原題も「Mank」 マンクとは「市民ケーン」(1941)の不遇の脚本家 ハーマン・マンキウィッツ(ジョゼフ・マンキーウィッツの実兄) のあだ名 デヴィッド・フィンチャーの父親、ジャック・フィンチャーの脚本に 映画会社による政治活動や、社会革命運動の弾圧というテーマを加え 息子デヴィッドが改稿し映画化したもの 伝説的な映画人のエピソードがいくつも散りばめられていますが 史実ではなく、あくまで二次創作のフィクションということ 交通事故で脚を骨折してしまったマンク(ゲイリー・オールドマン)は 田舎の牧場の1軒家で、ドイツ人家政婦のフリーダ(モニカ・ゴズマン)と 筆記係のリタ(リリー・コリンズ)とともに オーソン・ウェルズ(トム・バーク)から依頼された脚本を 6週間で仕上げることになります そこから彼のそれまでの行動と アカデミー脚本賞を受賞するまでが描かれるわけですが 脚本家だけあって、とにかく