度とか)も含まれています。で、この内容、知財関連の一部のBLOG(例えばこちら)では不評です。私の知り合いがtwitterでツィートしている範囲でも、あまり好意的に受け入れられていません。 この奈須野課長、以前は知財戦略推進事務局に勤められており、きちんとした知識も経験もあります。また、5回目に記載されているように、今回の提言は有識者委員会での議論を踏まえたもので、それなりに産業界、大学のニーズに基づいたものだと言えます(この委員の方が力説したからこの内容が入ったんだ

    未来の特許制度に向けて - 徒然知財時々日記
  • twitterでアカウント作りました - 徒然知財時々日記

    shiranui
    shiranui 2009/11/07
    FLICにはお世話になりました。私が入会した時は既に議長交代されてましたけど
  • 不況下の知財部門 - 徒然知財時々日記

    まずご報告を。このBLOG、いつの間にか総アクセス数が20000件を超えていました。これも皆様のおかげだと思います。非常にマイナーなことをこつこつと書いていますのですが、少しでも皆様の知的好奇心を満足することができたら幸いです。 さて…前の記事にも書いたように不景気ですね。こう不景気だと、知財部門への風当たりも強いです。正確には、どの部門にも風当たりが強いので知財部門も例外視されない、ということです。不景気の際には、お決まりの経費削減が叫ばれます。知財部門の経費削減というと、(とりあえずの)出願件数の絞り込みと各種経費の圧縮(簡単に出張させないとか)が検討されます。 しかし、人件費圧縮という課題は、知財部門の場合結構聖域化していてなかなか踏み込むに至らないかもしれません。と言うのも、知財業務は細分化してみると個々の案件毎に個別要因を抱えていて、業務の標準化やシステム化が難しいとされているか

    不況下の知財部門 - 徒然知財時々日記
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