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ブックマーク / xtech.nikkei.com (40)

  • 【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」

    MacBook Airの外観は無駄がなくてスマートですけど,中身は無駄ばかりってことですか?」。作業の後に宇野記者が発したこの一言が,分解を終えた技術者たちの感想を代弁していた。 日経エレクトロニクス分解班は,国内大手パソコン・メーカーの技術者複数名の協力を得て,再生が困難なところまでMacBook Airを解体してしてみた。その結果明らかになったのは,意外な内部構造だった。参加した技術者たちは,「事前の想像と全く違った」「ODMの製品も含めて,これまで見たどんなパソコンとも違う」と振り返る。 技術者一同を驚かせたのは,非常にコストのかかる作りになっていたことである。例えば,部品を固定するネジの数が極めて多い。キーボードを据え付けるものだけで,30ほどもある。「全体のネジの数は,うちの会社が作る場合と比べて数倍」(技術者の一人)。上下の筐体をつなぐヒンジや外装部品の内面を見た技術

    【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」
  • まさに堅気のWinny、P2Pのファイル転送サービス「Squidcast」開始

    当面はベータサービスとして提供する。サービス開始の初日、既に登録可能な最大数をオーバーしてしまったが、近日中にユーザー登録を再開する見込み 米国のベンチャー企業であるスクイッドキャストは2008年1月28日(米国時間)、大容量ファイルをユーザー同士が交換し合える無料サービス「Squidcast」を日米同時に開始すると発表した。ファイルを送りたいユーザーと受け取りたいユーザーがSquidcastのWebサーバーへアクセスし、そこでファイルを交換し合う。最大の特徴は、交換するファイルの大きさや数に制限がないこと。サーバーを用いない新しい概念のファイル転送方法で実現した。1つで数百MBから数GBに及ぶ静止画や動画をいくつでも送れるうえ、保存する期間に制約がない点も特徴だ。ファイルを送る場合はユーザー登録する必要があるが、受け取る側は不要。当面は、ベータサービスの位置付けで提供する。 企業やプロバ

    まさに堅気のWinny、P2Pのファイル転送サービス「Squidcast」開始
  • 3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro

    Excel仕事のツールとしては非常にポピュラーなソフトですが,多機能がゆえに,その便利な機能を十分に使いこなせていない人が非常に多いのではないでしょうか。そこでこの連載では,“操作自体は決して難しいものではないけれど,意外と知られていない”というExcelの便利なテクニックを厳選して紹介していきます。ぜひご期待ください!

    3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro
  • 真髄を語る 改めて『プロジェクトX』から学ぶ:ITpro

    プロジェクトの目的自体に問題がある場合はさておき、プロジェクトを成功させたくないと思っている人はいない。プロジェクトを成功させるために、「プロジェクトマネジメント」という考え方と手法があると聞けば、どのようなものか関心を持つはずだ。ただしプロジェクトマネジメントは、カタカナ表記をしている通り、欧米流の考え方であり手法であって、日に合う面と合わない面があり、注意が必要だ。 もっともらしいことを書いているが、記者活動の一環として6年ほど前に「プロジェクトマネジメント」を紹介する記事やコラムを書き始めた当時、筆者の姿勢はこうしたバランスを欠いており、「欧米ではこうしている、かたや日は」という「ではのかみ」であった。その最たるものが、日プロジェクトの象徴と言える人気番組『プロジェクトX』に絡んだ一件である。 2003年2月17日、日経ビジネスExpress(現・日経ビジネスオンライン)の連

    真髄を語る 改めて『プロジェクトX』から学ぶ:ITpro
    simomm
    simomm 2007/12/24
    プロジェクトマネジメント PMBOK
  • 特集:基礎から理解するデータベースのしくみ - 特集:基礎から理解するデータベースのしくみ:ITpro

