日本に留学している外国人留学生、または海外に住む外国人を積極採用する企業が、昨年より大幅に増えていることが株式会社ディスコの調査で分かった。 同社が全国の主要企業589社を対象に調査した結果、2013年度に外国人留学生を「採用した」企業は、予定を含め全体の35%だったのに対し、2014年度の採用見込みでは「採用する」企業は48%と半数近くまで増加。特に1000人以上の大企業では、7割が外国人留学生を採用すると答えた。 採用したい留学生の出身国(地域)は中国が40%と最も多く、次いでベトナム、タイが共に25%、インドネシア18%、台湾17%、韓国15%となっており、アジア進出を視野に入れる企業の多さを反映している。 とはいえ、留学生たちにとって日本の新卒採用は「狭き門」かもしれない。留学生を採用する理由は「優秀な人材を確保するため」がトップで、求められる能力も高い。企業が彼らに求める能力の1