米CradlePoint製の無線LANルータ「PHS300」が、10月23日より日本でもコミューチュアから発売される。携帯電話の回線を利用して無線LAN環境を「持ち歩く」ことができるPHS300の魅力と特徴をレポートする。 ■ 携帯電話回線を利用したモバイル無線LANルータ PHS300は、IEEE 802.11b/gに準拠した小型の無線LANルータ。一般的な無線LANルータと異なるのはインターネット接続用のLANポートを持たず、USBで接続した携帯電話の回線を利用する仕組みになっていること、そして内蔵のリチウムイオン充電池によって持ち運びが可能な点だ。 携帯電話回線が利用できる無線LANルータは、プラネックスコミュニケーションズの「CQW-HPMM-ER」、トリプレットゲートの「ワイヤレスゲート ホームアンテナ for イー・モバイル」といった製品がすでに販売されているが、これらは電源供
ウィルコム、バッファロー、三洋電機は10月9日、PHS回線を介して無線LAN機器をネット接続できるようにする小型アクセスポイント(AP)「どこでもWi-Fi」を共同開発し、2009年春をめどにウィルコムから発売すると発表した。 W-SIMを搭載し、PHS回線を通じて無線LAN対応機器がネット接続できるモバイルAP。70(幅)×110(高さ)×30(奥行き)ミリ、約270グラム(同梱電池含む)と小型軽量。無線LAN対応の携帯型ゲーム機などでネット接続が可能になるとしている。 IEEE 802.11g/bに対応する。W-SIMは、W-OAM対応のアルテル製「RX420AL」で、最大通信速度は204Kbps。 バッテリーは三洋電機の充電池「eneloop」の単三形×4本を採用。通信デバイスとしては初という。専用充電器とセットで同梱する。
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