    「データベースはブラックボックス。どんなSQL文を投げたらどんな結果が返ってくるかさえ知っていればよい」---そう思っている人も多いかもしれません。 しかし,物のソフトウエア・エンジニアを目指すのであれば,データベースが動く仕組みを学ぶことは避けて通れません。パフォーマンスなどに問題が生じたときどこから手を付けていいのか皆目見当がつかない,といった事態に陥りかねません。 市販のRDBMSの内部はかなり複雑ですが,基的な部分を理解するのはそれほど難しくありません。この特集でデータベースの動く仕組みを理解してください。 イントロ ●ブラックボックスのままでいいの? 基礎から理解するデータベースのしくみ(1) Part1 ●SQL文はどのように実行されるのか 基礎から理解するデータベースのしくみ(2) 基礎から理解するデータベースのしくみ(3) 基礎から理解するデータベースのしくみ(4) 基

    特集:基礎から理解するデータベースのしくみ - 特集:基礎から理解するデータベースのしくみ:ITpro
  • 特許情報を基に技術間の「距離」を定量化,異分野参入時の判断材料に

    東京工業大学 精密工学研究所 客員教授の大嶋洋一氏は,2007年11月6日に開かれた「第4回東京工業大学精密工学研究所知財シンポジウム」で講演し,対象とする技術分野の規模と,半導体技術との関連性(距離感)を特許情報に基づいて定量化する分析手法について説明した。例えば,半導体技術を強みに異分野に事業展開したいと考えている企業の場合,技術規模が大きくても半導体分野から縁遠い分野では強みを発揮できない可能性が高い。こうした状況を特許情報から定量化し,判断材料にしていく。 特許面で見た技術の規模は,「SPレシオ(semiconductor patent ratio)」という指標で表す。これは1年間に米国で登録された特許のうち,対象とする技術キーワードを明細書の中に含む特許の件数を,「Semiconductor」を含む特許件数で割ったもの。SPレシオが1よりも大きければ,半導体分野よりも特許件数が多

    特許情報を基に技術間の「距離」を定量化,異分野参入時の判断材料に
  • “次のアマゾン”、リアーデンを知っていますか?:ITpro

    現在、米国で「次のアマゾン・ドット・コムになるのでは」と期待されているベンダーがいる。企業向けの調達サービスを展開するリアーデン・コマースだ。ソフトウエアをインターネット経由でサービスとして提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)ベンダーの注目株でもある。 同社は2007年に入って格サービスを開始したばかりだが、2007年の前半だけでユーザー数を約30倍の約600社に増やした。ユーザーは、英グラクソ・スミスクラインや米モトローラ、米ワールプールといった名だたる大企業から社員数十人の中小企業までさまざまだ。同社のダン・フォード プロダクト・マーケティング・ディレクタは「年内には1000社に達する見込み」と語る。 企業向けで足場を固めた後、いずれは個人向けサービスに参入するのが同社の目標だ。そこで「次のアマゾン」を目指す。そんなリアーデンのサービスとは、どんなものだろうか。 調達

    “次のアマゾン”、リアーデンを知っていますか?:ITpro
  • 【CEATEC】「持ち歩いてデモできるのはわれわれだけ」,イスラエルExplay社が小型プロジェクタを披露

    イスラエルのExplay Ltd.は,手のひらサイズの小型プロジェクタ「oio」のプロトタイプを披露した。同社Vice President Business DevelopmentのNoam Zur氏らが「CEATEC 2007」のJETRO BIZMATCH会場で個別に説明している。「“第2世代”は,2008年から2009年にかけて製品化するというロードマップを持っている」(Zur氏)とする。 プロトタイプは,手のひらに載る程度の大きさで,バッテリーを組み込んであり,iPodなどから映像信号を入力するだけで実際に映像を投射できる。輝度は7ルーメンのQVGA(320×240画素)である。簡単な暗幕の中ではかなり明るく感じた。また暗幕なしで壁やノートに投射しても,A4サイズ程度なら十分楽しめる明るさである。「これだけ明るい映像を映せるマイクロプロジェクタでバッテリー駆動できる試作品を持ってい

