5日から都内で開幕したセキュリティカンファレンス「Black Hat Japan 2006 Briefings」の初日、「外部からのイントラネット内のWebサイトハッキング」と題し、WHITEHAT SECURITY創業者兼CTOのJeremiah Grossman氏が講演を行った。米国のBlack Hatでの講演と同じものなので、そちらも参考にしてほしいが、ここでは実際の攻撃手順を紹介したい。 Jeremiah Grossman氏 Grossman氏の講演のポイントは、ファイアウォールで守られているはずのイントラネット内にある機器やサービスのWebインタフェースが攻撃対象になりえる、というもの。 プリンタやファイルサーバ、開発マシン、IP電話、グループウェアなどがその対象となり、設定に使うWebインタフェースはイントラネット内からしかアクセスできないことが前提だ。 しかしGrossm