株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
民主党が実現を目指す永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案、選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案、人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)−の3法案が、参院選の争点にならないまま着々と準備されている。民主党は、国論を二分するこれら3法案を参院選マニフェスト(政権公約)に記載していない。その一方で、菅直人首相や関係閣僚は推進派として知られており、自治労など民主党の有力支持団体は強く成立を求めている。秋の臨時国会以降に順次法案成立を図ってくる公算が大きい。(杉本康士) 3法案は「日本解体を目指している」(自民党の義家弘介参院議員)と保守勢力の反発が根強い。いずれも家族、伝統、文化など日本社会を根底から変容させかねないからだ。 民主党は3法案が参院選で争点化し、保守層の「民主離れ」を招かないように参院選マニフェストへの記載を見送った。毎年3法案を明記してきた政策集「INDEX」も「参院選前
参院選比例代表の終盤情勢で、民主党が堅調を保っているもう一つの背景に、日本労働組合総連合会(連合)の存在がある。下野した自民党から各業界団体が離れつつあるのと対照的に、連合は集票マシンとしてますます力を蓄えつつある。「集票力」は「発言力」となる。民主党の連合依存は今後もさらに強まる公算が大きい。 連合傘下の産業別労働組合(産別)はそれぞれの組織内候補として11人の候補を比例代表に擁立した。関係者は「取りこぼしがあるとすれば1人。10人は堅い」と自信を見せる。 古賀伸明会長ら連合幹部は4日夜、民主党の枝野幸男幹事長や仙谷由人官房長官と都内で極秘に会談し、参院選の情勢分析を行った。終盤戦で民主党が盛り返すには連合の協力が不可欠だからだ。 連合は平成19年の前回参院選では、比例代表に7人の組織内候補を立て約183万票をたたき出した。16年の参院選は約173万票、13年は約170万票でジワジワと集
追い風を受け政権奪取に向け勢いを増す民主党。一方、洞爺湖サミットを成功させ巻き返しを狙いたい自民党。来るべき衆院選挙を見据えて攻防が激しさを増している。だが、依然として十分な政策論争が展開されているとは言いがたい。 そこで本誌は、「第1回 日経ビジネス 経済政策アンケート~日本再浮上への挑戦~」と題した緊急アンケートを実施。自民党、民主党の全衆院議員に対して、どのような政策を実現すべきと考えているのかを調査した。 調査結果からは、自民党と民主党では経済政策についての立ち位置が大きく異なっている姿が浮かび上がった。さらに、各議員の回答を個別に見ていくと、所属政党の違いを超えて、目指す政策の方向性が一致する議員が少なからずいることが明らかになった。そこからは、政策を軸にした政界再編の青写真が透けて見える。 政策アンケートは、有権者である読者、そして日本の成長を牽引する有力企業のトップにも実施。
菅内閣が発足した8日、自民党の安倍晋三、麻生太郎両元首相から「左翼政権」との攻撃が相次いだ。自民党は民主党を「労組依存」と批判してきたが、市民運動出身の菅直人氏の首相就任で「左」批判をエスカレートさせた。ただ、自民党内からは「そんな論争に国民は関心がない」(中堅)と冷めた声も出ている。 急先鋒(きゅうせんぽう)は安倍氏だ。8日の講演で、北朝鮮による拉致事件の実行犯とされる辛光洙(シン・グァンス)容疑者の釈放運動に菅氏が携わったとして「史上まれに見る陰湿な左翼政権」と主張。1999年の国旗国歌法成立に反対したことを取り上げ、「君が代、日の丸をおとしめてきた人物が首相になりおおせた」と述べた。 麻生氏も自民党の参院選候補予定者の事務所開きで「市民運動と言えば聞こえはいいが、これだけの左翼政権は初めてだ。(自民党との)対立軸がはっきりした」と述べた。二人の元首相らには保守層を固めることで、自
日本医師会「二また」後遺症深刻…組織候補ゼロ (7月18日 10:49) 自民苦しめた「直近の民意」、民主へブーメラン (7月12日 15:51) 冷ややかに「こんなに負けたら、お遍路行くべき」 (7月12日 15:24) ねじれ国会で課題先送りするな…経団連会長 (7月12日 15:06) 小沢氏側近、幹事長ら続投方針に公然反発 (7月12日 14:49) 大敗で内閣改造先送り、民主党内に執行部責任論 (7月12日 14:43) 自民「くら替え組」健闘、離党組は苦戦 (7月12日 14:29) 輿石会長「辞任論、政党として未熟と見られる」 (7月12日 13:55) それでも強い民主の労組候補…比例当選者の6割 (7月12日 13:25) 橋下知事「何かおかしいと国民がわかった」 (7月12日 13:20)
衆院予算委員会で自民党の町村信孝筆頭理事(手前)の発言に答弁を求めて立つ前原誠司国交相=25日午後、国会・衆院第一委員室(酒巻俊介撮影) 25日の衆院予算委員会で前原誠司国土交通相が、自民党の町村信孝元官房長官の質問に“逆ギレ”する一幕があった。 地方の疲弊ぶりを訴える町村氏に対し、前原氏は「さっきから話を聞いていたが財政赤字を膨れ上がらせて、バラマキの公共事業をやってきたのはどの政党、政権か!ダム、空港、港の維持管理だけでも大変だ。これ、どうするんですか」と逆質問で応酬。 鹿野道彦委員長は「時間なので」と制止に入ったが、怒りの収まらない前原氏は「自分たちのツケを放っといて、今の政権に文句を言うのはやめてほしい」と主張。町村氏が「何かあれば前政権のせいだという論理は拙劣だ」と議論を打ち切ると、前原氏は「一言だけ、委員長!」となおも食い下がっていた。
鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する代表質問が29日、参院本会議でも始まった。最初に自民党の林芳正参院政審会長が質問に立ち、民主党の看板政策の子ども手当や高速道路無料化、郵政民営化見直しなどについて「社会主義的な政策で、国民の自主性や活力をそいでしまう。日本の将来を危うくする」と、強く批判した。 これに対し、首相は「何をもって社会主義的というのか全く理解できない。誹謗(ひぼう)中傷に臆(おく)することなく国民の負託に応えていきたい」と反論した。同時に「無駄遣いを一掃し、国民が豊かさと安心を実感できる政策を推進する」と述べた。 また、林氏は政府に経済成長戦略がないと指摘した上で「短期の鳩山不況、中期の財政破(は)綻(たん)、長期の英国病になる」と強調した。外交・安全保障政策では、米軍普天間飛行場の移設問題などを引き合いに出し、「首相は再三発言がぶれている。このようなことでは国家間の信頼は築け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く