    【CEATEC】「持ち歩いてデモできるのはわれわれだけ」,イスラエルExplay社が小型プロジェクタを披露
    simomm
    simomm 2007/10/07
    小型プロジェクタ
  • 水平分業の世界で日本企業が競争力を上げるには---プロセス型製品編

    前回のコラムでは,デジタル家電の産業構造がモジュラー化/水平分業化/コモディティー化していく中で,日企業がどのようにしたら競争力を上げられるかについて考えてみた。そのポイントは,米Intel社のモデルを日流にアレンジすることのようだ。 その成功例として三洋電機のDVD用の光ヘッド・ビジネスについてとりあげた。同社は光ヘッドの高度な技術ノウハウをブラックボックス化したプラットフォームを構築し,それを中国などのアジア企業に広く提供することで高いシェアを獲得することに成功した。完成品と基幹部品の両方を手掛けることの多い統合型の日企業が,その強みを生かして基幹部品に軸足を置くことで競争力が上がるという一つの成功パターンである。 続いて稿では,サプライチェーンのレイヤーを上流にさかのぼって,プロセス型の産業構造を持つ基幹部品やさらに上流の基幹部材そのものが水平分業化する状況について,どうした

    水平分業の世界で日本企業が競争力を上げるには---プロセス型製品編
  • 人はみな「Intel」を目指す?---「オープンな世界」と「クローズドな世界」を結ぶ「プラットフォーム」とは

    人はみな「Intel」を目指す?---「オープンな世界」と「クローズドな世界」を結ぶ「プラットフォーム」とは 前回のコラムの最後で,日が得意とする垂直統合モデルや擦り合わせ力を生かして,水平分業化/モジュラー化した世界で競争力を上げる一つの方向として,「日の得意技によって生み出した技術ノウハウをクローズドなところに押し込めてブラックボックス化すると同時に,オープンな『窓』のような部分を開けて,世界的なレベルでの販売量拡大と外部のイノベーションの成果を取り入れることだと思われる」と書いた。今回はこれについてもう少し突っ込んで見ていきたい。 これについてはネタ元がある。東京大学21世紀COEものづくり経営研究センターの小川紘一氏が執筆された論文『我が国エレクトロニクス産業にみるプラットフォーム形成メカニズム』である。とても刺激的な内容であった。まず共感したのは,以下のくだりである。 「オー

    人はみな「Intel」を目指す?---「オープンな世界」と「クローズドな世界」を結ぶ「プラットフォーム」とは
  • 「自分でつくるしかない」のはなぜか---「垂直統合モデル」で勝つ条件を考える

    「日の正月」の風物詩のようになった箱根駅伝。特にマラソンが大好きなわけでも,出場選手を知っているわけでも,出身大学が出場しているわけでもないのに,ついつい見てしまう。「山の神,ここに降臨!」というアナウンサーの絶叫に苦笑しながらも,箱根の坂を必死に登っていく選手を手に汗握って見つめた。と同時に,合間に流れるビールのテレビCMの映像が美しくて,これにも見入ってしまった。 ほかのCMも久々にじっくり見たのだが,最近のCMはなかなか工夫して作られているものだと感心した。内容としては,環境への優しさ,品質の作りこみ,さらには「ものづくり」をアピールするものが多いようだ。運転の仕方で燃費が変わるとエコドライブを推奨する自動車メーカー,「品質は作る人の想いから生まれる」と製造工程を紹介する化粧品メーカー,「ものづくり魂で頑張る」と現場の技術者が宣言する自動車メーカー,原料から「自分でつくるしかない」

    「自分でつくるしかない」のはなぜか---「垂直統合モデル」で勝つ条件を考える
  • HPが「Print 2.0」戦略を発表,写真共有サイト向けに印刷サービス提供など

