ここでは、C# 5.0で追加された非同期プログラミングのための構文について説明します。 非同期プログラミングの必要性 非同期プログラミングは、Windows ストア アプリでは重要な要素です。50ms以上かかる可能性のあるAPIのほとんどが非同期として提供されています。これは、時間のかかる処理を、同期的に呼び出した場合にアプリケーションの応答が、止まってしまうという問題を起こさないためです。時間のかかる処理を同期的に行った場合のイメージを以下に示します。 このような処理は、タブレットなどのタッチユーザーインターフェースではユーザーに非常にストレスになります。Windows ストア アプリでは避けるべき挙動になります。ここで、時間のかかる処理を非同期に行った場合のイメージを以下に示します。 このような処理を簡単に実装できるようにC#5.0から導入されたasync修飾子とawait演算子につい
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