大学2年の息子は情報工学を専攻しているわけはないのですが、必須科目として「情報学」を学んでます。 ちょうど自宅に「情報学」のテキストがあったので、パラパラとめくってみました。 わたしは実務として情報システムの仕事をしているのですが、根底にある理論が不足してます。テキストに書かれていることは、知識欲を刺激してくれます。 いっぽう、テキストを読みながら「情報学」の解釈は、わたしがイメージしていることと、やや乖離していることが気になりました。 典型が人工知能(AI)に関する技術です。テキストでは「ある資料を入力すると、関係の高い資料を探す技術」と紹介し、膨大なデータのなかから、処理速度を向上させることが課題と表現してます。 決して、間違ってる表現とは思いません。でも、Chat GPT で体感している AI が目的としているのとは違います。 Chat GPT は、入力した情報から、関係の高い情報を
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