こんにちは、Sansanプロダクト開発部の清水です。 ある程度のアプリケーションの大きさだと当たり前に使われる事が多い「レイヤードアーキテクチャ」の自分が考える設計のポイントや、実際に運用する際のポイントについて書いてみようかと思います。 基本的な話なので「今更かよ」って感じがしますが、実際に設計、運用する際には様々な考慮事項のあるものだと思うので、知ってる人にとっても復習にでもお役に立てればと思います。 そもそもレイヤードアーキテクチャって何? 概要 一言でいうと、アプリケーションを作る際にそれを構成する部品を、それぞれ責務が定義された論理的なグループにまとめて整理し、それぞれのグループ間のやり取りの仕方を決めておこうという事です。 このグループ間のやりとりにおいて、一方向かつ隣接するグループとしかやりとりを行えないようにする事が多く、層状になるのでレイヤードアーキテクチャと呼ばれます。