    米Hewlett-Packard(HP)は米国時間8月28日,新たなプリンタおよびイメージング製品やWebベースのサービスを発表し,同社の印刷分野における新戦略「Print 2.0」を明らかにした。 同戦略は,1)商用分野に向けた次世代デジタル印刷プラットフォームの提供,2)Web経由の印刷支援,3)デジタル・コンテンツの作成および配信プラットフォームの拡張を主な柱とする。それぞれの概要は以下の通り。 1)商用分野向け次世代デジタル印刷プラットフォーム 商用プリンタ「XL2200 Industrial Wide-Format Printer」を発表した。同社初の圧電型印刷ヘッドとなる「HP Scitex X2」を装備する。「大量印刷が必要な商用分野において,印刷速度の向上とコスト削減を実現する」(同社)。 2)Web経由の印刷 「Flickr」や「Snapfish」など人気の高いオンライン

    HPが「Print 2.0」戦略を発表,写真共有サイト向けに印刷サービス提供など
  • 「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro

    「答えを教えて欲しい、そうすればうまくやってのけるのに」。進んでいる他国や他社から熱心に学ぶ姿勢は、かつて日人の長所であったが、現在は短所になっている。「答えのない世界」に今、我々はいるからだ。ではどうすべきか。それを考える一助として、大前研一氏が2006年10月25日に「『答えのない世界』を生き抜く鉄則」と題して行った講演の内容を紹介する。これは、日経コンピュータ創刊25周年記念セミナー「ITがもたらすビジネス・イノベーション」における基調講演であった。講演時期から8カ月あまりが経過しているものの、講演に込められたメッセージは不変・普遍である。(写真:栗原 克己) おはようございます。日経コンピュータ創刊25周年、誠におめでとうございます。25周年ということですから、この25年間に起こった世界の色々な出来事を私なりに考えてみます。いかにこの世の中の変化が激しいか、また変化の勢いがいかに

    「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro
  • 印刷技術および有機材料を用いた照明製品の市場は2012年までに29億米ドルに,米NanoMarkets社が予測

    印刷技術および有機材料を用いた照明製品の市場は2012年までに29億米ドルに,米NanoMarkets社が予測 米NanoMarkets, LCは,印刷技術および有機材料を用いて製造した照明製品の市場が2012年までに29億米ドル,2014年には59億米ドルの規模に達する見通しと発表した(発表資料)。同社は,有機ELやカーボン・ナノチューブを使用することで,高効率な新しい照明製品を作れるとする。車載用照明,信号,ディスプレイのバックライト,一般照明,建築および産業向けの照明などの市場が拡大すると予測する。 液晶ディスプレイの製造においては,バックライトがコストの38%を占める。このため,有機EL,特に印刷技術を用いて製造される有機ELは,製造コストを削減する新たな材料として,市場拡大の可能性が大きいと分析する。有機ELを用いたバックライトは,米Universal Display Corp.

    印刷技術および有機材料を用いた照明製品の市場は2012年までに29億米ドルに,米NanoMarkets社が予測
  • 2GBのネットアルバムとデジカメ写真プリントサービスを無料で提供

    アイディアシンクは2006年11月9日、デジタルカメラで撮影した写真のプリントサービスやネットアルバムサービスを無料で提供する「Priea(プリア)」を開始すると発表した。サービスは2006年11月11日から開始する。 Prieaは無料の会員登録(住所・名前・電話番号・メールアドレスなど)をすれば利用が可能になる。ネットアルバムサービスは無料で利用可能で、1ユーザーが利用できる容量は2GB。アップロードした画像は特定のURLを教えることで友人などにも見せられる。それらの写真にコメントを挿入することも可能。ただし、画像をダウンロードすることはできない。 プリントサービスも無料で提供。1カ月60枚までと制限があるものの、写真に広告を挿入することでL版の写真印刷と配送料を無料にしている。広告の種類は2つあり、ユーザーが自由に選べる。企業のロゴが画像左隅に挿入されるタイプと、L版の写真を2分割して

