喫煙のため勤務時間中に繰り返し職場を抜けたとして、大阪府が健康医療部の男性職員(49)を職務専念義務違反で訓告処分にしていたことが分かった。 府は勤務中の喫煙を禁じているが、男性は2016年4月からの2年間で計約440回職場を離れ、たばこを吸っていたという。処分は4月16日付で、男性は依願退職した。 府によると、今年3月上旬に情報提供があり、府が男性の勤務中の行動を4日間確認したところ、1日に2、3回、上司に無断で自席を離れ、府庁本館から150メートル離れた民間ビルの喫煙室でたばこを吸っていた。