バッテリーの病気とも言われる『サルフェーション』。 バッテリーの放電と充電を繰り返すことで生じる、避けられない『現象』です。 サルフェーションがおきた際の処置や、おこる前に対策をしておくことで経済的にも良い面があります。 サルフェーションとは何か?からお話していきます。 サルフェーションとは? 原因や理由は? 車のバッテリー(鉛バッテリー)内は、電解液で満たされています。 バッテリーが放電する際には(放電とは電装品に電気を送ることです)、化学反応により負極板では『硫酸鉛』(りゅうさんなまり)が生成されます。 生成された『硫酸鉛』は、充電作用で電解液中に溶け込みます。 バッテリーはこの『放電作用』と『充電作用』を繰り返しています。 放電時に生成された『硫酸鉛』は、充電が行われないことには電解液中に溶け込みません。 従って、放電時間が長くなると『硫酸鉛』は負極板に残った状態となり、次第に硬化や