    2GBのネットアルバムとデジカメ写真プリントサービスを無料で提供
  • 単分子スイッチ実現に向け,理研とUICが有機単一分子‐金属電極間接合の可逆的制御に成功

    理化学研究所(理研)は米The University of Illinois at ChicagoUIC)と共同で,単一分子と金属電極間の接合状態を可逆的に制御することに世界で初めて成功したと発表した(発表資料)。現在,大量の情報を高速に処理する次世代の素子として,単分子のスイッチやトランジスタが期待されている。有機単一分子素子には,半導体や金属の素子では実現が難しい機能や電気伝導特性を任意に設計できる利点がある。今回の成果は,こうした単分子素子の開発につながると,理研は説明した。 理研とUICの研究グループは今回,有機分子としてイソシアニド(NC)の末端基を持つメチルイソシアニド(CH3NC:MeNC)を,金属電極として白金(Pt)を用いた。MeNCは,炭素原子(C)に局在する孤立電子対により,Ptの結晶表面(111面)に1足で直立する形で吸着する。この状態で,水素(H)ガスを室温で

    単分子スイッチ実現に向け,理研とUICが有機単一分子‐金属電極間接合の可逆的制御に成功
  • プリンタブル・エレクトロニクス向けの導電性銀インク市場は,2014年までに12億米ドルに,米NanoMarkets社が予測

    米NanoMarkets, LCによれば,プリンタブル・エレクトロニクスの製造に使われる導電性の銀(Ag)インク市場の出荷額は,2014年までに12億米ドルに達するという。2007年の出荷額は1億7600万米ドルだった。

    プリンタブル・エレクトロニクス向けの導電性銀インク市場は,2014年までに12億米ドルに,米NanoMarkets社が予測
  • 国際分業時代の「帝国主義」

    連休中のある日,屋をブラブラしていると刺激的なタイトルのに目がとまった。『新帝国主義論~この繁栄はいつまで続くか~』(武者陵司著,東洋経済新報社)である。なにげなく手にとって,パラパラとページをめくってみて「共同体内分業と共同体間分業」という小見出しが目に飛び込んできたので(同書p.163),さっそく購入した。このコラムでも何回かとりあげてきたグローバルな分業について,面白い知見が得られるのではないかと思ったからである。 書自体は,不況に陥っている国がほとんどないという好調な世界経済の原因を「帝国主義」というキーワードを軸に解明しようとするものである。書をひと通り読んでみて,経済学に明るくない筆者でも,なぜグローバル化が進み,なぜ中国やインドが急速な発展をとげることができたのか,理由の一端が分かったような気がした。書は様々な示唆に富んでいるが,ここでは先ほど注目した,共同体内分業

    国際分業時代の「帝国主義」
  • 日経クロステック(xTECH)

    ニュース解説 堺市・川崎市・さいたま市で定額減税の誤記載判明、いずれも富士通Japan製パッケージ 2024年6月に始まった所得税・住民税の定額減税を巡り、複数の政令指定都市の事務処理で相次いで誤りが判明している。堺市は2200人、川崎市は9927人、さいたま市は4343人に誤った税額などを記載した納税通知書を発送していた。2024.06.24

    日経クロステック(xTECH)
  • プログラミングの良書100冊!(2)

    プログラミングの第一歩は,とにかくプログラミング言語の文法を学ぶことです。以下,主要な言語別にお薦めの書籍を紹介していきましょう。 C言語 C言語の入門書と言えば,誰もが最初に挙げるのがBrian W. KernighanとDennis M. Ritchieが著した「プログラミング言語C第2版」です。このは著者2人の頭文字をとってK&Rとも呼ばれ,長い間Cプログラマの間で「バイブル」「原典」とされてきました。書の第1版に「Cの言語仕様を定義する」という役割があったことが大きな理由です。実際,初期のコンパイラはこのの巻末資料をもとに作られたものです。もっとも現在はANSIやISO/IECが言語仕様を策定しているため,厳密な仕様を知りたければそれらの仕様書を見るのが筋と言えるでしょう。 K&Rの良い点は,入門書としてわかりやすいことに加え,C言語の設計思想を開発者自身の言葉で読める点で

    プログラミングの良書100冊!(2)