カジノ法案が成立…これって法律で禁止されている「賭博」では? 先日、IR推進法案、いわゆる「カジノ法案」が2018年7月20日の参議院本会議で可決されたことが世間をにぎわせています。 JIJICO編集部より、カジノ法案成立に関する問題点についての執筆を依頼された際、真っ先に頭をよぎったのは「カジノって賭博ではないのか?!」という話です。刑法第185条には、ハッキリと「賭博をしたら罪になる」と書かれていますし、同第186条2項には「賭博場を開いた人も罪になる」と書かれています。 カジノ法案を通すことで、ここにいう「賭博」には当たらないと理解しなければいけないということは分かりますが、賭博はダメという法律がありながら、カジノは例外的にOKにするというところの理由については一見、分かりにくいと思います。 国の管理・監督のもとでやるカジノだから大丈夫、という理屈 国の考えをものすごくざっくり言うと
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