失踪選手、ウガンダで訴追 出場へ共謀容疑、母は無実訴え 2021年07月29日11時26分 ウガンダへ帰国する重量挙げ男子のジュリアス・セチトレコ選手=21日、千葉・成田空港 【カンパラAFP時事】東京五輪の事前合宿中に失踪し、発見後にウガンダに帰国した重量挙げ男子のジュリアス・セチトレコ選手(20)が、出場をめぐる共謀容疑で訴追された。弁護士が28日明らかにした。 セチトレコ選手は帰国後、カウンセリングを受けると本国政府は説明していた。ところが、弁護士によると、警察に身柄を拘束されて28日に訴追。保証金を納付して保釈された。本人は「5日ぶりに自由となり、喜んでいる」という。 失踪をめぐり、ウガンダ政府は日本側への謝罪を強いられた。捜査当局は、出場資格を満たさない可能性を認識しながら、代表チームに参加できるよう政府当局者と共謀した疑いがあると主張。一方、母親は「無実だ」と訴えている。 国際