ロンドン(CNN) 英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの盗聴事件による波紋がさらに広がっている。18日には、盗聴を告発した同紙の元記者が英南東部ハートフォードシャー州ワトフォードの自宅で死亡しているのが見つかった。 英PA通信によると、元記者のショーン・ホア氏は昨年、同紙のアンディ・コールソン元編集長が留守番電話の盗聴を自分や同僚に促したと、米紙ニューヨーク・タイムズに話していた。地元警察は、同氏の死因は不明だが事件性はないとの見方を示している。 英紙ガーディアンによると、ホア氏は最近、鼻や足を負傷する事故に遭っていた。この事故と今回の死亡との関連性は明らかでないという。 一方、南アフリカを訪問中のキャメロン英首相は同日、この問題に対応するために予定より早く帰国し、20日に議会の緊急会合を開くと述べた。議会では18日、メイ内相が、警察が記者らから賄賂を受け取って秘密情報を流していたとの疑